私が市長?になったなら 道路交通編3


                     Wasse 2020年3月掲載

古河市は古河市・総和町・三和町で合併して15年になります。広がった市域を見ると南北に走る県道や国道、東に向かって末広がりに広がる県道と国道がそれぞれに交差していることがわかります。意外とルートが整然としていることに着目です。
 日野自動車工業のおひざ元となったこの街を交通特区とし、無人バスの運行実験を導入したいと思います。無人バスをBRT(Bus Rapid Transit)化すると同時に成田空港リムジンバスシステムのようにバスが近づくと青信号の時間は長く赤信号は短くなるよう信号と連動させて利便性向上を狙います。これによりLRT(Light Rail Transit)に近い交通システムになるため駅から郊外の住宅地へのアクセスが容易になり、サラリーマン家庭の移住志向を高める可能性がある。また中心市街地への車両集中を減少させエネルギーおよび環境負荷の減少ができます。あわせてバスの乗車料金について高齢者にはたとえば駅から500m~1Km程度のバス停で降りると安くなる料金にして歩く動機付けとし、高齢者健康にかかわるコストの削減を狙います。
 希望する高齢者には中心市街地への引っ越しを補助金付でも促進して独居老人世帯対策の一環として防犯と健康と認知症などの予防をおこないコスト削減を狙います。中心市街地人口が増えると、当然中心市街地の街おこしにつながります。次は公共インフラ編です。

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 この三月で休刊となった地域情報誌Wasse(ワッセ)に掲載された私のコラムです。なんと最後に公共インフラ編と宣言しています。なんと極楽トンボな終わり方をしているのでしょうか?われながら恥ずかしいかぎりです。まあ続けてこのnoteの力を借りてまた発信ができることは祝着なことです。違うのは内容は非常にローカルなものですが発信先は日本全国になってしまったことです。

 上の提言はもともと古河市に日野自動車工業さんが移転してきたことが発想の始まりでした。道路交通網の整備がされてきていたこともあり、朝夕の古河駅周辺の混雑解消の方法について、文化センターが駅から2kmの距離であることからここに無料駐車場を置きシャトル無人電気駆動バスで人の輸送を行ったら面白いだろうなというものでした。もちろん市内各方面のバス輸送システムのターミナル化をおこない市全体のエネルギー削減も期待できるかな?というものでした。これに要する電気は文化センターに当然できる大きな屋根を利用した発電システムに依存することですべてではないが賄うことができるのではないか・・・というようなことを考えていたような気がします。

 突然世界を襲った武漢肺炎・オリンピック後に予想される不景気・少子化のさらなる加速・増え続ける高齢者問題・疲弊する国内企業そしてそれを安い値段で独自技術ごと外国資本に買収される問題・グローバル化による国内中小企業の消滅・世界はいずれグローバル化にNOを突き付け、良い意味で多様な文化と個人を尊重するナショナリズム化に移って行くのだろうか?BlockChainに期待が集まる。

 すみません。話が大きくなってしまいましたがグローバルの波は津波よりある意味とんでもない波だろうと思います。東京から北へ60kmほどの距離にある人口14万人の文化センターのない地方都市に住む、しがない63歳のおっさんも心配しています。残念ながらどうにもなりませんので将来に向けた妄想を発信することで留飲を下げたいと思います。ので次回は公共インフラ編をちょっと置いといて転入人口を増やす教育システムについて考えてみようと思います。月刊ローカル情報誌Wasseからnoteに代えておくります。よろしくお願いします。



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