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博物館展示論 レポート

学芸員資格3~4年次必修科目です。
実践的な科目です。課題2は実際に家で展示を作ります。楽しいです。

課題1
近くのミュージアムの展示法を展示者と観覧者の視点から調査

レポートと、展示具のスケッチ2~3点を提出します。ミュージアムの空間と什器などを中心に記述するように学習指導書に書かれています。
私は什器に着目しすぎ、展示レイアウトのことばかり書いてしまいました。資料をいかに守りつつ展示しているか、博物館資料保存論のような視点で書くと良かったようです。学芸員はそれらをふまえたうえで、作品の魅力を引き出すための試行錯誤をしている、という指摘を受け、すごく納得させられました。


課題2
個人コレクションによる展示報告

レポート、作品リスト、展示写真4~5点を提出します。
私は中国雑貨(茶器など)のコレクション展にしました。茶器は陶磁器なので、美術館のように透明パイプを通したテグスをかけて虫ピンで固定しました。また説明をしたい展示品には解説パネルを作り、壁に貼りました。そしてこのような具体的な展示方法や意図をレポートに書きました。
先生のコメントも良くて嬉しかったです。ただ、できれば展覧会全体の挨拶文パネルがあると良かったとのことでした。
鑑賞者を意識すること、展示方法の意図をきちんと説明できることがポイントです。

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