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目指すことは正しいのにうまく乗れないのはなんでなんだぜ

この記事は「書きたかった一人アドベントカレンダー、リキッドルームに」10日目の記事です。

提示していることは正論なのについてくる人が少ない

現場に確かに問題が横たわっていて、それは解決すべきことであるのになんだかんだ言って協力してもらえない。みんな現状維持が好きだから自分の変化していこう!というポジティブな意見など受け入れられず自分の身を守ることで精いっぱいなんだろう。

こんなことを考えたことはありませんか?
私は分かりません。

この記事は「第三者が改善するべき何かを提示している」状態で「協力できない」心理はどのようなものかを妄想して適当に書き散らかします。

どのような人が読む想定か?

自分が言っていることは正論なのに協力を得られない人が、協力を得られない相手が何を思っているのかを考えるきっかけになれば。
ただし妄想です。

協力できないのは現状維持が好きだから?自分の身を守っているから?変化が嫌いだから?

協力を訴える側が、もしこのような想定を相手にすることがあるのならば、協力を得るのは無理です。
人は無意識に関係性の中でその人に協力した時のメリットを計算しながら行動を決めています。
自分と関係性の薄い人、ましてや自分を軽んじている人間が協力を申し出たところで、よほどの合理的理由が無い限りは協力してくれないでしょう。
なぜならば、自分を軽んじている人間に協力することは、自分にとってメリットにならないからです。

以下、協力できない人の心理(妄想)を羅列していきます。

説明不足で必要な理由が伝わっていない

説明があちらこちら(暗黙的な前提条件が)欠けていて、それが必要な理由が伝わっていないです。
忘れるな あなたにとってのあたりまえ みんなにとっては そうでもないかも(57577)

話が一方的すぎて納得感がない

自分の決めた結論ありきで、質問や意見によって何かを変えることがない。
何を聞いてもなにも変わらないなら、人は何かを尋ねるコミュニケーションコストさえ払わなくなります。
説明が丁寧なことと、一方的に話すことは違います。
あなたの案に誰かの話で方向を変更する余地はあったでしょうか?

課題感が共有されていない

そもそも成し遂げようとしている「いいこと」を課題だと思っていない可能性があります。人によって不便、不便ではないは異なります。個人がスコープの場合はともかく、ある集団内ならば課題感の感じ方は全員で等しくはないことを念頭に置いた方がよいです。

必然性が共有できない

課題感が共有されないと同じ

それを実施することに対するメリットが感じられない

課題感が共有されないと同じ

「やる気ないな…」と相手を軽んじているのが伝わっている

「どんな相手でも 見くびればその時点で自分の負けなんだよ」

と、より子が言っていました(曲「それでいいのですか」より引用)
(、、??
勝ち負けはどうでもよいのですが、相手を大切にしない態度って伝わります。例え自分がそういう自覚が無かったとしても、その「大切にしない」の主観を持っているのはあなたではなく相手なのです。
最初に書いた「協力できないのは…」と同じです。

じゃあどうしたらいいの?

大体こんな状態に陥っている場合に関係性修復でなんとかするのは無理です。
もうやっているつもりではあるかもしれませんが、成し遂げようとしている事柄が客観的に見てどの立場でも合理的に必要であることを挙げましょう。
…というのは、このようなこと(自分がしようとしていることは正しいのに何で協力してくれないんだろう?)を思いつく人ならもうやりつくていると思います。
きっと、あなたに見える範囲の合理で納得するのは難しいです。語句と矛盾しますが、客観も合理も人によって等しくはないのです。

分かり合えない前提条件を少しでも埋めるには?
12/23のアドベントカレンダー「理不尽でもいい、思っていることを教えて欲しい」に続きます。