私が古河市長になったなら?インフラ編1

当古河市は15年前に古河市・総和町・三和町の三つの市町が合併し現在に至っています。なので旧市町のインフラが似たような形態で残っています。まずは公民館について解説します。旧古河地区には中田・東・花桃ぷらざ(地域交流センター)・いちょうぷらざ・そしてスペースU古河の5館、総和地区にはつつみ館・中央公民館・ふれあい館・ユーセンター・とねミドリ館(地域交流センター)・さくら館と公民館のようなサークル館の7館、三和地区にはコスモスプラザ(地域交流センター)と公民館のような農村環境改善センターの二つがあります。そのほか公民館的な施設として隣保館があるので、全部で15館になります。

公民館の数としては普通ではないかと思われますが、人口比でみると古河地区が1万人に1館、総和地区が7100人に1館、三和地区が2万人に1館となります。人口比でみれば総和地区は三和地区の約三分の一になります。そのうち築10年以内が3館、20年以内はゼロ、30年以内もゼロ、40年以内が6館、残りはそれ以上になると思われます。15館のうち6館が場合によっては建て替えが必要になってくるものと思われます。なにせ公共建築は建設当時はこの現在の時代が来るとは誰しも思ってはいなかったのは仕方がありません。思っていないから建設当時の社会環境で考えますから、5~60年の耐用年数までの建築になって当然ですしそのころの建築基準では今の基準にあったリフォームさえできないこともあります。

人口動態から見えてくる10年後の人口、20年後の人口に現在の人口に合わせた公民館の規模というものがわかります。それを見越したインフラ整備計画を建てなければなりません。それぞれの建物の耐用年数と利用者人口を見て計画的に整備してゆく必要はあると思います。でも地域の人々が集まるところですから、時間をかけて熟成してゆくことなんでしょうね。でも使う人がいる以上使いやすい設備備品の整備は施設の改廃とは別の考え方でないといけませんねえ、有機的に備品の移動ができる仕組みが必要です。備品が余っている公民館もあれば足りない公民館もあります。融通しあうことでの経費削減も考えのひとつになります。また、その公民館の使われ方によっては不要なものもあるでしょうし、必要なものもあると思います。

次は災害が多くなってきたこの頃ですので公民館の避難所機能について私の意見を語ります。昨年ちょっと危なかった河川の増水がありました。利根川が警戒水位を超えてしまいまして、避難指示がだされました。市の配布したハザードマップを見るに旧古河総和地区は半分以上赤くなっています。利根川が決壊した場合かなりな住宅地が水に浸かることになっています。もちろん公民館も同様です。最近洪水被害が目立つので今更ながら古河市の公民館を見てみると避難所には不適切な条件を持つ公民館が多いです。今更立て直しができるわけはないので、校舎を使うより仕方がないようです。校舎は3階以上あるので、こちらのほうが体育館や公民館よりはましなのではないでしょうか?しかしながら学校の電気設備は洪水の被害を受ける場所にありますので、もし洪水が起きた場合夜は真っ暗ということになります。太陽光や発電機を用意する必要がありますね。今は子供の数が少ないので最上階の空き教室を倉庫として利用してもいいと思います。

この投稿は6月初めごろより書いているのでとりあえずこれでおしまいにします。足らない部分はあとで足します。




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