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ASローマ vs ユベントス / 女子セリエA 1stフェーズ第12節


1stフェーズ第12節 ユベントス戦は
12月11日 14:30
(日本時間 22:30)キックオフ。

前回対戦では勝てなかった
ユベントスを倒し、
セリエAで頭抜けた存在になりたい
ローマにとっての大一番。
試合開始早々に先制点を得て
幸先の良い流れを作ったのも束の間、
徐々に経験値で勝り
展開力もある相手にミスを突かれ、
打開し切れずに悔しい敗戦となりました。

試合スタッツ 



以下、詳細。

* * * * * * * * *


晴天ながら冬の装い。


ウォーミングアップ


ローマスタメン >>

4-4-2のフォーメーションですが
ハーヴィ選手とセルトリーニ選手が
左右入れ替わっていたのが目を引きました。
もちろん試合中は流動的なポジションチェンジが見られました。



再びAriesコラボレーション
ユニフォームで。
特別な試合ならではでしょう。


開始からわずか3分、
自陣内でボールを奪った
ジャチンティ選手が
スピーディにドリブルで持ち上がると
それに反応して逆サイド走っていた
セルトリーニ選手へ
クロス性のパスを送ります。
それを収めたセルトリーニ選手は
GKとの1対1を冷静に決めてローマ先制。
幸先良いスタートとなります。

しかし10分後、GKロングフィードからの
ボールを収めた
ユベントス・ベレンスタイン選手が
持ち味の俊足を全開にドリブル突破。
マークしていた南選手が
必死に止めようとしますが追いつけず、
GKチェアザル選手のチャレンジも虚しく失点。
1-1となります。


38分、相手FKからジレッリ選手に決められ
再び失点。1-2とビハインドで
後半戦へ折り返します。


後半48分、ハーヴィ選手のクロスを
相手GKが跳ね返し、
それを南選手がヘディングで前線へ。
ジャチンティ選手のシュートは
ポストに当たって跳ね返りますが、
それをアンドレッサ選手が拾っての
見事なミドルシュートが決まり、
ローマは追い付きます。


66分、またしてもベレンスタイン選手の
ドリブル突破からのシュートは
防ごうとしたヴェニンゲル選手を
あざ笑うかのようにゴール右隅に決まり
スコアは2-3に。

ゴールパフォーマンスとして
バック転を決めるベレンスタイン選手

78分にはCKから崩されて
ユベントス、グロッソ選手がゴール。
2-4と突き放されます。

交代策も良さを消されて
効果を発揮できず、
悔しい敗戦となりました。


敗れましたがこの試合での
チームの奮闘は
称賛に値するものでした。



スプーニャ監督による試合レビュー >>

「初めて、我々が少しばかり
輝かしくない状況になってしまった。
ヴォルフスブルクとの試合の疲労は、
その直後には感じられなかったことです。
このような条件でなく
プレーできれば良かったのですが。」

「しかし、素晴らしい試合をした
ユベントスを祝福しなければなりません。
彼らは利用できるあらゆる機会を利用しました。
これほどの過密日程を経て、
我々にこのような瞬間が訪れることは
予見できました。
残念なことですがそれは
圧倒的な力を持つチームとの
直接対決の時に起こりました。」

「セリエAは勝点3でリードしています。
リーグ戦はこの先まだ長い。
この敗戦に落胆してはなりません。
実際、シーズンの終わりまで
これを続けていかなければならないので
袖をまくり上げて取り組む必要があります。」

「この敗戦をもってしても
スカッドリストの変更などはありません。
私たちは最高と思われるラインナップを
フィールドに送りました。
私たちはいくつかの交代を行いましたが、
選手たちはベストを尽くしました。
疲労の期間が来るのは普通のことでした。」

「観客の皆さんはいつものように
私たちを支えてくれました。
実際、彼らは私たちを
大いにサポートしてくれました。
試合後の彼らのアクションは
素晴らしいものでした。」


キャプテン
バルトリ選手のコメント >>

「チャンピオンズ リーグの試合を終えてから
48 時間後に再びプレーするのは
簡単なことではありません。
 しかし、私は言い訳したくありません。
私たちはゲームに臨み、
セカンド ボールでミスを犯しました。
セカンドボールを取れないとき
それはゴールへ向かう気持ちの欠如の兆候です。
2点は取れただけに残念です。」

「今日は首位と2位のチーム同士の
直接対決でした。
 失点が少なければ状況によっては
もっとうまくやれたかもしれませんが
とにかく失点が多かったことが問題でした。」

「今日の観客の励ましは
最も美しいものでした。
私たちはまだ首位であり、
2位に対して勝点3をリードしていることを
忘れてはいけません。
この素晴らしいサポートに感謝します。
これは女子サッカーにとって
素晴らしい環境です。」



試合ハイライト >>


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第12節終了後順位  >>


第12節ベストイレブン>>

今節はローマからの選出は
ありませんでした。


詳細はこちら ↓


今節でセリエAは中断期間に入り、
次の第13節は2023年1月14日開催です。

下を向いている暇なく
16日金曜日(日本時間17日)には
女子チャンピオンズリーグ
Matchday5、ザンクト・ペルテン戦。
ここで勝てなければ、
女子チャンピオンズリーグ
ラウンドオブ8進出が
困難になる可能性が高まります。

この敗戦後、選手の多くが
「私たちに大きな力を与える敗北」
とコメントしています。
良いリカバリーを経て
再び大一番を
迎えることができるよう祈ります。

Daje ROMA !


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