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Close encounter would occur anywhere ~ ハプニングは突然に: スペースシャトルと交差する

人間には、2種類のタイプがある。
気さくに誰とでも、すぐに打ち解けて友達になるタイプ、もうひとつは、なんとなくひとりでいるほうが楽というか、その方が好きというふたつのタイプである。
私は、これを
A) 笑福亭鶴瓶タイプ

B) 非鶴瓶タイプ
に分けて考えている。ただし、A)は、ある程度、ビジネス部分が入っていることは加味して考えた方がいいかもしれない。

私は,
B)タイプである。人見知りというよりも、あまりその人に立ち入るのは失礼かなと思ってしまうタイプである。
したがって、鶴瓶師匠のように「偶然にいろんなことが不思議とよく起きる」などということは当然少ない、というよりも圧倒的にないということになる。

しかし、そんな私にも「そんなことがあるのかな」ということが希にあったりもする。
例えば、Honolulu でたまたま歩いていた時に、ちょうど買い物をしてショップから出てきた人が、同じテニスクラブの知ってる人だったことがあった。A社のパイロットの方でプライベートで子供連れだった。
また、Singapore かMalaysia へ行くフライトで、向こう側の通路でサーブしているCAの方が、どこかで見た人だと思ったら、やはり別のスポーツクラブのメンバーだった。
まったく違うパイロットの人に聞いたことがあるが、こういうことが起こる確率はかなり低いことらしい。
そうはいっても、航空関係の人には、やはりうらやましいと思うことが多々あるようだ。私が聞いたことで、いいなと思ったのはコックピットから見る「流星群」である。360度に渡って展開する朝方の獅子座流星群はえもいわれぬ美しさで、幸せな気持ちになった、と彼は言っていた。北欧上空のことだったそうです。

さて、"非鶴瓶"タイプの私の最大のencounterはSpace shuttleに遭遇したことです。すこし古いことですが、それでも今でも脳裏に焼き付いています。Parisから帰ってくる時に太平洋上空でそれは起こりました。その日、スペースシャトルが帰還することは報道では知っていましたが、「あと1時間ほどでスペースシャトルとクロスします。」のアナウンスが突然流れたのです。乗客の多くは寝ていたと思うのですが、機内はざわざわとし始めました。そんなことがあるのかな、が正直な感覚でした。
しかし、本当にその時は来ました。「今から右前方よりスペースシャトルが通過します。」
それは思ったよりも大きくオレンジがかった色で、例のずんぐりとした形が、かなりゆっくりと後方へと流れて行きました。
Tokyo到着後に見た新聞1面の記事が、なにか違う世界の出来事のように感じたことを記憶しています。

私は、そんなにいろいろなことが起こらない B)の非鶴瓶 タイプでもいいかな、と思っています。

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