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サヨナラナミダ

スピカ・スピカがメジャーデビュー後9thシングルである燦々デイズをリリースした。その着せ替え人形は恋をするの主題歌になってることもあって、少しだけ注目されてるのかな?と気になったりもするけど、今回のメインは、カップリング曲であるサヨナラナミダ piano ver。

6thシングルの表題曲であるサヨナラナミダを、ピアノアレンジ版で再収録。これがものすごくいい。スピラ・スピカ史上No. 1なんじゃないかって個人的には思っている。

元々スノーマンというバンド時代に好きになったから、メジャーデビューしてからアニメソングばかりを担当することになにも思わなかったわけじゃない。自分がアニメを全く見ないってことが大きいけれど、またあの頃みたいな曲が聴きたいなとずっと思っていた。

メジャーデビューしてからタイミングが合わずなかなかライブに行けなかったけれど、去年からまた何度かライブに行き始めて感じたこと。それは、ライブでのサヨナラナミダえぐいなってこと。常にハッピー!な幹葉ちゃんが、このまま泣くんじゃないか?ってくらいの感情を込めて歌い上げる。喋りと歌声のギャップが魅力的なボーカルだけど、その歌唱力を爆発させてくる。ライブでこの曲が聴けたら当たり。いや、この曲のためにライブに行くようなもの。イヤヨイヤヨモスキノウチ!やじゃんけんキングみたいなただただ楽しい楽曲だけじゃない、スピカ・スピカが勝負するための曲。そう感じていた。

そんなライブバージョンにかなり近い今回のサヨナラナミダ piano ver。伴奏はピアノだけという構成。これがすごく幹葉ちゃんの歌声を引き立たせる。お肉を塩で食べるような贅沢さ。素材の良さだけで勝負してくる感じ。結果、今までとは違ったスピラ・スピカの魅力が存分に発揮されている。明るい楽しいだけじゃない。こんな引き出しもあるんだっていう。これからもライブで必ずやる曲になるんだと思う。とりあえず次のツアーも楽しみだし、徐々にチケットが取りにくくなってきていることが嬉しいし、寂しい。それでも売れるべきバンドだと信じてるし、幹葉ちゃんの魅力がもっと色んな人に届いて欲しいって願ってます。それでは。

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