松下洸平R&MEツアー 新潟の夜は熱かった!

初日に続き2回目の参船。
参船っていうんですね。皆さん本当にすてきな言葉を考える。

初日の覚え書きはこちら↓
https://note.com/tutumame/n/n871b56e139c6

さて、オープニング。
R&Bのソウルを彷彿とさせる映像に胸高鳴らせつつ、ポイントをガン見。フェンスに這わせた手、イグニッションキーを回しハンドルを握って車をスタートさせる動作。運転上手らしいですが(今更だけどこれも匂わせだったか!)クールな表情と相まってめっちゃセクシー。。

そして登場したこへさん。お衣装2着回しだったこれまでのライブの流れから初日と同じと思いきや。なんと3着目!ちっちゃいハートがいっぱい散りばめられためちゃかわいいジャケットを着ているではないですか!これには会場たまらず「かわいい〜♡」。よく見れば中のシャツはオレンジ、ズボンはグリーンのR&MEツアーカラー。R&MEへの愛を体現してたお衣装なんですね。きゅん。

かわいい平に一気にテンション上がり1曲目、All Day Long。実は私、この日お友達のおかげで下手の大変前の方のお席をいただいておりました。どのくらい前の方かというと、vの発音で下唇噛んでるのがわかるくらい(わかりづら笑)。ということで、このあたりはまだ間近にいる平に「きゃーやばい!きゃーやばい!」。リズムに合わせてツイストよろしくくいくいって腰振られた日にはこちらは腰抜けるとこでしたよ。

2曲目Magical Hour。フリフラが光り出し、みんなわああってさらに高揚感に包まれてく。そしてこへさん、そんな客席に向け「welcome!」とばかりにステージ上をゆっくり歩きながらまんべんなくお手振り。え?来る?来る?上手に流れて下手へ〜わ!来る!来る!来る!きゃー!来たああああ!!!カッコいいいいいい!去り際そのまま行っちゃうかと思ったら!流し目!流し目くれたんです!流し目!本気で「ひゃあああああ」と叫びました昇天。あわあわして3間に合わず2、1、ピースサイン!

続いてMUSIC WONDERへ。初日のレポで私、さらりとと言いましたが、この1〜3曲目はこへさんの音楽への愛、音楽と自分そして仲間、音楽って楽しいぜ!を表現してるパートなんですね。「R&ME」の世界に誘ってくれるパート。だからこの曲が入ってくるのは必然だったんだな。

さて、前日のラジオの影響もあってか、始まりからいつにも増して熱を帯びていた新潟県民文化会館。そんな気持ちが伝わるのか、こへさんもバンメンもニッコニコで盛り上げてくる。サムズアップもみんなの親指とくっつけーとばかりに突き上げてニコ。ハピーデイズの大合唱で客席にマイクを向け嬉しそうに耳に手をあて「うんうん」。盛り上がってますかーなんて聞かなくても、お互いが心底楽しんでるのが伝わってもうすでに会場は一体です。

ここで「ようこそ」のMCタイム。雪に驚いたお話、雪で大変な思いをしている人に思いを馳せ、2階席のKIDSにやさしい言葉をかけてから「R&Bの世界にお連れしたいと思います」とR&Bパートへ。KenTのサキソフォーンが甘い(エロい)音色を奏で出すと会場からは「ふおうううう」と何とも言えないため息が漏れる。それに乗るようにイケ散らかしまくりの色気たっぷりポッケ平が…と思ったら、この日はニコ。両手を軽く上げてニコってしてからのThis is My Love!「えっめんどくさそう」の「えっ」もちょっとはっとしたような少年のような(主観)「えっ」(かわいい)。全会場変えてくるのか??友いわく「この『えっ』だけ集めた動画欲しい」。そんなんあったら一生見続けてしまうわ笑。

歌い終わりにもまたニコ。かわいさ多めThis is LoveからのYou&Meはよりbitter。こちらはポッケ平ご登場。どの曲も当然ライブVer.にアレンジされているわけですが、今回私的に痺れたのはこの曲。両サイドからパンッと平行に走ったブルーの閃光を合図のように、I'm gonna crazy〜に続けてハンドマイクに持ち替えたこへさんがサビを情感たっぷりに歌い上げる。盤ではホーンが入って盛り上がってくとこ、ライブはバンドがめっちゃジャジーなサウンドで攻めてきて超カッコいい!ブルーとマゼンタが混じった照明も雰囲気たっぷりで酔わせにきます。

暗転。ソファが現れステージを「living room」にカルテットによるジャムセッションの始まり。この日はトークセッションもめっちゃ面白かった。リズムの後、タカさんカンちゃんが「イカした松下の靴下」履いてると披露。エビちゃんに話が振られると「安心してください、ユニクロです」。こへさんも履いてる???と思いきや安定の白靴下。「聞いてないもんっっ」ってかわいいが過ぎる。ここでバグったか「もう1曲やっていい?」ってあと2曲あるのに段取り忘れる自由なおじさんたち。

「ホームパーティーにお招きしている」の言葉が嬉しくて、お召し物を立って見せた時の「かわいいー」の声に「かわいいねえ(僕)」って答えるのが愛しくて。からのフリフラ点灯タイムがまた大爆笑。この日の合言葉は新潟弁で「つけてれば」(カンペ見てました)。「一声で一発で光らせられる」って威張った割には、あれ、つかない。発音が今ひとつなのか、ご当地の照明さんなかなか点灯してくれない。発音を指導する客席と何?何?のやりとりの末、3回目でやっと点灯。稲穂をイメージしたという新潟のチャームの色に合わせきらめくイエローの光。あ、この日はお茶の間タイムで「光り輝いてますよ、美しく」のお言葉を賜りました。「ホタルみたい」って。。

さておき、「後ろ向いて見てもいいよ」との許可(支配されてるからね笑)に振り向いた客席はやはりまばゆく輝いていて、こへさんの声かけもあったからかみんなで「きれいだね」って見せあっこしてるみたいで嬉しかったなあ。消える時の「消せてば!」も1発ではいかなくて「んもう!」って(「んもう!」バンメンとの間で流行ってるらしいです)。
もちろん演奏も素敵だった。弦の上を踊るように滑るタカさんの美しい指先をじっくり見れたのが前方席ならではの眼福。

わちゃわちゃとジャジーなビートを楽しんだ後は、S平のかわいい「いつまで座ってんだっつーの!」の煽りで再びみんな立ち上がり怒涛の踊りまくるタイム。まずはWay You Are。ここで私にとって奇跡のようなことが起きたのです。2番、いろいろキツかった時にどれだけ励まされ、力をもらったかわからないフレーズを私たちの目の前で!差し伸べる手に本当にありがとうと握り返したくなった(できません)。大号泣。涙腺の弱い私。この先Way You Are聞くたびに泣いてしまいそうだ。

続くKISS Sam Ock Remix。スモーキーボイスで「KISS」って曲名告げるとこからもう胸がきゅううう。そしてレーザー触りたい平、今日は下手にやって来た!目前で長いお指がレーザーにつっと触れる。こぼれ出す光の粒。去った後も放射状のレーザーが包むスモークに光がキラキラと舞ってなんてキレイなんだろう。

ま、そんなロマンチックな思いは、続く3曲があっさりぶち壊してくれるんですけどね(言い方)。漂流からWakeそしてFLYFLYと畳み掛けてくるブチ上げナンバー。全身に浴びせてくるようなサウンドとめくるめく光、そして映像。もう完全に頭の中バカになってノリまくる。で、この日のこへさん、音と熱気に煽られたか踊る踊る。Wakeでムーンウォークみたいな動きしたり。それがまたこっちのテンション上げてステージも客席も一体となってどんどんヒートアップ。「まだまだいけますかー!」もちろん!FLYFLYのジャンプで盛り上がりは最高潮に。膨らみ切った風船がパーンッと弾けたような出し切ったエンディングにぜいぜい言いながらなかば放心。見ればカンちゃんも座ってお水をコクリ。またそれをイジるこへさんも充実感たっぷりで実に嬉しそう。

最高に盛り上がったステージはここで一旦終わり。先の地震で被災された地に心を寄せ、そして自分たちにできることは歌い続けることだと静かに強く決意を語り最後の曲として「君を想う」を歌い上げる。せつなさに涙するのはいつものことなんだけど、めちゃくちゃ気持ち良さそうに歌ってるように見えてあと8回歌う?って聞きたくなったことはナイショ。

しばしの時を置き、アンコールの声に応えて(おそらく)ツアーTシャツにジャケットを羽織ったこへさんが再び登場。ワッペンは「You」が増えてました。これ、14個で終わるのかな。最後まとめてつけてファイナルは20個コンプでお披露目されるのかな。シン様と息の合った「たんぽぽ」。曲に込めた思いを語りながら、「あなたの大好きな人のことを…」って肝心のところで噛むのが本当にもう。

そして待ってた声出しOKのSTEP。会場に響く「あーあーあああああああー」。プチョヘンザインジエーで手ぶんぶん振りまくる。オーラスはノンフィクション。ここでもコール&レスポンス。「ラララーラーラーラーラー、できますか」「ラララーラーラーラーラー」。ああ、楽しい。輝きに満ちた第2章。だれもが笑顔になれる幸せに満ちた空間がここにある。

みんなを楽しませたいとステージから放たれる熱量たっぷりのパフォーマンス。受け取ったオーディエンスがそのパワーをまた何倍にもして返して、音と互いの届けたい思いが駆動力となってどんどん加速した新潟ライブ。一体となって進む先に最高に素敵な景色が広がってた。そして、そのギアをどこまでも上げてやるというこへさんの気概と自信が何よりライブを熱くしてたと思う。

演奏が終わり、クールガイKen Tとタカさんがやったなとばかりに肩を組みながら演台を降りてくる。この日が初参船の賢明さんとこへさんがハグ。そしてこへさんを中心に互いを讃え合うように輪ができる。

まだ3公演。この先景色はどこまで鮮やかに、そしてどこまで広がりを見せるんだろう。ちょっと鳥肌ものの感覚を覚えつつ、ぶちゅーっと投げチューして去るこへさんに何度も何度も何度も「ありがとう」と叫んでいたのでした。

おしまい。

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