見出し画像

中国輸入で輸入禁止されている商品

中国から輸入できない商品、輸入してはいけない商品を解説します。
知らなかったでは済まされないので、注意して仕入れましょう。
メルカリやアマゾンや販売しているからといって安易に輸入してはいけない商品があります。

税関のサイト・特許情報のサイトをチェックしよう

まずは税関のサイトで輸入が禁止されている商品をチェックしましょう。
税関のサイトはこちら
関税法で輸入が禁止されている物品には、次の12の分野のものがあります。
≪税関サイトより抜粋≫
1.麻薬及び向精神薬、大麻、あへん及びけしがら並びに覚醒剤(覚せい剤原料を含む。)並びにあへん吸煙具
2.指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)
3.拳銃、小銃、機関銃及び砲並びにこれらの銃砲弾並びに拳銃部品
4.爆発物
5.火薬類
6.化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2条第3項に規定する特定物質
7.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第20項に規定する一種病原体等及び同条第21項に規定する二種病原体等
8.貨幣、紙幣若しくは銀行券、印紙若しくは郵便切手(郵便切手以外の郵便料金を表す証票を含む。)又は有価証券の偽造品、変造品及び模造品並びに偽造カード(生カードを含む。)
9.公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品
10.児童ポルノ
11.特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品
12.不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為(これらの号に掲げる不正競争の区分に応じて同法第19条第1項第1号から第5号まで、第7号又は第8号に定める行為を除く。)を組成する物品                          

それに加えて、商標権・意匠権・特許権が申請されている物は、特許情報プラットフォームのj-platpatというサイトで検索が出来ます。もし偽物か不安という場合は、こちらでチェックしてみましょう。

                           

ブランド品

中国から偽ブランド品の仕入れはやめましょう。99.9%はニセ物になります。
偽ブランド商品を仕入れた場合、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金になります。
偽ブランド商品と知りながら、販売を行った場合は、商標権侵害(商標法78条)10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方を科せられます。
相手に本物だと偽って販売を行った場合は詐欺罪(刑法246条)となり、詐欺罪の場合は、10年以下の懲役刑で、罰金刑はないので、より重い罪になります。
税関で処分され、破棄処分の費用も払わなければなりません。
また、メルカリやアマゾンのECサイトのアカウントが一発で停止になり、永久ブラックリスト入りのリスクがあります。
膨大な集客を誇るメルカリやアマゾン等のプラットホームのアカウントは1度アカウントが利用停止になると復活できないので規約に従って規約違反だけは本当に細心の注意をしてください。

似たようなデザインでも違反!商標権、意匠権にも注意

有名ハイブランド品のデザインや柄を模造したりデザインが近い商品なども商標権、意匠権の侵害で輸入できません。
そのデザインがブランドのイメージを連想できるものは違反の対象となります。
有名ハイブランドでいうと、チェック柄で有名なBURBERRY(バーバリー)、ルイ ヴィトン ダミエ柄の 偽物には要注意ですね。

偽物の仕入れを防ぐには以下の点に注意しましょう。

・商品ロゴ(文字)が入っている

・絵などがプリントされている

・商品タイトルに「正品」と入っている

上記の情報が掲載されている商品は偽物の可能性大なので絶対に取り扱わないでください。

キャラクター商品

タオバオやアリババまたは中国国内から商品を仕入れようとすると、日本で有名な商標権を侵害した商品が非常に多くあります。
日本で商標権を侵害した商品を販売すると商標権の侵害で逮捕される可能性が高いです。
商標権侵害のある商品を輸入した場合に、関税局から輸入差し止め通知がきます。
輸入物が本物か偽物かの調査が行われ、商標権を侵害していると判断された場合、異議申し立て、もしくは破棄しなければならず、対応の時間と処分の費用がかかります。
商品の品代、送料、時間の全てが無駄になりますし、量が多い場合は金銭的な損失がかなり大きくなりますし、滅却処分という商品を破棄処分する手数料も必要になります。
某美顔ローラー系の商品も類似商品を輸入するのはやめましょう。

食品 食品衛生法

食品衛生法
食材に触れるすべての商品で例えばキッチン用品などが該当します。
毎年検査が必要になります。
また、6歳以下の、子どもが扱うおもちゃも検査が必要になります。

化粧品 香水

直接肌につける香水やオーデコロンは、薬事法上の「化粧品」として多くの規制を受けます。輸入にあたっては、その点に十分注意してください。
化粧品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法)の規制を受けます。なので、まずは輸入するうえで商品が何に該当するのかを確認することが重要です。
薬事法 厚生労働省 各都道府県 薬務課に許可を申請してください。

安全基準やコンセントのある商品

PSマーク
https://www.kttays.net/mark/risaikurumark0406.html
レーザーポインター・ベビーベッド・ライター・ヘルメットなど
経済産業省
https://www.meti.go.jp/index.html

Bluetoothつきの商品

電波法
http://www.tele.soumu.go.jp/

ドローン・ラジコンなど


航空法 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/