快勝でGSを締めくくる / 女子チャンピオンズリーグ GS Matchday6 ☆ スラヴィアプラハ vs ローマ
いよいよ最終節となるGS第6戦は
12月22日18:45(日本時間23日2:45)
キックオフ。
アウェイの地、プラハの
エデンアレナで開催されました。
固定されてきたスタメンを
4人ほど入れ替え、
フレッシュな布陣で迎えた試合は
ローマがボールを支配して
スラヴィアプラハの堅い守備を
穿ち続け、圧巻の3ゴール。
誰がピッチに立っても遜色ない
選手層の厚さを見せつけ、
チームの揺るぎない成長ぶりを
示すものでもありました。
UEFAのリザルトはこちら ↓
以下、詳細。
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会場入り。
集中を高めているでしょうか。
両チームスタメン >>
ウォーミングアップ。
酷寒という気温では
なかったようですが
雨模様の試合となりました。
本降りとなった雨の中
キックオフ。
序盤からローマはボールを支配、
次々と決定機を作っては
ゴールを狙いますが、
そこはスラヴィアプラハ。
前節ヴォルフスブルク戦で
雨あられと打たれたシュートをしのぎ
スコアレスドローに持ち込んだ
鉄壁の守備、守護神ルカショバの
ファインセーブ連発もあり
なかなかゴールラインを割れず。
しかし焦れることなくいつものように
虎視眈々とゴールに迫り続けた31分、
グリオンナの持ち上がりから
ロマンを経てジャチンティが先制弾。
次いで37分、CKを得て
ジュリアーノが速いボールを
ペナルティエリア中央へ送ると
コルマッツが頭で合わせて、
見事なセカンドゴールが決まり
リードを広げます。
怪我明けから様子を見ながら
ベンチ入りしていたチコッティ、
16歳ながら落ち着きがあり、かつ大胆な
プレーぶりのクラムザルなど
控えにまわる時間が長かった選手たちも
スタメンレギュラーたちとも
遜色ないプレーぶりを披露し、
ローマの選手層の厚さを
見せつけた前半でした。
後半開始間もない49分には
20mを超えるかという距離からの
FKをジュリアーノが
狙いすました軌道で蹴り、
ゴール前にいたリナリが
ダイレクトでシュート。
相手の意表を突く形で決まり
0-3とします。
大きくリードを広げたローマは
余裕を持って交代カードを切り、
出場時間が少ない選手を次々と
ピッチへ送り込みます。
63分、まずスーパーサブの役目が多い
ラサロ、そしてチノッティ、
ランドストロムを。
81分にはフェラーラとカイツバも
ピッチに入り、
女子チャンピオンズリーグへの
デビューを飾りました。
交代策により
公式戦に慣れないメンバーが
ピッチ上に増えたこともあってか、
なんとかして追いつこうと
反撃に出たスラヴィアプラハに
ゴール前に迫られて、
試合終盤は必死に守るシーンが続き
冷や冷やしましたが、無事完封勝利。
快勝でベスト16のグループステージを
終えることができました。
スプーニャ監督インタビューによる
試合レビュー >>
すでにベスト8進出を決めた状態で
集中力を保ち続けるのは簡単ではないが
選手たちはよく集中し、良い連携を取って
それぞれの良さを発揮し
素晴らしい試合をしました。
多くのゴールを決められたのも良かった。
そして若いザラ・クラムザール
(2006年生)が
チャンピオンズリーグデビューしたことを
私たちは喜んでいます。
彼女は非常に優秀で、
素晴らしいプレーをしました。」
「交代により多くの選手が出場しましたが
プレーの質は落ちませんでした。
私たちはそのことにとても満足しています。
それはチームが非常にうまく
機能していることを意味します。
すべての選手は準備ができています。
実際、ピッチに立った全員が
素晴らしいプレーをしたことに
とても満足しています。」
「この試合を終え、
ここから少し休暇があります。
その後、コッパ・イタリア、セリエA
そして数か月後にやってくる
チャンピオンズリーグ
準々決勝について考えます。
欧州最高レベルのチームと
対戦することになりますが
私たちのやり方で
2つ(ホーム&アウェイ)の
試合に臨みます。」
試合ハイライト >>
*フルマッチ映像はこちら
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最後まで頂点を目指し
グループ首位通過にも
挑む意気込みでしたが
強豪ヴォルフスブルクがそれを許さず、
グループBを2位通過でのベスト8進出と
なりました。
しかしチャンピオンズリーグ初出場にして
ベスト8入り、しかも負けは1つのみの
勝点13という輝かしい歴史的快挙を
成し遂げました。
ベスト8・準々決勝の
組み合わせ抽選は2023年2月10日。
クリスマス休暇を挟んで
ローマの挑戦は続きます。
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