劣等者の逆襲
vivid undressの曲紹介26曲目。タイトルに全てが込められている歌。バンドとしてうまくいかない中、かなりの敗北感を味わった後で、それでも、強気で逆襲を誓う歌。自分がネタを書く時なんかに聴いたりしてます。気分もやる気も上がってくるので。
歌詞はこちら
いつ間違えたかしら?
答え合わせをしましょう
○も×も ちゃんと
ハッキリクッキリ書いて
人の思いとは
複雑に出来ていません
才能無い脳みそで
言いたいダケの奴が多すぎる
目に見えないものを選んできました
右向け左で前に習いません
限られた私を謳歌したくて
頑張って
死ぬほど生きてみたいんだ
描いてた世界とは ほど遠いけど
何が正解かわからないけど
誰も知らない未来は 誰も否定する権利はない
私達はこんなもんじゃない
ありふれたフレーズ
聞き飽きたクレーム
(うっせぇな黙って見てろ)
酔ってないよ?シラフよ?
何も為してない者の発言ほど虚しい
眼鏡かけて PC 開いて
お好きな世界へ ご自由にさぁどうぞ~
私はあの人を失った
あの人はあの子を失った
そうやって叶わない願いを重ねて泣いた
やがて私達は出会った
それを無理に運命と呼んで
これまでの不幸に意味を与えようね
神様はいない
だから祈らない
待っていたって来ない
叶うとか叶わないじゃなくて
いけ!いけ!いけ!!!
描いてた世界とは ほど遠いけど
何が正解かわからないけど
傷ついた過去が ここまで導いてくれた
これから未来で
さぁどうやって暴れてやろう
「頑張って死ぬほど生きてみたいんだ」は、どうせ死ぬなら、死ぬ前に死ぬ気でやってやろうというkiilaさんのvivid undressの活動の根底にあるものが現れているし、「神様はいないだから祈らない」の部分も、“My Real”の歌詞に共通するように、神様なんかは信じてないんだなってことが分かる。この、kiilaさんが歌を通じて主張してきた考え方がもろに出ている歌詞。「叶うとか叶わないじゃなくていけ!いけ!いけ!」の精神は全ての夢を追いかける人にとって必要なマインドだと思う。
「これまでの不幸に意味を与えようね」vivid undressのいろんな歌詞の中でもトップクラスに好きな言葉。どんな悲劇も喜劇に変わる。そんなウーマンラッシュアワー村本さんの言葉に救われた自分にとってこの考え方はいつも根底にあるもの。不幸だって、そのおかげでって出来事があれば、意味のあるものになる。不幸に意味が与えられた時、その不幸はただの不幸ではなくなる。幸せになりたい、報われたいだけの自分の行動の原動力です。
この曲は、尖ってる人にはかなりおすすめの曲です。それでは。
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