桶川市議選で当選された浦田充さんの出馬のきっかけを聞いて

12月11日、桶川市議選で自分と同じ疾患・筋ジストロフィーである浦田充さんが当選されました。
知人が紹介してくれた下記の記事で、今年4月に私が千葉市議選に挑戦したことに触発されて出られたと知りました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000586-san-l11
様々な方に応援していただいた自分の挑戦が、こうして繋がったのであれば嬉しい限りです。
何よりも自分の落選を見て、勇気をもって挑戦して当選された浦田さん、そして応援された方々、投票された方々を尊敬します!
私自身も、大学のゼミの友人である牛久市の伊藤裕一市議や、障害平等研修ファシリテーター養成講座でご一緒した後当選された伊勢崎市の高橋宜隆市議など、様々な方に触発されて挑戦に至りました。
実は、最終的に気持ちを固めたのは、下記の記事を読んでからでした。
https://withnews.jp/…/f0160710002qq000000000000000W04410101…
2015年に千葉市議会議員選挙に花見川区から「ニート候補」として出馬し落選された上野竜太郎さんのインタビュー記事です。
この記事を読んだ際、
「これまで立候補できないと思っていた人に、僕の立候補で選挙に出られることを伝えられたら目的は達成できた。世の中を変えられたわけじゃないけど、少しは民主主義に貢献できたのかなと思っています」
という上野さんの言葉が出馬を迷っていた自分の目に留まりました。
私と同じく無所属で地盤も政治経験もない彼の主張に、多くの方が耳を傾け、実際に投票したという事実を改めて受け止め、感動を覚えました。
それから、すぐに自分の主張をまとめ、準備をはじめました。
上野さんご本人にもメールをしましたが、アドレスが使われていないのか、返信はありませんでした。
なので、自分が当選し、メディアのインタビューをしていただけるなら、上野さんのことを話し、上野さんに目標が達成されたと間接的に伝えようと思いました。
結局、私も落選したため、それも叶いませんでした。
浦田さんの出馬のきっかけが、奇しくも私の挑戦を見て「障害があっても選挙活動はできるんだ」と思われたことだと知り、上野さんの目的が受け継がれていったように感じました。
浦田さんの当選がまた別の多くの方々に「自分にもできるかもしれない」という勇気を与え、それが拡がっていくことと思います。
浦田さん、おめでとうございます!
桶川市議としてのご活躍に引き続き期待しております!

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