keyball61を購入しました

はじめに

keyballというトラックボール付きキーボードが一部で話題になっています。
特に「理想の書斎づくり」さんの動画で多くの人が知ることになったかと思います。
私は普段Helix PicoとMX ERGOで作業しており、分割キーボード+親指トラックボールに慣れているため、ずーっと気にはしておりました。ただHelix Picoを作った際に、「けっこうお金かかるなぁ」と思ったのが正直なところでして、本気で買おうとはあまり考えていませんでした。
そんな私が改めてkeyballの事を考え始めたのは白銀ラボの実店舗閉店(休眠?)の知らせを見てからでしょうか。一度気になりだすと止まりませんでした。熾烈なkeyball争奪戦に勝って無事組み始める事ができました。というわけで、入手に向けての準備について記録を残しておきたいと思います。


購入前の準備

まず前提として、部品類はkeyballのキットを手に入れてからじっくりと選定しても問題はないです。ただ、届いたらすぐ組んで使いたいじゃないですか?というわけで私は事前に部品選定を進めました。
なお、keyball争奪戦に負けた際にはCorne CherryかLily58Proを組んでキースイッチとキーキャップだけでも使いまわそうと考えておりました。

キースイッチ選定

まず私が行ったのはキースイッチの選定です。
Helix PicoはLowProfileスイッチですので、MXスイッチの感覚が良くわかっておりませんでした。そこで遊舎工房さんの実店舗にキースイッチを試しに伺いました。
キースイッチも調べれば調べるほど沼だったのですが、事前に目星をつけていたのはAlpaca SilentとYushakobo Fairy Silentです。会社に持って行く際の事を考えて、サイレントリニアにしようと思いました。サイレントタクタイルのBobaT4も迷ったのですが、「タクタイルは疲れる」という話も見かけるので軽いリニアにしようと思い、最終的にYushakobo Fairy Silentを選びました。逆に「リニアは押し間違える」という説もあるので、ほんと人によるんだと思います。
店頭でのお試しの際に思ったのは、サイレントスイッチは表示されているグラム数より硬く感じるという点です。サイレントにするためのゴムが関係しているのだと思います。その点Yushakobo Fairy Silentは35gfと軽いので、ちょうどよく感じました。
とりあえず全部これで揃えましたが、端の列や親指だけスイッチを変えるとか、そもそも親指をChocにするとか、カスタマイズを考え出すときりがないのでまずは全部同じスイッチで組み上げて、使用しながら考えていこうと思っています。

キーキャップ選定

キースイッチの次は組み合わせるキーキャップです。
Helix Picoを組んだ際は無刻印の安いキーキャップを買いましたが、せっかくkeyballに組み合わせるなら少しこだわりたいなと思いました。ただキーキャップは種類が多すぎるうえに値段もピンキリでキースイッチ以上の沼でした。
そんな中、keyball関連情報を集めている人なら必ずお世話になるであろうDaihuku Keyboardさんの動画をあさっているとこの動画に行きつきました。

安価でキー数も多く、見た目がきれい、ということでキーキャップはXVX RETRO CHERRYのパープルに決まりました。こちらはAmazonで購入しました。
現在はAmazonではAmethystが売り切れており、公式にしか残っていなさそうです。

結果、確かにきれいで満足しているのですが、1uのキーが不足していて頭を抱えています。どうせキーは見ないので適当なキーで代用すればいいやと思っていたのですが、いざはめてみるともう少し整合していて欲しいというのが正直なところ。


その他部品購入

部品ですが、ビルドガイドによると、キースイッチ・キーキャップ以外に以下が必要です。

  • ProMicro

  • 直径34mmトラックボール

  • TRS(3極)ケーブル

  • Micro USBケーブル

34mmトラックボールですが、一般的にはペリックス1択と言われています。ただ、Amazonのレビューだとコーティングしないと微妙だとかサイズが微妙に合わなかっただとかネガティブなフィードバックも見受けられます。そこで私はエレコムの交換用ボールを購入しました。品質はエレコムの方が確実だろうと思ったからです。デメリットは色が赤しかないという点です。
結果、MX ERGOでボールを入れ替えた際の印象は極めて良かったです。

次にProMicroですが、USB-CにするかMicro USB Type-Bのまま進むかの2択です。MX ERGOでの充電もありますし、全然Micro USBでも良かったのですが、将来性を考えてUSB-Cにしました。

TALP KEYBOARDさんのUSB-C Pro Microが安かったのでこちらを購入しました。USB-C版はMicro USBより基板が長いらしく、キーボードによってはデザインを損ねる気がしたのですが、keyballは公式でtype Cの使用も言及されているので大丈夫だろうと考えました。
TRSケーブルとUSBケーブルはありものを使用する予定です。

争奪戦準備

肝心の争奪戦準備ですが、私の場合はたまたまtwitterでヨーキースさんの入荷連絡を見かける前に、上記の事前検討部品をAmazon/遊舎工房/TALP KEYBOARDさんに頼んでいました。争奪戦に勝った1番の要因はここにあると思っています。すなわち、「事前に一度遊舎工房で購入しておく」、ということです。他のサイトでもSHOPアカウントでの購入履歴を作っておけばそれでいいかもしれません。とにかく、今回のkeyball61争奪戦はおそらく1-2分で終了したので、住所の入力などをしている暇はありませんでした。購入ページをリロード、カートに入れる、即注文確定、という流れをスムーズにできたので買えたと考えています。想像以上に熾烈な戦いでした。。。

最後に

以上、keyball61購入までの流れでした。
次はビルドログを書こうと思います。

この記事はHelix Picoで書きました。

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