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ハズレ馬券がメダルに!?!?

オリンピック馬術で日本が団体銅メダルを獲得した。
メダル獲得は実に92年ぶりである。
勿論総合馬術では初めてであるし、団体でも初めてだ。

凄まじいね。本当に快挙だ。
同居人は横で、馬術がメディアでなぜ全然報道されないんだと憤慨しているが、こんなマイナー競技を特集してもリターンがないからである。
かくいう僕も特にテレビ局は大嫌いだし、ゴミの職業だと思っている。僕のテレビ局嫌いは相当なものなので、いつか記事にしよう。

話を戻す。

出場した各選手には所属があるのだが、今回素晴らしい走行(全員本当に素晴らしいのだが)を見せてくれた、戸本選手は馬取りのJRA職員である。
JRA職員というと、馬術を極める環境にはあるのだが、一応「会社員」である訳で、全部を馬術に注ぎ込める訳ではないし、多分社会人チームに近いイメージを持ってもらった方が良い(軌道に乗れば選手として一日中特訓できる環境にはあるが)。
一級線の選手を目指して皆さん就職されるのでJRA内部でも競争は激しい。結果を残せなければ、選手として馬をあてがってもらえないし、若手はまず下積みからスタートだ。
選手として活躍する為に入ったのに、引退競走馬のリトレーニングばかりしているなんてこともザラである(それは勿論素晴らしい仕事なのだが)。
また、年を食ってしまうと後進の育成に回ることがほとんど。明言はされないが「タイムリミット」は、ある。
アスリートで居続けるというのは極めて難しい、そして、本当に尊敬に値するとつくづく思うよ。

キャプテンの大岩さんは、イギリスを拠点に活動しているが、ほとんど家に帰れていないと聞く。超長期の単身赴任かっての。いやー尋常ならざるにょ。

僕はこんな厳しい過程に身体もメンタルも保たない。
そもそも高スギ競技馬を買う金がなかった。





憧れますね、こういうの。

PS
メダルまで獲得したことだし、JRAは来年も選手へ助成金を出してあげてほしい。お願いします!

僕の外れ馬券を、価値あるメダルにしたいんです!

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