2021.1.23<自立・自活>

あおくん、朔ちゃんお疲れさまです。

昨日は疲れてしまって、瞬間に見たこと聞いたことをそのまま書いただけなので、非常に雑な文書となってしまって、私はああいうやっつけ仕事をするのが本当に嫌だからもやっとした気持ちで朝を迎えました。あ、お風呂も入らなかったしねww


さてさて、あおくんへ。

あなた、33だったよね?33年間培ってきたものを今一度思い起こしてみてください。大学生じゃあるまいし、その10年以上多く生きているんだよ?たとえ冗談だったとしても私はそのまま受け取りますから、そのまま思ったことを伝えます。

時給900円で悩むな。自分のキャリアを安売りするな。何もできないとか、資格がないとかそういうことではないの。あおくんが培ってきた33年の人生はとっても価値があるもので、それを社会に還元するときに1時間900円で売ろうなんて言語道断です。探しなさい、求めなさい、そうすれば与えられます、必ず。仕事って人がやらないことを代行するっていうのが基本なわけで、世の中名前のつかないような隙間のそのまた隙間産業みたいな仕事がいっぱいあります。そういう仕事のほうが時給が良くて、でも簡単だったりして。私がやったのは大きな会社のレビューを書くとか、オンラインの家庭教師とか、テレビ番組の文字起こしとか。まあ、コンビニやウーバーイーツのアルバイトとなんて比較にならないほど時給がよかったよ。工事現場の日雇いの人よりも日給換算したらもらってたよww見つけるのはセンス。でも、面接行くだけとか、話聞くだけならこちらもダメージないと思うから、「一度聞いてみよう」「こっちが選んでやるんだ」くらいの気概で探してみるのがいいと思うよ。

朔ちゃんへ

火傷、大変だったね。でも病院行ったみたいで安心しました。私は心配できるけど治療はできないからね。。。朔ちゃんに連れてきてもらったこの現実を見つめると、自立したなあって嬉しくなる。やっぱり、18歳を過ぎたら家を出ましょうっていうアメリカの文化は子供にとって正しいことだと思う。自立してみると自由で嬉しい以上に、ひとりの人間という素養が成長する気がするの。これは実家暮らしでは絶対に得られない、自由である種気高い強さみたいな。ひとりじゃないと得られないものだから、恋人と同棲とか実家暮らしから結婚とかっていうのでは絶対に得られないもの。

朔ちゃんを見ていると時々子供っぽくて唖然とする時があるんだけど(もちろんあおくんも!これはだめだったって感情について文字数使うよりももっと具体的に分析すりゃいいのにって良く思うwバイトもしてるのに、時間は有限だよ)、それでも下地には一人暮らしの長さがきちんと感じられる。元旦那にはない強さというか、孤高さというか…。私は離婚しなければその美しい孤高さは得られなかった。断言できる。だって実家暮らしから同棲にトレースしたようなものだったからね、ひとりで自立自活するっていう経験は今がはじめてだから。

子供部屋おじさんなんて言葉があるけれど、あれは本当よ。就職していようがニートだろうが実家暮らしの男ってどこか魅力がない。元夫がそうだったし、幾人かそういう人を見ている。親と仲がいいとか悪いとかでもない。たぶん、自分で決断できないところにダサさがある気がする。「家にいればいいじゃん」っていう親の言葉に流されているなあって感じる。自分で頑張ってみたい!って気概を持てないんだと思う。結局ズルズル。

私もひとりっこだから、関東に出てくるときはグダグダ言われるの覚悟したよ。言われて当然だと思う。だからね、原稿作った。反論とか心配って言葉で私の心を折られないように、一切の苦言が入らないような完璧な原稿を作ってそれを暗記して親に伝えて、そこから3週間で引っ越した。覚悟決めたの、あの時。一生家にいたら私はだめになるって直感でわかっていたから。かっこよくなりたかったから。幸いにして、元夫がこっちにいたから、まあかこつけてねww

親は心配したとしても、その心配に流されているようじゃ結婚もできないんだろうなって今はわかる。結婚したとしてもね、配偶者と必ずもめる。親戚関係でけんか耐えなくなることは目に見えている。

そんな意味でも私は今、朔ちゃんのおかげで本当の意味で自立して自活しているって思う。


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