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プレビュー ☆ バルセロナ vs ローマ / 女子チャンピオンズリーグ 準々決勝 2ndレグ

1stレグから1週間を経て、
バルセロナで行われる第2戦は
現地時間3月29日(水)18:45
(日本時間3月30日1:45)キックオフ。

2021年、バルセロナ女子チーム
創立50周年を記念しての
スペイン女子1部リーグ
エスパニョール戦以来
6度目のカンプノウ開催となる
今回の試合。
ローマ 南萌華選手は無事出場となれば
山本摩也選手(エスパニョール:2021年)、
熊谷紗希選手(バイエルン:2022年)に続き
カンプノウのピッチを経験した
3人目の日本人女子選手となります。




28日には試合前記者会見が行われ、
スプーニャ監督とロサーダ選手が
インタビューに応えました。


スプーニャ監督のコメント >>

■ 準々決勝を通過する可能性は
 何パーセントですか?
 あなたはそれを信じていますか?

「私は数字が得意ではないので
正確なパーセンテージを
言うことはできません。
私たちは試してみます。
それを信じています。
1stレグの結果は、2ndもまだ
オープンな試合であることを
示しています。
バルセロナは力強くスタートし
終始仕掛けてくるでしょうが、
全力を尽くします。」

■ バルセロナとの対戦で
 ローマは何をしなければ
 なりませんか?

「非常なインテンシティと大きな心、
犠牲を伴う試合をしなければならない。
堅いディフェンスと
カウンターアタックがあるでしょう。
我々は覚悟する必要がある。
準々決勝でバルセロナと
プレーするとなれば
このようになるのは当たり前です。」

■ ロサーダ選手はカンプノウに来ての
 感情について話しました。
 ほかの選手たちは
 どのように見えましたか?

「この素晴らしいスタジアムで
試合をすることができて幸運です。
思いはあるでしょうが、
試合のために封印するでしょう。
試合に集中しなければなりません。」

■ この数日間、ロッカールームで
 どのように過ごしましたか?

「我々は可能な限り
穏やかに過ごそうとしました。
1stレグではこのような強いチームと
どのように対峙するかに集中しました。
我々は彼らをリスペクトするでしょう。
非常に難しい試合になります。
素晴らしい感情と強さで
重要な準々決勝を作ります。」

■ こんなに短い期間で
 カンプ ノウに来ると
 思っていましたか?
 この経験はローマに何を残しますか?

「このように短い時間で
ここに来ることを望んでいました。
ローマにやってきたとき、
野心的なクラブに入ったことは
分かっていました。
そして、これらの段階を踏むのに
短い時間しかかからなかった。
この経験は何を残すのでしょうか?
多くの気づきが得られることを
願っています。
そのために、私たちは次のラウンドと
重要な経験のためにプレーしています。
それは私たちがさらに
強くなるのに役立つはずです。」

■ ローマは今週末試合がなかったが、
 バルセロナは試合
(Liga F レアルマドリード戦)
 しました。長所と短所は何ですか?

「彼らの試合は厳しいものでした。
準々決勝でプレーすると、
自分の強さを見つけることができる。
バルセロナの何人かの選手は
休んでいますが、
我々は確かに彼らより1日余計に
休むことができました。」

■ オリンピコでは0-1で終わった。
    プレッシャーはありますか?

「はい。しかし、私たちは
このプレッシャーを受け止めたいと
思っています。
このレベルに居たいのであれば、
プレッシャーを感じなければならず、
それに耐えなければなりません。
1stレグではいくつかの
チャンスがありました。
その4分の1から
やり直さなければなりません。
結果をひっくり返そうとするのに
1時間かかる。
もし結果がそうでない場合には
バルセロナがうまくやっていることに
なりますが、我々は全力を尽くして
に立ち向かわなければならない。」

■ 明日は賢くなる必要がありますか、
 それともクレイジーになる必要が
 ありますか?

「両方です。知的な狂気が必要です。
クレイジーでなければならないが、
試合をうまく管理し、
再開を管理する方法も
知っている必要があります。
また、何かを危険に
さらさなければなりません。
それが偉業ならば、両方が必要でしょう。」

■ ヨーロッパレベルでの経験がない
    ローマのようなチームは
    ロサーダのような選手から
 何を得ることができますか?

「私たちのようなチームでは、
この種の経験が大いに役立っています。
(バイエルンミュンヘンから移籍してきた)
ヴェニンゲルもロサーダと一緒に
やってきました。
彼女たちはスタッフを
助けることができる非常に重要な選手です。
これは私たちにとって非常に重要です。」

■ バルセロナからの少し恐ろしい
 アプローチをどのように回避しますか?

「それが恐怖だったのか、
恐怖に満ちたアプローチだったのかは
わかりませんが、
バルセロナは私たちを
下がった守備に導きました。
私たちは管理にもっと勇気を持ち、
リーグで最善を尽くす必要があります。
バルセロナは違いますが、
私たちは努力しなければなりません。
これを行うことで、
精神面を改善して成長し、
そのような困難な状況で
水準を上げることができます。」

■ ゲームは開いています。
 勝てますか?

「理想はゴールを奪うことです。
そうすれば試合の慣性は
変わるかもしれませんが、
多くの局面がある試合になるので、
チャンスをつかまなければなりません。」

■ オリンピコでの試合の
 マイナス面については取り組みましたか?

「明日は得点しなければならないので
自分たちを低くして、
ドリブルして再開するために
ピッチの中央エリアで
ボールを獲得する必要があります。
後ろでボールを取り戻すと、
ドリブルする時間が長くなり、
リスタートする時間が少なくなります。」 


元バルセロナ所属、
ロサーダ選手のコメント >>

■ 明日の準備はいかがですか?
「はい、しっかり準備できています。
私にとって重要な日ではないと
言ったら嘘になります。
多くの精神的な仕事をしています。
成長するために一緒に戦いましょう。
明日は非常に重要な、シリアスな
試合をしなければなりません。」

■ バルセロナのサポートは
 あなたにとってどのように
 作用すると思いますか?

「私は多くのメッセージを受け取りました。
私は彼らに
とても感謝していると言いたいです。
そしてこれからもそうです。
私はサッカーの側面について考え、
たとえ興奮しても
ゲームを楽しむことができるように
努めています。」

■ カンプ・ノウに戻ってきた感想は?
「ここを離れたとき、
いつの日かここに戻ってくることを
願っていました。
子どもの頃、このスタジアムで
バルセロナを見るという夢がありました。
それが実現するのを見るでしょう。」

■ ローマは高いレベルに到達するために
 取り組んでいます。
 チームメイトはあなたに
 アドバイスを求めますか?

「ここに来てまだ間もないですが、
チームの基礎はしっかりしていて、
それがオリンピコで示されたと思います。
個性はあるが、まだ経験が浅いのです。
バルセロナは(経験があり)
ゴール前で得点するだけです。
私たちの前には重要な
チャンピオンシップがあります。
明日は勝たなければなりません。
引き分けや負けは考えられません。
メンタリティは成長することができます。
このチームには才能と情熱があります。
私たちは団結し、明日は素晴らしい
試合をすることを私は確信しています。
 私たちは最大限に戦わなければならない。
 私たちはもう少し先に進むことができます。」

■ この試合について
 どのくらいエキサイトしていますか?

「私はバルセロナで
10 年間プレーしてきました。
以前のチームメイトの多くは友人です。
チャンピオンズ リーグ決勝の
経験もありました。
今、私はこのチームを助けるために
ここにいます。
試合について考えようとしています。
明日の結果に集中したいです。」

■ あなたの元チームメイトは、
 オリンピコでファンを見た後、
 完全なカンプ ノウを求めました。
 彼らの言葉についてどう思いますか。
「残念ながら(バルセロナの)人々は
ローマのファンがどのようなものかを
あまり知りません。
私がオリンピコで経験したことは、
私のキャリアの中で
最高の瞬間の 1 つです。
これはイタリアのサッカーにとって
重要なステップであり、
ローマのようなチームが
ここでプレーすることは重要です。」

■ 勝つには何が必要ですか?
「先日はオリンピコで
大きな興奮がありました。
明日は感情的な部分を取り除き、
頭を使わなければなりません。
良いサッカーをしたいと思っています。
バルセロナは私たちを近づけますが、
私たちは自分たちが
何であるかを示さなければなりません。
このような試合に慣れて、
少しずつ成長しなくてはなりません。」

■ ミッドフィールドのメカニズムに
 どのように適合していますか?

「簡単ではありません。
私はイングランドでプレーしていて
ここに来たばかりです。
私は他のコンセプトで
取り組んでいましたが、
コーチとチームメイトたちは
私が慣れるのを助けてくれました。
彼らは多くの機動性を望んでおり、
表現の自由があります。
彼らはそれができます。
私は適切な場所にいます。
彼女たちが才能と勇気を
示してほしいと思います。」

■ このバルセロナをどのように
 打ち負かすことができますか?

「どうやって彼らを
倒せばいいのかという薬はありません。
彼らは世界最高です。
緊張する必要はありません。
私たちは改善しています。
もしバルセロナがそうでなければ
私たちはポゼッションを
維持しなければなりません。
苦しむだろうと思います。
オリンピコでは最後の 20 分間、
私たちは辛抱強く待っていました。」

■ ゴールを決めた場合、
 どのような感情になるでしょうか?

「それは起こるかもしれませんが、
現実的にならなければ。
私はコッパイタリアで
ゴールを決めましたが、
ここチャンピオンズリーグは別の世界です。
謙虚に行動しなければいけません。
成功のチャンスがあります。
明日はイタリアで積み重ねてきた
努力を無駄にしてはいけません。」


バルセロナ、ヒラルデス監督の
記者会見コメントも簡単に。

「守備の段階で
チャンスを作るだけでなく、
集中することが必要です。」
「私たちはバルサであり、
クラブの歴史に正義をもたらすために、
勝つだけではなくショーを行い、
多くのゴールを決めなければなりません。」



スカッドリスト >>

U-17女子EURO予選の
スロベニア代表での活動を終えた
クラムザル選手が戻ってきています。



カンプノウでの前日練習の様子 >>


多くの女子サッカー選手にとって
憧れのスタジアム、カンプノウ。
やはり皆、感慨深げです。





バルセロナ スカッドリスト >>

1stレグに引き続き、マリオナ・カルデンティ、
クラウディア・ピナは不在。
練習には参加していますが、
アレクシア・プテジャスも不在です。


バルセロナ 前日練習の様子 >>



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1stレグでの対戦で、
相手を知り、自信もついたローマに
大きな期待を寄せますが、
バルセロナはわずか1点差での
勝利は良しとしておらず、
圧倒的ホームの雰囲気の中で
どのように仕掛けてくるかわからず
実に不安なまま
キックオフを迎える心持ちです。
しかし失うものは何もないローマ、
最高の舞台で力の限りを尽くす姿を
見せてくれるのが待ち遠しいです!


Daje ROMA !


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