コンビニ人間を読み終えて

久しぶりに小説を読み終えた

普段、小説を読む気分になれないのだが、いつも通っている地区センターの図書コーナーに並べてあった「コンビニ人間」をパラパラと流し読みしてみたら、ホントにコンビニに関する内容が多く書かれていたので「これなら馴染みあるテーマで読める」と思い読み始める

コンビニで働く主人公を追いながら、自分に似ていると感じながら読み進める
作品中にもある「こちら」と「あちら」があるとするなら確実に僕も「こちら」の人間だ
一般的な思考、つまり常識が欠けている
とはいえ、罪を犯したり他人に迷惑をかけるつもりも無く、ただ大きなシステムに流されている時が無機質で気楽と感じる時がある

作品後半で、それまでの生活と変化していき最後には元の「コンビニ店員に戻りたい」という気づきは面白かったし満足した

けど、現実の話しだとしたら「もう少し違う世界も見てみたら?」と思った
まぁ私的な思考を除いてコンビニ人間としてコンビニの一部に取り込まれた方が生きやすいという感覚はとても理解できる

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