読書感想文#23 僕は君たちに武器を配りたい
【僕は君たちに武器を配りたい】
・従来の学歴社会がある程度崩壊してきている。
┗明治時代、学問のすすめから学歴を身に付ける事によって、将来は成功できるといったような保証がなされてきていた。
しかし、現在では、京都大学の医学部を卒業したところでワーキングプアである。
同様に、社会人になってからも勉強をするようにもてはやす人々は英語やITスキルといったよくわからないものを勧めたがる。
「不安解消マーケティング」
┗消費者の不安を煽ることによって購買行動を促すマーケティング手法
近年はインターネットの情報によって学ぶためのコストが急激に下がっている
┗海外の優秀な学生がオンラインで講義
資本主義の転換点として、「交易」「略奪」「生産性革命」が存在した。
国としての経済発展は期待できない。政府もすでにそのように発表をしている。
現役学生の段階で企業をすると、将来的に労働力が下がった時期に失敗に陥るケースが多い。
一度就職をして社会の流れを感じ取った後での起業という選択肢も存在する。
コマーシャルをたくさん売っている企業はそれだけ商品に魅力がないことに等しい。
お客様に対して良心的な企業は、従業員に対しても寛容であることが多い。
今まさに輝いている企業は数年後に輝きを失ってしまっている可能性が高い。
資本主義の世の中において、「専門性」「橋渡し」の能力で利益を得ている人は将来的に価値を失う可能性が高い。
マーケターとしての価値は、顧客に「差異」を伝えられるかどうか。
機能や性能以外に、色やデザインといった顧客が感じる差異を生み出す。
販売を行う場所を変えるだけで、得られる利益も異なってくる。
自分の頭を使わないでビジネスをしていれば、カモにされる。
今落ち込んでいる業界で、将来的にナンバーワンになることができる企業を選択せよ
イノベーションとは、新結合。今存在している技術の組み合わせ方を変えることによって対応することができる。
徹底的にパクる。または、全く反対のことを考えて実行する。
世の中には凡人の方が多い。だから、凡人をいかにして動かすか、という方向で頭を動かした方が良い。
リーダーはクレイジー。
自分でリスクを管理できる環境に身を置く。
普通の人がやらない一手間をかけることによって、他人が得られない情報を得ることができるようになる。
英語などの短期的なスキルは奴隷の学問である。
リベラルアーツのように、自由な学問を学ぶことに対して時間を使っていこう。
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