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絵画研究Ⅰ その2 ステンドグラス

◆スクーリング


絵画研究Ⅰのスクーリングは、ステンドグラスを選びました。
夏のスクーリングで、6日間鷹の台です。受講者は40人くらいです。毎年同じくらいの人数だと先生が言っていました。

先生は学外の方で、米内先生と前川先生の2人です。京橋のシェ・イノの前を通りかかったとき、米内先生の作品が入口ドアに飾られていて、店の外からも見ることができました。美しいです。他にもいろいろな場所にありそうです。

持ち物は、定規・コンパス・三角定規は100均でも大丈夫だと思います。私は他の科目でも使うので世界堂で買ってしまいましたが、コンパスは使いませんでした(そういうデザインだったので)。
あとタオル以外に、ウエスが少しあると便利です。


スクーリングの流れは
1日目午前 前提講義
    午後 ガラス配布、デザイン、原寸図制作
2日目午前 型紙制作
    午後 ガラスカット
3日目        ガラスカット
4日目        鉛線組み立て
5日目        はんだ付け、パテ詰め
6日目午前 パティーナ処理、仕上げ
   午後 片づけ、講評
というのが、大まかなスケジュールです。


【制作工程】
①デザイン
②原寸図制作
③型紙制作
④ガラスカット
⑤鉛線(ケイム)組み立て
⑥はんだ付け
⑦パテ詰め
⑧パティーヌ処理、仕上げ、みがき

デザインはあらかじめ考えていった方が良いですが、当日配られるガラスはランダムで選べないので、ガラスの色によって変更する人もいるようです。35cm×50cmで、直線と曲線を両方とも必ず入れるのが決まりです。
20~35ピースになるように作ります。

ガラスカットは基本的にガラスカッター(ペン状のカッター)で切れ目を入れて割ります。ガラスは真っすぐか、ゆるい曲線にしか切れないので(ひびが入った状態をイメージするとわかりやすい)、えぐれているピースはルーターという機械でさらに削ります。なのでガラスカッターで厳密に切らなくても大丈夫です。
ガラスカットは失敗したらもちろん元に戻せないので、在庫が少ないガラスを使うピースは慎重にやる必要があります。でも先生も手伝ってくれます。最初はドキドキしますが、だんだん慣れてきます。

鉛線組み立ては、どんどん形になっていくので楽しいです。でもきちっとカットしたつもりのガラスが意外とぴったりはまらないので、ルーターで形を整えながらはめていきました。

出来上がりは、大きくて見栄えもよくて、おおーって感じですよ。講評の時に光を通して見ると、制作時とはだいぶ印象が変わりました。ステンドグラスは普段なかなかチャレンジできないので、本当に良い経験ができました。


【絵画研究Ⅰ・ステンドグラスで買ったもの】
白色鉛筆              ¥120
コンテ               ¥102
色画用紙 B2キャンソン・ミ・タント ¥400
水彩紙 B2             ¥56
ボールペン             ¥87
製図用シャープペンシル       ¥485
コンパス              ¥3,110
段ボール(持ち帰り梱包用)     ¥205
スクーリング材料費         ¥7,000

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