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初戦完勝で快調なスタート / 女子チャンピオンズリーグ Round2 1stレグ ☆ ローマ vs ヴォルスクラ


ローマの2023/24女子チャンピオンズリーグは
Round2からスタートしました。
対戦相手はウクライナのヴォルスクラ。
1stレグはホーム・トレフォンターネにて
10月11日14:30(日本時間21:30)キックオフ。
ローマが圧倒的支配で攻め立て、様々なアイディアで
29本ものシュートを放つもヴォルスクラの守備堅く、
なかなかゴールに至ることができませんでした。
しかし終わってみれば3-0と快勝。
まずは良いスタートを切ったと言えるでしょうか。

UEFAによるリザルトはこちら ↓


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両チームスタメン >>

DFリーダー、リナリが復帰。
現時点では最も
コンビネーションが手堅いラインナップかと。




立ち上がり、ローマは主導権を握り
勢いで圧倒して攻め込みますが
引いたヴォルスクラのゴール前の守備堅く
なかなか得点ならず。

前半14分、ジャチンティのシュートが
跳ね返されたこぼれをヴィエンが叩き込み
ようやくローマ先制。



その後は変わらぬヴォルスクラの堅守、
ことにGKサムソンの好セーブ連発にも阻まれ
追加点を奪えないまま後半へ折り返し。


後半、ローマは体力が落ちる様子もなく
選手交代でリフレッシュしながら攻め、
ゴールに迫るグラウンダーのクロス、
横パスのスピードが目に見えて速くなり
ヴォルスクラを揺さぶります。

58分、ジュリアーノゴールで2-0。
彼女にしては珍しいヘディングシュート。



そして64分、エースジャチンティの待望のゴールで
3-0と突き放します。


終盤は替えうる限りの選手交代で
今後の試合に備えて力を温存。
速攻を受ける危険もありましたが、
UWCL強豪と比べればヴォルスクラの試合運びは
拙い部分もあったのが幸い。
ローマはUWCL初戦を完勝で締めくくりました。


試合終了後、いつもの挨拶を
ヴォルスクラの選手たちと一緒に。


スプーニャ監督インタビューによる試合レビュー >>

"予想通りにはならないだろうと思っていましたが、ローマは前半に多くのシュートを放ったものの1-0で折り返すことになりました。"

『チャンピオンズリーグでは当たり前のことは何もありません。可能な限り全員で守備をするチームと対戦するのは困難で、一時はペナルティーエリア内に10人もいた。特定のスペースをより適切に管理するには、もう少し明確にボールを動かしてスペースを探す必要がありました。

しかし、最終的には3ゴールを決め、多くのチャンスを作りました。繰り返しますが、少し無理をしてしまったのかもしれません…得点したいという気持ち、最初の数分で解決したいという気持ちはありましたが、(ペナルティエリアで)多くの白いユニフォームと対戦したため困難に直面しました。』

"ハーフタイムには選手たちに何と言いましたか?"

『私が言ったのは、ボールをもっと速く動かさなければならないが、しかし最後まで忍耐力を持ってくださいと。
というのは、我々は何度も間違ったフィニッシュをしてしまい、それがゴール前でのミスやタックルを受けることに繋がったからです。そうではなく、よりクリーンな方法でキックする必要がありました。すべてそこにあります。

そして繰り返しますが我々はやり遂げました。後半には2~3 回の明確な状況があり、得点しました。そしてリターンマッチを考慮すると、これにより私たちははるかに楽な立場に立つことができます。』

"試合前にヴォルスクラチームはトレ・フォンターネに拍手を求め、応える観客の姿がありました。試合中、そして終了後も彼女たちへの敬意が支配していました。"

『その通りです。ローマの人々は常にこうしたことに素晴らしい関心を持っています。彼女たちは困難な状況に置かれており、このように歓迎し、1週間平和に暮らす機会を与えたのは正しいことでした。これから彼女たちとまたリターンマッチをすることになるが、彼女たちがこのように歓迎されることは本当に必要でした。』



試合ハイライト >>


◆フルマッチ映像はこちら


試合フォトギャラリー >>


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女子チャンピオンズリーグ
Round2 セカンドレグは10月18日。
本来であればアウェイ、
ヴォルスクラの本拠地ウクライナでの対戦ですが
本国が紛争中であることに配慮して
再びトレフォンターネで開催されます。

週末15日にはホームで
セリエA第4節 インテル戦です。

Daje ROMA !

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