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強豪相手に価値ある引き分け! / 女子チャンピオンズリーグ GS Matchday3 ☆ ローマ vs ヴォルフスブルグ

GS第3戦は、
ホームにチャンピオンズリーグ屈指の
強豪を迎えました。
ドイツの雄ヴォルフスブルクとの試合は
11月23日21:00(日本時間24日5:00)
キックオフ。

スタートから積極的に
前線から守備をして
ボールを奪う姿勢を貫き
早い時間帯に先制。
百戦錬磨のチームを戸惑わせ
互角に渡り合って
勝点を分け合う結果となりました。


UEFAによるリザルトはこちら ↓


以下、詳細。

* * * * * * * * *


チームバスで試合会場入り


スタンドでは
遠路応援に駆け付けた
ヴォルフスブルクサポーターを
ビールでおもてなし。


両チームスタメン >>


グレッジ、グリオンナと
比較的フレッシュな顔ぶれを投入。
GKはリンド選手が務めました。


ウォーミングアップの様子。
ローマより少し南のラティーナも
だいぶ寒さが増してきたようです。



ローマは前線からの守備意識が高く
ヴォルフスブルクにボールが渡ると
厳しくチェックに行って奪い
すかさず攻撃に繋げていきます。

開始からわずか3分、
ハーヴィ選手がドリブルで持ち上がり
打ったシュートが相手DFに当たった
こぼれをジャチンティ選手が
グラウンダーの技ありシュート。
GKの逆を突いて決まり、
ローマには貴重な先制点となります。


その後もハードワークして
ボールを収め続け、
相手が自陣へ
攻め込んでくることを許しません。
そのためかスピードを生かした
速攻のチャンスが生まれにくく
ヴォルフスブルクは戸惑っているような展開。

しかし33分、
守備のミスから失点。
ヴォルフスブルク9番
パジョル選手の
ドリブル突破を止めきれず、
GKとの1対1を突かれてしまいました。


1-1のスコアで後半へ折り返し。
当然ながら非常に攻防激しい
後半戦となっていきました。

ジュリアーノ選手の
美しく正確なミドルシュートなども
見どころでしたが、
ドイツ代表GKでもあるロームズ選手の
見事なセービングに阻まれ
ゴールにはなりませんでした。


ATがなかったほど
スムーズだった前半と比べ、
後半はローマ2、ヴォルフスブルク4と
イエローカードが出たことからも
攻防の激しさが伺えると思います。

しかしローマは戦い抜き、
強豪と勝点を分け合うという
結果を得ました。
落ち着いた戦いぶりは
チャンピオンズリーグ
デビューシーズンながら
真の強さを
身に着けていると言えるでしょう。


スプーニャ監督インタビューによる
試合レビュー >>

「私は選手たちに大きな勇気を求め
できること全てを実行しようとし、
彼女たちはそれをやり遂げました。
その過程は並外れたものでした。
私はこの試合の前に
『我々はヴォルフスブルクを
困難に陥れようとするだろう』
と言いましたが、
このような試合内容に
なることは明らかでした。
彼女たち(ローマ)は
本当に強いチームです。」

「重要なのは一撃一撃を叩き返しながら、
ヴォルフスブルクに
ついていくことができたということです。
我々が試合開始後
すぐに得点したこともあり、
ヴォルフスブルクは
力強く試合に入ってきて
同点ゴールを決めた。
我々は挑戦しなければならなかったが、
最終的に幾度も彼らのゴールに迫り、
いくつかの有利な状況も作った。
今夜は私たちにとって
本当に特別な夜でした。」

「こういう試合に臨むには
自尊心を高める必要があります。
そしてこのレベルに到達するには
まだ多くの作業があり、
このような試合の経験が
たくさん必要であることを
理解してもらわねばならない。
しかし、私たちは
正しい道を進んでいると思います。」


試合ハイライト >>


*フルマッチ映像はこちら


後日、試合の舞台裏を記録した
映像がリリースされましたので
追加します。


ともあれチャンピオンズリーグ
初出場のローマが
強豪と対戦してなお
未だ無敗であることは
驚きを持って取り上げられています。


女子チャンピオンズリーグ
次節 Matchday4は12月8日
(日本時間12月9日)
折り返しとなり再び
アウェーでヴォルフスブルクと対戦。

週末26日にはホームで
こちらも折り返しとなる
セリエAポミリアーノ戦です。

Daje ROMA !

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