So SakuraGized! 編集後記 モデリング編
初めに
こんにちは。ぷれはぶです。
So SakuraGized!一万回再生(YouTube)ありがとうございます。想定より三倍は伸びてて驚いています。みなさまの高評価および温かいコメントも励みになっております。
もともと続編を出す予定はなかったのですが予想以上の反響をいただいたのでSo SakuraGized!編集後記第二弾としてモデリングについて書きました。
この記事の内容
私はモデリングが本業ではないのでこの記事ではモデリングの仕方ではなくこういうことしてましたという内容が中心です。オタクが話したいことを話す、そんな内容を多く含むので苦手な方はブラウザバックをお願いします。
モデリングへの挑戦
モデリング挑戦のきっかけ
最初にモデリングを取り入れてみようと思ったきっかけはこちらの動画です。
やっぱり普通では撮影できない角度の表現ができるのは魅力の一つですよね。モデルの完成度も非常に高く車両のかっこよさを最大限引き出す映像に仕上がっておりできるものなら自分もやりたい!と思いました。
しかし、この時点での私はモデリングに挑戦する気はあまりありませんでした。以前にRealTrainModの車両をモデリングしようと思いMetasequoiaを触っていたのですがさっぱり操作感がわからず諦めたことがあったからです。
それからしばらく時間が経ち関東トレインさん・SQUAREさんの相鉄直通合作 単品などを見て以降やっぱりやってみようと思いました。
初めてのモデリング
Blenderというソフトを使ったとのことでしたので自分もダウンロードし触ってみると…非常に操作しやすい…!
最初は複雑な造形がなく簡単そうな東急8000系の先頭車を作りました。
Metasequoiaを触っていた時には考えられなかったレベルの造形が簡単にできてしまい驚きました。このタイミングでモデリングへの思いに火が付きました。
東急9000系
そんな感じでモデリングへの思いが高まったところで素材をどうするかで行き詰っていたSo SakuraGized!(当時はSo NRGized ! Toyoko Line ~2004というタイトル)に活用することを思いつきます。自分で車内放送を喋ってそれを刻むのは気が引けたので自動放送が付いていた車両をメインに作ることを決定。
2004年1月末までの東横線で自動放送を搭載していた車両は9000系と一部の8000系でした。9000系は東横線時代に何度も乗っており思い入れのある車両ということもありこの車両を作ることにします。
これが意外とうまく行ってしまいモチベーションは最高潮となりました。
車内を少し作りこみ一か月ほどで形になってしまいました。東横線時代を思い出して一人で感動してました。
一方でうまく行かなかった車両も
9000系で完全に調子に乗っていた私は作中ですれ違う相手を用意するためほかの車両のモデリングにも手を出しますが…
当時の私には切妻スタイル以外の車両を作るのは早かったようです。残念すぎる見た目になってしまいました。
やっぱり切妻
というわけで切妻スタイルの別の電車を作ることにします。
やっぱり切妻ならうまく行きます。シンプルなデザインなのにカッコいい東急電車ホントにすごい。
8500系を作ったついでで8000系も作り直しました。
床下はほぼ9000系から引っ張ってくることにしました。そこまで気にならないし時間もかかるので妥協。(台車のみパーツを少し変更)
車両ができたのならば走らせる場所を作らなければということで駅の制作に取り掛かります。
駅
駅の制作に取り掛かる時点で音声の方もかなり進んでおり、武蔵小杉~日吉の間で通過のシーンを入れることが決定していましたので元住吉から制作することに。当時は地上でしたのでYouTubeなどでホームの大まかな幅や配線、駅名標・発車標・時刻表などの位置を調べ各モデルを制作、組み合わせました。
最初は夜間走行シーンにしようと思ったのですが01K|急行|新横浜と対照的にしたらいいのではないかと思い日中に変更しました。そして退避線へ入っている車両を追加したりアニメーションを付けたりして…
こんな感じで完成しました。架線ないのは後から気づきましたがレンダリングにとても時間がかかるのとなくてもそこまで違和感ないなと思ったのでそのまま放置してあります。
そして一度Blenderを離れAeで動画を進めていく過程で3Dが必要と判断した場面用に各駅を作りました。
今回の動画のサムネになっている場所は旧代官山を意識したものです。国土地理院の昔の地図をもとに実際の線路に沿ってパスを設定し走行させました。
横浜と桜木町も同じく国土地理院から当時の地図を持ってきて作りました。横浜に関しては一瞬しか映さないのとメインではないのでかなり大雑把になってます。桜木町の建物も写真を用意して大雑把に形を整えたハリボテです。意外とそれっぽく見えるのがありがたい。ホームはできるかぎり実際の設備などを配置してどこを映しても問題ないようにしました。
番外編?
ただ単に電車だけではつまらないので当時らしいものも登場させてみようと思いガラケーとテレビをモデリングしました。
動画本編ではつぶれてしまってよく見えませんがガラケーには菊名の乗り換え案内をメール風にして表示させています。
テレビに関しては実際に存在したものがモデルとなっています。2000年2月?発売のSONY KV-14MF1というテレビです。比較的シンプルなデザインですが昔のテレビといった要素(個人的な主観ですが)が詰まっていたのでモデルにしました。動画内の表現のとおりVHS対応です。
本当はほかにも当時の流行りものなどを入れようと思っていたのですがうまく画面内に収める構図が思いつかなかったのでこれ以上は作りませんでした。
終わりに
ここまで見てくださった方ありがとうございました。文章を書くのにはまだまだ慣れていないところが多く見苦しい部分もあったと思います。申し訳ないです。
今回の記事ではそれなりに頑張って3Dシーンを制作したというのが伝われば幸いです。映像で一番大変だったのこれなので。
次回はAeへの移行か音声関連について語るかもしれません。
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