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女子スーペルコッパイタリア 2022決勝 / ユベントス vs ローマ

11月5日、女子スーペルコッパ イタリア決勝。
昨シーズンに続きローマはユベントスと対戦し
延長PK戦の末、勝利。
チーム史上初のスーペルコッパ優勝となりました。

試合のスタッツはこちら ↓


以下、詳細。

* * * * * * * * *


試合会場、パルマのスタディオ・タルディーニへ到着。
キックオフは14:30(日本時間22:30)


ウォーミングアップ。
ローマのマスコット、ロモロも会場入り。
ユベントスのマスコット、ジェイと共に
雰囲気を盛り上げていました。


両チームスタメン >>

両チームともに4-3-3の布陣


選手入場。
ピッチに出るとミラノから来た
Vulcanica Percussionistiのビートが
選手たちを迎えました。


序盤はゆっくりと、
互いに様子を伺うようなペースで試合が始まり
比較的ローマがボールを支配。
いつものように高くラインを押し上げ
主に右サイドを起点としてゴールを狙います。
19分、右サイドバルトリ選手が
ペナルティエリア深くへスローイン。
足元でキープしたジャチンティ選手は
一度ハーヴィ選手へ落としますが、
ハーヴィ選手のシュートかパスか、
再びジャチンティ選手がトラップして
振り向きざまにシュート。
ユベントスGKペイロー・マニャン選手の
不意を突いて決まりローマ先制。



0-1とリードして後半へ。

後半ユベントスは攻勢を強めてきます。

球際激しく、審判の微妙な判定が続き
判断が難しくなる中、
60分、ドリブルしてきた
ユベントス ボナンセア選手を
自陣ペナルティエリアわずか外で
南選手が足を掛けて倒したと判断され
PKを与えてしまいます。

ユベントス ボアティン選手が蹴った
ボールはGKチェアザル選手の頭上を越え、
バーに当たって落ちゴールイン。
同点となります。

当然そこからさらに激しい攻防となり
ユベントスが支配を強めて
ローマは何度か危険なシーンを作られますが
しのいで延長戦へ。

どちらも譲らぬ展開が続き、
120分でも決着付かず勝負はPK戦へ。

ローマ先攻、まずはジュリアーノ選手、
続いてリナリ選手が決めて2-2。
3番手グリオンナ選手はふかしてしまいましたが
ユベントス3番手ジレッリ選手のシュートを
GKチェアザル選手がストップ、同点とします。
どちらも4番手は決め、
ローマの5番手ハーヴィ選手も決めます。
ユベントス5番手、カントーレ選手のシュートを
チェアザル選手が見事ストップ、
その瞬間ローマのスーペルコッパ初優勝が決まりました。


勝利を決めるセービングを見せた
チェアザル選手のもとへ



トロフィーとともに


南選手の喜びの一声


なお、PK戦で
2度のシュートストップをした
ローマGK チェアザル選手が
この試合のMVPに輝きました。


スプーニャ監督の試合後インタビュー。
とにかくすべて準備して
苦しい状況でも動揺せずにやり遂げたと。
ひたすらに選手たちを称えています。


試合ハイライト >>


試合の舞台裏に迫った映像
Part 1 & Part 2 >>




長年格上であり、セリエA第3節でも
惜敗した相手でしたが
苦しい状況に陥っても全員で力を合わせ
我慢強く戦い抜いて手に入れた栄冠かと。
勝利へのプロセスは感動的でした。
優勝おめでとうございます。

Daje ROMA !

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