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HSPを自覚して~自分と他人の境界線があいまいなことに気づく~

引き続き、HSPを自覚した私の思考の変化を書いていきます。今回は自分と他人の境界線があいまいなことに気づき、自身でコントロールを始めた話です。


HSPを自覚して、「自分と他人の境界線があいまいになりやすい」ということを知った。HSPは、共感力が高く、他者の状況を自分のことのよう捉えてしまいがちだ。

共感力が高いのは良いことだ。しかし、高すぎると他者に感情移入し、まるで自分がその状況に置かれているように感じてしまう。私はまさに他者の状況を自分の状況のように感じてしまっていた。

例えば、他人が人間関係で悩み、私がその愚痴を聞く。すると、まるで私が悩んでいるみたいに感じてしまう。また、HSPは深く処理をする。それもあり、私は今まで他者の悩みの原因や背景まで知ろうとしていた。

自身がHSPと自覚して、「自他の境界線が薄い」ということを知った。もしかしたら、私は他者に無意識に踏み込み過ぎていたかもしれない。つまり、自分と他人の境界線があいまいになっているかもしれないと思った。

本来、悩みを解決するのもしないのもその人自身の問題である。しかし、HSPを自覚する前の私は、きちんとそう思えていなかった。友人や職場の人間等、距離が保てる関係だったら、まだ境界線が見えていた気がする。

私は家族の愚痴を毎日ずっと聞いていた。最初のうちは境界線を保てていた。しかし、毎日毎日、辛い辛い、嫌だ嫌だと聞かされている間に段々自分のことのように感じていった。いつの間にか自分と家族の境界線があいまいになったかもしれない。

また、HSPは自然と相手の立場で物事を考えることが出来る。その為か人の役に立つことが嬉しかったりもする。私は家族の話を聞くうちに、「そんなに辛いなら何とかしてあげたい」と思うようになっていた。

そうして話を聞くうちに、いつしか「私だったらどうするか」と考えてしまうようになっていた。そして、色々な情報を調べては疲れきるを繰り返す状況になっていった。

HSPは深く処理する。そのおかげで、苦なく色々な情報を集めることが出来た。それにより、私自身がビジネスや人間関係の知識がついていった。そのことが、自分に還元出来てることもあった。

深く情報収集することで、自分にとって、プラスなこともあった。だから、余計に自分と家族の境界線があいまいになっていることに自身が気づかなかった。

今はHSPを自覚して、自身を客観視すると、「自分と他人の境界線があいまい」ということが見えてきた。なので、自身以外の悩みを聞いた時は、知識として調べる程度にしようと私は自身のコントロールを始めた。

私がHSPである以上、他人から悩みを相談されたら、深く処理して共感するこのことは変えられない。その自分は丸ごと受け入れる。ただ、見てる世界が違う可能性やスルーした方が良いこともあるかもしれないと思うようになった。

これからは第一に自分を大切に考える。そして自身が疲れない程度に知識をつける。残りの時間は自分のために使おうと決心した。


HSPを自覚し、自分と他人の境界線に意識をしっかり持ち、自分をコントロールすることで疲労も減りました。その結果、あいまいだった境界線がハッキリしてきました☺️

最後まで読んで頂きありがとうございます🍀

☆次回は体調悪い時は無理しない。身体が動けない時の話を書いていく予定です。




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