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ガラスの仮面が面白すぎる!!

すでに公開を終了してしまいましたが、「ガラスの仮面」無料公開されてました https://twitter.com/LINEmanga/status/1822651687674232941

この漫画、あまりに面白すぎませんか?
400話以上あるのにグングン読めて、つい徹夜してしまいました。
結構スポコンものっぽいというか、マヤと亜弓の熾烈なバトルが話の中心でもあるので、手に汗握る展開が興味深かったし馴染みやすかったです
(四大元素のあたりとか、将太の寿司みたいな料理バトルものの展開で面白かった🍣)
いろいろ書きたいことあるのですが、たぶんとっ散らかってしまうので一番気になることだけ書きます。


速水真澄の恋はかなうのか?!

速水真澄が可愛らしすぎる!
魅力的なキャラクターだけしかいませんが、自分にとっては真澄が一番気になる人です。
「速水英介の養子にして、大都芸能の社長」と、「マヤを愛する紫のバラの人」の二つの姿の間で悩み苦しむ様子がいじらしくて仕方がない!

物語後半は板挟みすぎて、しょっちゅう白目向いてる

マヤの演技に魅了され、いつしか恋心にまで成長してしまったのにもかかわらず、そのマヤからすれば対立する芸能事務所の社長にして母の死の要因を作った仇敵でもあるというこじれ具合…
どうしてこうなったのか!?

罪があるのは確かだけど、それでいうと月影先生のほうがよっぽどな気もするし…

恋の対象であるマヤもまた魅力にあふれていて、芝居に取りつかれた狂人にして天才であるということが、これでもかというほど描写されるけど、
その一方で純朴で朗らかで…放っておけない危なっかしさもある。
そんなマヤに作中の登場人物は男女問わず魅了されていくのですが、真澄は間違いなくその筆頭でその愛の大きさは作中随一であることは間違いない。

なんか愛が大きすぎて、しょっちゅうキモくなるのも可愛いところだと思う

芝居の中で別の男を愛するマヤの姿から目を背ける桜小路と、それとは反対に真正面から見据える真澄…この度量の違い!
本心を隠し敵対するふりをしながらも、全力でマヤをサポートする有能さ!
台風に見舞われた『忘れられた荒野』の舞台で、亜弓ですら到着をあきらめたのにただ一人駆けつける王子様っぷり!
全編通して、あらゆる面でカッコよさがあふれているのですよ!

台風の中、駆けつけるのカッコよすぎる…!

いい年してウブな真澄さん

その一方でその生い立ちから仕事だけに生きてきたせいでものすごくウブ…っていうかなんか未成年みたいな恋愛観してないですか?!

そうは言うけど精神年齢的には大差ない気がします…

似ているキャラでいうと銀英伝のラインハルトというか、別荘の花のくだりなんかは、まんまラインハルトの花束事件そのもので笑っちゃいました。
冷血漢を演じて、憎まれ役のふりをしながらマヤを支援している時は文句なしにカッコよかったのに…
自分の恋心を認めてからはもうダメダメなんだけど、それもまたこれまでの姿とギャップがあって、どうにも嫌いになれない。

そのセリフその顔でいう真澄さん好きすぎる…

あと度量があるといった後であれなんですが、真澄さんものすごく嫉妬深くて、全編通して桜小路に対しては敵愾心むき出しだし、危うく秘書を殺しかけるのもどうかと思います!

10も下の小僧にこの表情で嫉妬は面白すぎるでしょ…

波乱万丈な恋路の中でようやく結ばれたかと思いきや、身分違いの恋には定番の婚約者が引き起こす事件もあって、あっさりハッピーエンドとはいかない。
このむずがゆさの中で話が途切れてしまっているので、今自分の中では消化不良でどうにも収まりきらないんですよね…

婚約者がメンヘラ化…というか完全に病ませて話を引き延ばすのは力業すぎる

ともかく二人の恋路以外にも面白さ満点の漫画だったので、無料公開が終わった今、全巻揃えようと思います。
50巻もいつまでも待ってま~す!
https://amzn.asia/d/8XzKNoE

ちなみに

マヤに狂わされた男性筆頭が真澄さんなら、女性筆頭が亜弓さんですかね?
マヤさえいなければ完ぺきだった…マヤがいたからより高みへと昇れた…心に醜さが芽生えたのもマヤのせいだった…

ずっとすれ違っていた二人がようやく本心を打ち明け、本物のライバルになれた時は涙しちゃいました

このケンカの後に二人してあおむけで倒れる様子といい、盲目になったのが実質デメリット付きのパワーアップイベントだったのといい、やっぱり少年漫画チックな要素多いですね。
(盲目の強キャラは少年漫画の特権)

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