「窮鼠はチーズの夢を見る」感想

夏休み特別試写会にて観賞した感想です。当方は大倉くんのファンです。今回の映画主演が決まったのを機に原作を購入し、繰り返し拝読してストーリーの流れを掴んでから臨みました。約一年半期待をしすぎているのではと自分で自分が心配になるくらいめちゃくちゃ楽しみにしていたのですが、期待を裏切らないすごい作品でした。当初予定通り何回も観に行きたい。


こういうシーンに対して自分はこう思った、という形式で書き残しているのでほとんど全てネタバレになると思います。台詞なども覚えている限り書いてみたりしてます。

個人的には原作を読む→映画のネタバレは入れず初観賞→観た人の感想をいろいろ見る のルートをおすすめする。

前半がっつり具体のネタバレ、後輩ふわっとした感想 一応ストーリー順に並べる努力はした




✂︎--------以下ネタバレ---------


大倉くんのビジュアル最高㊗️!!!て感じ
いつ何時かっこいいよ。最高最強

一発目のカットが大倉くんの脚からのお尻で、もうお尻だけで大倉くんってわかるよ〜!ってなった

スーツに真っ白なスニーカー派、マウンテンバイクで通勤する恭一さんのシーン

あれは今ヶ瀬の視点なんやと。次観るときは意識して観たい

記念日何がいいかなって話すところもまじで大倉くんだなって感じでまだ恭一さんと思い切れてなかったけど

BGMが記憶の限りでは全部ピアノで、珍しいなと思った
エンドロールの音楽も超お洒落だった

冒頭のシーン結構覚えてるな
二人の会話がマイルドだった 現代風て感じ
とりあえず寿司に行くのに、気づいたらちょっと洒落たホテルでキスしてて(原作通り)(でもなかなか濃厚)
一番最初の回はシルエットなんよな…
一回拒むけど今ヶ瀬が一気に詰めるあの緩急の感じがとても上手くて からのねっとりキスよ
映画秘宝でも言われてた通り今ヶ瀬の舌使い上手いんよ…成田凌さん恐るべし……
で、もうあのシーンがきちゃう 魚肉ソーセージのシーン…(by映画秘宝)
大倉くん(前髪あり超ビジュアル良い)が下パンツ一丁でモノ扱われて声出してはぁはぁ喘いでるんよ…何この映像は……アウト…×××ですね

一回今ヶ瀬の頭固定してたよな?え??いいんこれは??見ていいやつなんか?とずっと自問自答してた

からの、どうも、こんばんはみたいな落ち着いた普通のテンションでマンションの部屋に入ったその次のカットで、大倉くん女の人とおっ始めてるから…ええまってまって 幻見たんかな?言うけどおんなのひと側は完全に上半身は全部見え(トップレス)だったし大倉くん全然下も触ってた()し何を書いてるんやろ自分は 女性側から見た大倉くんの斜めのアングルが残像としてある 無の表情しとった(かっこいい)おぼろげな記憶だけど女性側の脚の間からのアングルだった気がするんよな…やばすぎ、、、
あれは構えて見ないといけない…原作にもないシーンで突然とんでも爆弾すぎた 近いアングルもあれば引きのアングルもある。わりと序盤、15分も経ってないうちに来る

マンション出てくるところを今ヶ瀬が張ってて、不倫相手と今すぐ別れるよう諭すんだけど(そうしたら奥さんに報告しない、と)今(別れるって)メールしたら彼女どう思う?別れ方にもポリシーがあるとか言い出す恭一さんほんとクズ

恭一さんの奥さん役の咲妃みゆさん可愛らしかったなあ まさに原作の知佳子さんとどんぴしゃ、大倉くんと並んで文字通りの美男美女だった 予告に出てくる今ヶ瀬の台詞、先輩昔からああいうタイプに弱いですよね、で予告ではたまきちゃんが映るけど、実際は奥さんのこと言ってたんだな…とプチ発見

知佳子さんが別れ話した時のキモチ悪いの、の言い方が原作読んでイメージしてた通りでうまい、と思った 突然泣き出すのも自然ですごい

予告の、はっとするくらいかっこよくて美しい振り向きアングルの大倉くんは夏生と再会した時だったのね

ぐでんぐでんの酔っ払い恭一さんかわいい ほぼ大倉くん
家で待ってた今ヶ瀬に寄っかかって、とんでもないもの見てしまったみたいになる夏生、のシーンも 原作まんま実写って感じだった

ダイアンボヌールの名前がちらっと出てきてて、なるほどコラボキャンペーンの理由…と思った 
同窓会に行かないという選択をしたんだよなあ 映画の中の恭一さんは

大倉くん演じる恭一さん、不倫相手も思いっきり貪っててクローバーのときから進化したな…と思った そしてそのままキスしながらベッドに移動して押し倒す そして引きのショットで自分は服着たままで相手は脱がす(脚しか映ってなかったけど)
不倫相手が一方的に悪いという訳ではなく、ただ恭一さんがクズという感じがしました

そういえば恭一さんは不倫相手を自宅に入れてない?よな そういう男か…確かに入れなさそう…向こうの家でばっかりヤるずるい男……

寝起きの恭一さんの視点で、ぼやっと人影と明るいものが見えて、恭一さんが眼鏡かけてクリアになった視界でもう一度同じところ見たら、今ヶ瀬がスツールに座って恭一さんのスマホを見ている、ってシーンが何回かあった
恭一さん宅にいる映画の今ヶ瀬といえばあのスツールに丸まって座っている、みたいな印象が残ったな 気まま(気まぐれ?)な猫みたいだった

屋上のシーンもほぼ大倉くん 公式Twitterの予告動画の前に、なんちゅうゲームしてるんや君たちは…

そういうシーンが5,6回はあるのでかなり覚悟が必要な作品ではある…

今ヶ瀬、自分の着てたものパンツまで全部脱いで洗濯機入れて恭一さんのパンツ匂って、そのまま履いちゃうのやばだった それはありなんか 成田さんスタイル良いとか思ってしまった パンツ一丁で掃除機をかける成田凌…(今ヶ瀬)これ成田凌さんのファン的には大丈夫なんかな…

アクロバティックシーン 前貼りだけして無限あらわだと当時ラジオで話していたことを思い返しつつ…
逆転したりまた逆転したりみたいなシーンも、BLと呼ばれる作品見るの初めての自分でもなんとなくわかるような感じで描かれていた

ふたりのどちらか一回イく…っておっしゃったよな…?

とにかくキス音がなかなかえぐいんよ…唾液が絡み合うぴちゃぴちゃ音がかなり生々しい ディープキスあるし 複数回あったと思う
あと肌と肌がぶつかり合う音と喘ぎ声
大倉くん最初されるがままなので すぐあっ…って声出しちゃう感じで こんなん見てええんか、、ほんまに、、という気持ちに

腰振ってるところが普通に映ってる はぁはぁ言いながら…大倉くんはひとりでする派(監督インタビューより)と踏まえてみると頭おかしくなりそう…

ずっとanan(動画)て感じやな おしり丸見えショットはananを思い出した

首の後ろのほくろがばっちり映る画角があって、関ジャニ∞だなあ…と思った

大倉くん体作りもだけど後ろから撮られるシーンもとても多くて、後ろ姿にも気を遣ったんかな?とか思った きれいなうなじ

噂のローションシーン もちゃんと あのお尻は大倉くんなんかな…
その翌朝よな ふたりのお尻丸出し何も着てませんのシーンは そして朝食を作る こんなときでも包丁さばきは上手い
そこにくっついていく今ヶ瀬ほんと彼女みたいだったというか 彼氏のことが好きで好きでたまらない彼女

全裸で朝食作ってるシーンでも包丁捌きの良い大倉くん

キッチンを斜め前から映す画角で大倉くんがキッチンの手前端の方にいて、もう一歩横にずれたら前見えちゃうよ…みたいな位置に立ってて いやいやいや?やっぱりあの映像は幻か?

恭一と今ヶ瀬、服交換して着てるのやばい ダウンジャケット絶対交換してたと思うんやけど
冬の装いの男の人は良いな…とめちゃ思った 大倉くんはダウンとか私服であまり着ないキャラ(コート派)だと思っているので新鮮だった
あと単純に二人の顔が似てる どっちがどっちかぱっと見わからない瞬間があった
これも映画秘宝からで、ゲイのカップルって似たもの同士が多いらしいのでそこも意識したと監督が話してらして その予備知識入れて見たら大正解だった 

今ヶ瀬と夏生のばちばちシーンもすごい 夏生が本当に戦闘モード全開 今ヶ瀬はずっと落ち着いたトーンで、動と静って感じ 原作にもあった、みすみすドブに溺れさせる訳にはいかないのよ、ドブですか、ドブよ。と掛け合うシーンが映画にもあるのだけど、映画ではドブ、と言い合っていてより強かった
遅れてきた恭一さんは今ヶ瀬の隣に座るし、同じドリンク(酒)頼むしで、夏生も呆れて笑っちゃってた感じやったけどほんと、おいおい!となるんよな カールスバーグな

この後の夏生と恭一さんのホテルのシーンも削られてなくてよかったな 原作のそんなこと考えてるから勃たないのよ、が、映画ではそれが勃たない理由?と変えられて

終盤で、恭一さんが家帰ったら自分の部屋着(パーカーセットアップ)着てる今ヶ瀬を変態って小突くシーンがよかった 言い方が好きだった

今日は帰ると言うたまきちゃんを見送ってからの車に駆け寄りそこで待つ今ヶ瀬に弾んだ声で行こう、やないんよ…何するのかと思いきや次のカットでは今ヶ瀬連れ込んでセしてしまってるから…完全に浮気、恭一さんまじで何なん最低やな……とは何回か思った

お互いもうそういう年だろ、の台詞はここで出てくるんだなと思った、恭一さんが壁にもたれかかってななめ向かいに今ヶ瀬がいて
原作で読んでいたより冷たい印象をもった こんな話をしていますが交わった翌朝の話で2人とも何も着てないからな…シーツというか掛け布団で隠してるけど…大倉くん本当に絞ったね…

会社でたまきちゃんと話してるときも若くて可愛い子にでれでれするおじさんて感じで、ほんと顔が大倉くんじゃなければただのセ○ハラおやじだなと思った

たまきちゃんが原作ほど悲壮感なくてよかった
原作では事件に巻き込まれて振られて…と悲しいことばかりだから

恭一さんの部屋のベッド、壁際に寄せて置いてあるところが良い!逃げ場がないところ

心底惚れるって…の台詞は2回出てくるんやね
恭一夏生、今ヶ瀬元カレの4人のときと、最後の海のシーン

コトコト煮込む料理を作る女と付き合うと良いですよ、って今ヶ瀬に言われて、その後のシーンでたまきにコトコト煮込む料理って作る?って聞く恭一さんは素直でかわいらしかった 愚直とも言う

ここでプリンが出てくるか〜なるほど、と思った

最後の方、たまきが買った青いカーテンを恭一さん家に付けるんやけど、家に来た今ヶ瀬がだっさいカーテン、って言うんよ それに対して恭一さんはだな、って同意するんよ 正確な台詞は忘れたけど このやり取りは原作にはないけど足されていて これ聞いてつくづく恭一さんはクズだなって思った でもなぜか呼び捨てにはできなくて、恭一"さん"とつけてしまう

終盤のシーン、ああ大倉くんゲイバーで目情出てたなあ!と思い返してしまった

たまきちゃん置いてカフェから出て行ってそのまま今ヶ瀬と合流して海行ったん?つくづく最低すぎるな

一番最後のそういうシーンで白のボクサーパンツ?だった大倉くんやば 記憶に残っている
と思ってたんやけど、あれは恭一ではなくて他の男性と(行為をしている)ではと解釈してる方がいらっしゃって…
恭一さんがたまきちゃんを振った同時刻に今ヶ瀬は泣きながら他の男とそういうことをしている…としたら、あまりにつらすぎて それなら今ヶ瀬が泣いてる意味がわかるんよな 

原作と違うラストってこういうことか…みたいな
微笑んでるんやもん恭一さん


以下、作品全体についてのふんわりとした感想
恭一さんある意味亭主関白というかなんというか 女性には気を遣ってるつもりだし実際遣えてると思ってるけど、女性側からしたら全然違うみたいな…あるあるよね

大倉くんと成田凌さん、顔の大きさが同じなんよ…
大倉くん相当絞ってて顔の無駄な余白一切ありません!の時期だから元々小顔なのがさらにスーパー小顔になってる時期なんやけど、成田さんと並んでも顔の大きさ変わらないんよな 成田さんのスタイルが良い

奥さんもたまきちゃんも夏生もみんなはまり役ですごかったな!事前にテキストで読んでたほど嫌な女には思わなかった すべては恭一さんがひどい男なのが問題では…

たまきちゃんが事故に遭ったり夏生と付き合って旅行ドタキャンして…みたいな原作の女性に関するシーンはばっさり切られていて、主役の二人が際立つシナリオにうまく持っていかれているのだなと

たまきちゃん、敬語とタメ口の混じり方が嫌らしくなくて良いです

窮鼠、とにかく建物や家具がめちゃくちゃおしゃれ インテリアが超おしゃれ
あのアジアン料理屋さん?行きたくなった

恭一さんの眼鏡姿も最高だった フレーム極細がよい
髪のセットが素晴らしくよくて、クローバーのときと全然 こうも違うか、ってくらい違ったな

裸で朝を迎える恭一さんのシーンが何回もあって、ジャイアントベイビー…エンジェル…みたいな気持ちになってしまった 我ながらきもいね

ベッドシーン、大倉くんと成田さんの体格差がめっちゃちょうどいい…て感じやった 二の腕の太さ全然違うんよ 骨格からして倍くらい違う これを見て個人的には絶対大倉くんが恭一さんだし成田凌さんが今ヶ瀬だわと思った 逆は想像できない 絶対配役これで正解

予告で使われているかわいいねえお前は、のシーンだけでも破壊力抜群と思ってたけど、実際本編観たらそれを超えるシーンの連続

直前に原作もう一度読んで臨んだのもあって、答え合わせみたいにしながら観てた部分があった 映画そのものを見れてない感じはある

公開されたら、眼鏡をかけて最前列で観ようと思う…そういう映画

早くもう一回観たい…と思い始めているので、これはシャブ 危険

なんか未だに情報量多すぎて処理しきれてない感じがする

この先大倉くんのこと見たら変な気持ちというか、不思議な気持ちになりそう