マイルCS 分析

まずは、今日の京都芝レース。
馬場はコース替りではあるが、極端に内が有利かと言われると悩む。内、外両方で差しは決まるため差はそこまでないと仮定。

血統的には、ロベルトやノーザンダンサー持ち。(特に欧州型ノーザンダンサー)
父サンデー系で母系や母父に上記血統を持っていることなど。短距離ではサドラー持ちも。
今日の京都7レースもペースが上がり流れると前が止まり、欧州型の底力が発揮されていた。究極のタフというよりサンデー系のスピードと欧州型ノーザンダンサー、ナスルーラ、ミスプロなどの組み合わせには特に注目。
直近で、高速馬場に泣いた人気薄には明日も要注意したい。

ここからはマイル出走馬の各馬分析。
このレースでは、有名なところの傾向は、
●安田記念とは真逆の性質を持つ。
→前半が流れてスプリント要素を必要とする安田。非SS系が目立っていたがマイルは前半は比較的落ち着いた流れが多く坂を上りきった後か外回りの直線からの瞬発力直線勝負が多くSS系特にディープが目立つ。
ただ、特に多いのはパワー系のディープや、ディープ✖️ノーザンダンサーやヌレイエフなどの組み合わせや、昨年のステルヴィオのようなロードカナロアなどのミスプロ系の好走が多い。


1番ダノンキングリー
ディープ✖️ストームキャットの米国型。
前走出遅れて後方から差しきり勝ち。
ただ、そのレースっぷりに惑わされるがその日はインが壊滅的で、外指しが目立っていた。どこまで評価していいものか過信は禁物かと。
欧州的な底力も乏しく高速馬場向きかと。横には先行したい馬もいて、包まれて抜け出せるかという不安点がある。この馬が走るならスローの直線勝負が1番ベスト。1キロの恩恵と位置取りでのりさんが上手く導けるかが鍵。軸にはしにくいか。

2番グァンチャーレ
父スクリーンヒーローの欧州型に母父米国型、母母父欧州型ノーザンダンサーの馬。
安田記念では大健闘の4着。マイラーズも含め高速馬場合うと思う。逆にタフ馬場ではどうか。金杯や前走も含めの感想。
京都自体はあうし、いまがピークかと。
今回面白いのはハナを切りたいのがマイスタイルくらいで、番手に控えれるとスローの展開なら紐で買える範囲かなと!

3番マイスタイル
父ハーツクライ✖️母父フォーティーで、距離延長と広いコースはプラス。
今回のハナ候補で、どれくらいのペースにするかが読めないが、坂前で2ハロン緩めると思うので、それを踏まえても能力的に厳しいかなと。

4番レッドオルガ
父ディープ✖️母父欧州型ノーザンダンサー系
タイプ的には向いてるが、エリモ牝系は東京のイメージ。加えて鞍上がテン乗りの若手で内枠。
進路を探して外に回りtheエンドのイメージしかわかない。

5番インディチャンプ
父ステイゴールド✖️母父キンカメ
安田記念覇者が1番の懸念。
特にこの馬は超ピッチ走法で叩きとはいえマイラーズの負け方が気になる。
ローテーションは、余裕残しの毎日王冠から絞ってでてくるであろう。
この馬はスローよりある程度流れたほうがいいが、馬場が綺麗ではない分、能力を発揮できる馬場ではない。素質で紐にもってくることもあるかもしれないが、頭は厳しい。

6番フィアーノロマーノ
父欧州型ノーザンダンサー✖️母父米国型ノーザンダンサー。
この馬は中山などの小回りかつ、流れた厳しいペースで活躍する印象。
今回も先行するとは思うが直線伸び負けると。

7番ペルシアンナイト
父ハービンジャー✖️母父SS系
一昨年の覇者。前走はこの馬通り。叩いた今回期待。
血統もぴったり。あとは現状の能力が通用するか。
直近も気配は悪くはないが、頭があるかと言われると厳しい。しかし人気しないのであれば紐には必ず入れておきたい。
加えて追い風は鞍上のマーフィー騎手。中穴馬として!

8番プリモシーン
父ディープ✖️母父欧州型ノーザンダンサー
この馬も血統的に悪くはないが走るベストペースは流れた方がよい。前走の凡走が今回取捨に悩ませる。
長くいい足を使う馬なのでビュイックがどこまで能力を引き出すか。わからない場合は、買っておく。

9番クリノガウディー
父スクリーンヒーローの欧州型✖️ディアブロ米国型。
距離はベスト。馬場も良し。あとは鞍上と位置取り次第。前走もう少し前でレースをしてほしかった。
今回は真ん中の枠でスムーズに位置取りできれば。
馬体の上積みは感じる!成長力に期待!

10番アルアイン
父ディープ✖️母父米国型ナスルーラ系
パワー系ディープで昨年三着。
内枠がほしかったが、真ん中に。しかし今回の鞍上は
今日も勝利に導いたムーア騎手。こーゆう馬を動かすのは上手そうで不気味。前走のダメージも少なそうで、目標はここか。先行勢が手薄で上手く前につければしぶとく残すであろう。買い方を気を付けないといけない馬の印象!連まであるか!?

11番カテドラル
父ハーツクライ✖️母父欧州型ノーザンダンサー系。
前走は指し届かず。これからこーゆうレースが多くなりそうな馬。展開次第なところがある。
ただ、鞍上はどちらかというと外国人やつまらず突き抜けれる鞍上の方がいい。
直線が長いことはプラスで、パワーを行かせれば!
晩成型のハーツクライ産駒だし、こちらもクリノガウディー同様成長力に期待!
血統的にも悪くわないので、紐では必ず!

12番モズアスコット
父フランケル欧州型ノーザンダンサー✖️母父米国型ノーザンダンサー系。
昨年はぶつかる不利があり、凡走。しかし安田記念の覇者ということは適正的には疑問。状態面は悪くないが個人的にはここまでに2走走らせる必要があったのか?ただ、使っての方がいいのは安田記念の連闘で証明済み。一度崩れたフランケル産駒の建て直しはなかなか厳しいものがあるが、復調上向きではある。
和田なら追えるし、関西圏ならと紐には必ず入れておきたい。

13番タイムとリップ
消し

14番ダノンプレミアム
父ディープ✖️母父欧州型ロベルト系
血統的には◎!
展開もスローの瞬発力勝負なら現役屈指。
外枠だが、先行勢も少なく後ろ過ぎず先行勢を見る形の中段前目外側だろう。
正直この馬のリズムと抜け出し、追い出しができれば勝つのはこの馬だと思う。
ただ、問題は道中スムーズに運べるか、スタートの悪夢は無いか←(こればかりは予想できない笑)
1番の懸念材料は天皇賞秋の反動含め疲れが無いか。
追いきり開始の時期を見ると杞憂に終わりそうだ。
パワーも持ち合わせたこの馬の古馬G1をとってほしい。現状、本命候補。

15番ダイアトニック
父ロードカナロア欧州型ミスプロ✖️母父SS系
鞍上人気に感じる一頭。
距離延長に関しては問題ないとは思うが、京都巧者ではあるもののいつもより遅い入りのペースに対し鞍上がどのポジションで折り合うのか。
ただ、一度鞍上で走っているのは好感。外枠はあまり言いようには感じないが、鞍上がどこまでこの馬の良さを引き出すか。
外枠で条件が多い馬は軸にはしにくく、人気しているのであれば定石通り嫌いたい。ただ消すのは怖い一頭。

16番エメラルファイト
父クロフネ米国型ノーザンダンサー✖️母父SS系
内枠ならとは思ったが外枠だと。
前目につける可能性もあるが、控えたとしてもキレ負けすると。消し。

17番レイエンダ
父キンカメ✖️母父欧州型 ロベルト持ち
瞬発力には良いイメージはある。展開も悪くない。
あとはこのオオ外枠でルメールがどのようにエスコートするのか。ロスが多くなるが、前が早くなければスタート後先団にとりつくことも可能なのか?
15番同様クリアする条件が多いイメージ。
あって紐まで。

展開的にもハナをきるであろうマイスタイルがどこまで飛ばすかがペースメーカーになると仮定。つつく馬も見当たらず、逆に先団は団子状態でコーナー迎える可能性あり。
スムーズにいけるのであればダノンプレミアムからはいりたい。能力でやはり軸にしたいかなと!
ただ、相手は人気通りになるとは限らないと現状みている。
最終は当日パドックを見るが、注目しているのは、
5、9、10、11、12。

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