エネルギー政策についての勝手な私見その1

 震災のあった2011年7月にこんなことを掲載していました。


 このたび日本では夏の電力不足が懸念される中で、エネルギー政策論が話題のひとつになってます。本格的には福島が落ち着いてからになるのでしょうか?危険とはいえ原発をすぐに廃止することができないジレンマに国民全体が悩んでいます。  さて、私は昔、じゃマールという情報雑誌に「原発の廃棄コスト教えて?」という質問を日本全国の読者にしたことがありましたが、残念ながらそのときは回答はありませんでした。  ウランを利用した普通の原発はプルトニウムを生成できることから、核兵器を作りながら発電できるという一石二鳥?のシステムのせいか、各国が開発に力を入れてきたいきさつがあります。でもこれは事故や核廃棄物の処理に天文学的な時間とコストがかかるシステムなのです。チェルノブイリや福島第一原発が良い例です。  ところがこれらと全く相反する原発システムが「トリウム溶融塩原子炉」です。このシステムは当然発電できますが、プルトニウムが生成できず原子炉が仮に破壊されても、燃料は自然に固まり放射線を撒き散らすことがなく核兵器も作れない、事故も起きにくい原発システムなのです。いままで一般に知られてはいませんでしたがそのうち話題になるかも?日本にはこれを作る技術はすでにあるんですがね。

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 トリウム原子炉というのはかつて古川和男博士が提唱していた小型原発でプルトニウムが生成されず、一度稼働しはじまると長期間安定したエネルギーを出しシステムもシンプルで大きさもコンパクトにできて安全性が高く(メルトダウンしない)撤去に費用と時間が通常の原子炉よりかからず、核廃棄物も混ぜて消費すると聞きました。(昔なのですこし怪しい)

 でも現在は原子力エネルギーは日本においては縮小傾向にあるのでトリウム溶融塩原子炉は無理でしょうね。もともと原子力エネルギーは核融合エネルギーまでの代替エネルギーであるとの認識もあるようで、研究費と人員を増加してものにしたほうが早いのかもしれません。それにつけても財務省のPB黒字化の呪縛を何とかしないと日本国民が疲弊して財務省だけが残って消費税30%なんて日が来るかもしれませんね。そのためには今いる子供たちの能力を高め世界に先駆けてシンギュラリティを迎える体制を構築したほうがよろしいのではないでしょうかねえ?財務省も遅れてますが面従腹背で児童買春していた文科省はもっと遅れてますからね。改革は政治の力が必要ですもっと政治家の皆さんに頑張ってほしいところですが、財務省をつつくとマスコミにスキャンダルを暴露されてしまうらしいのでつつけないそうだ、もしかして財務省は省の予備費または天下り関連団体で探偵社に依頼して政治家のスキャンダルネタをストックしてるのではないかしらん?偏差値高いだけにずるがしこいところもあるだろうなあ。

 ちなみにじゃマール誌に掲載された私の疑問に応えてきたのは、ナンパ目的の男だけで何を勘違いしたのか女の子と思って回答してきたらしいのですがあまりにもなさけない回答だったので笑って済ましました。今と比べてSNSのない時代はのんびりとしたものでしたね


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