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造形学研究 レポート

造形研究コース4年次必修科目です。3単位でレポートが3つという、変則的な単位数です。
文献を読み込むためのトレーニングという感じで、専門科目らしい課題です。難しいですが、こういう手法を身に着けられたらすごく役に立ちそうです。とてもやり応えがあります。


課題1
造形に関する主題を設定し、関連する書籍3点以上の参考文献の目録を制作して所見を述べる

学習指導書の例を参考にして、課題の進め方に書かれているポイントを押さえるのが良いと思います。あとは参考文献がたくさん載っているものを選んだ方がやりやすいです。私は5点の書籍を使ったのですが、参考文献が合計60冊くらいになりました(かなり多い方だと思います)。でも傾向が結構はっきりと出たので考察しやすく、また自分の興味のあることを主題としたので、楽しくできました。
参考文献リストから先行研究の状況を把握するというのは、とても新鮮でした。


課題2
造形に関する主題を設定し、関連する書籍3点以上の記述から年表を作成して所見を述べる

こちらも学習指導書に従ってポイントを押さえます。
この課題では、私は先に取り上げたい本を選んでから共通点を主題に設定しました。興味のある本でレポートを書きたくて優先させたので、主題に無理やり感があり、やっぱり考察もしづらく浅い内容になってしまいました。
こういうやり方をしたのは、レポート用以外の本を読む時間が取れないので、こういう自由度のある課題に取り入れられれば一石二鳥だと思ったからです。どの本も今後の勉強のためにも読んでおきたい本だったので、やっと読めて嬉しかったですが、上手く活用するのが難しかったです。
でもイメージ化による分かりやすさは実感できました。


課題3
過去10年以内に刊行された美術関連書籍の解題

これはもはや時間の余裕がなく、書きやすそうな新書から選びました。学習指導書には内容の特徴と資料上の位置づけを説明する、とありますが、添削では自分の意見も入れるように書かれていました。だったら学習指導書にも書いておいてほしいです・・・。
解題自体はこれからもできればやっていきたいので、今回課題として経験できて勉強になりました。

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