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絶竜詩戦争踏破感想文「完璧じゃない8人で挑んだ現行絶」

はじめに

既にクリア済みの固定の感想文は多々あれど固定内で苦労したみたいな日記はほぼなかったので、そういう部分を書き残して後の自分や固定で苦労している人の励みになればいいなと思います。

2022年6月14日23時35分初踏破!

攻略40日目トータル大体130時間程度(話し合い打合せ邂逅4層でのイメトレ含む)でのクリア!前日に3%初時間切れを見ての翌日、だれもが今日は行ける!と思っていた分のプレッシャーもあってか21時の固定開始からクリアまで一度も最終Pを見れなかった…今日はもう辞めた方がいいんだろうか、悩みながらそれでも押した戦闘開始ボタン。誰もエクサを踏むことなく最終Pへ突入し自分が最初にモーン・アファーを踏んだ瞬間のHPは1%、その後すぐ暗転して勝ちを確信しました。めちゃくちゃ大号泣した、過去レイドクリアで一番感極まって暫く涙が止まらなくてムービーは一切見れませんでした。(その後紀行録で何度もみた)FF14を2013年からやってきて一番嬉しかった。

固定について

まずこの固定は自分がリーダーとなり、2021/05/16から6.0の零式を含めてメンバーを募集していました。実装より相当早い段階での募集に踏み切ったのは当初「蒼天をリアタイで経験した人と一緒に思い出を語り合いながら絶ナイツ(だと思っていた)をクリアしたい」というコンセプトがありました。
そして何より、今のヒーラーの相方である学者ちゃんと一緒に絶をやりたいという気持ちもあり、自分がリーダー・彼女がサブリーダーとなって募集を開始しました。彼女とは新生で「侵攻編零式(当時の零式の零式みたいなポジション)の固定」で初対面、アレキサンダー起動編で私がリーダーとなり三ケ月かけて三層までは踏破したものの、私のメンタルが死んでしまいマウスを持つことすらできなくなり解散、そして自身は一時ゲームを休止する事にしたという経緯があります。それから色々あってのリベンジ固定、自分の本当に納得いくものにしたいという気持ちが強くメンバーの採用に関してはかなり慎重になりました。学者ちゃんとのエピソードはここに書ききれないほどあるので別の日記にしたいと思っています。

メンバー紹介

  • 暗・・・固定を募集する前に別コミュニティで知り合った知人
    配慮ができて空気が読める、細かい軽減の提案が後半の安定に繋がった。
    個人的に凄く辛かった時期に助けになってくれた。

  • ガ・・・零式後にSTが急遽入れ替わりとなり募集にて来てくれた
    新しいコミュニティでもしっかり意見を言える頼もしい新人。
    言わなくてもしてくれてる部分が多く、声出しも沢山してくれた。

  • 白・・・私、つなこーん。一応固定リーダーをしている

  • 学・・・頼もしい私の相方ヒーラー兼サブリーダー、蒼天から7年の付き合い
    何のゲームをさせても上手くゲームセンスがある。誰かがミスした際の「どのようにそれを今後起こさないよう対策すべきか」については彼女の発言に多く救われたし学べる部分が大きかった。

  • 竜・・・一番最初に固定の募集に来てくれた猫を三匹飼っている竜騎士
    うっかりな所も多いが憎めないいかにも竜騎士というポジション。
    今回はなかなかうまくいかない部分も多い中頑張ってくれて、最後まで諦めずに一緒に戦ってくれた。

  • モ・・・絶バハから入れ替えで参戦してくれた上手くてゲーム好きなモンク
    聞きやすいコールを率先して担当してくれ、特にBDの発音がうまかった
    辺獄4で操作せずコンテンツから追い出されるという前科を持ちながらも二度目を再現したが、総合して高火力でチームをキャリーしてくれた。

  • 詩・・・暗と同じくらいに別コミュニティで知り合った知人
    元々固定に入る際、固定によって私との仲が壊れてしまう懸念を持ちつつも一緒に頑張りたいと言ってくれた。零式から苦節あったけど絶を最後まで一緒に頑張れたのは彼女が本当に優しく気配りができ、自身ができない時も一生懸命な姿をメンバーに見せ皆のモチベに繋がったからだと思う。

  • 赤・・・絶テマから入れ替えで参戦してくれたゲームが上手い最年長
    出来るからこその余裕があり、出来ない人への提案もしてくれる。彼にしか気づけていない部分なども多く攻略面では非常に助かった。普段ドライなように見せかけて、ゲームに対しては熱い情熱を持っている。

絶実装直前の固定活動でクリアした幻アルテマ

現行絶と今回の難易度

起動編で休止していた自分は一回分の緩和後の絶アレキ程度しかやったことがなく、またメンバーも数人は現行絶は未プレイ。ただ他のメンバーは多くがほぼ3絶リアタイであったりして心強い部分もあったものの、やはり今回の難易度が攻略にはかなり影響が出た。
初日から突入して翌日2日目、お祭り気分が抜けないメンバーにお叱りを入れながらの練習が始まり、雷槍・聖杖は特にメンバー間で得意不得意がハッキリしていてミスが続くメンバーが偏り、それが続く日々。
弊固定ではメンバーのタイプがほぼ半々に分かれており、「ワイワイ声出しもできる感覚派」と「黙々と必要な所があればしっかり発言する理論派」で比較的バランスが良いと思っていた。しかしそれも零式での話、この難易度の前で回数をこなせないとできるようにならないタイプのメンバーはどんどん声を失っていきました・・・
私自身も慣れない占星を出すべきか?とレース勢を見て焦る気持ちもあり自分の事も余裕がない中、このままではマズイと何度か個人DMや全体での話などで「できないならできないなりにしてほしい事」などの話をします。
しかし日を追うごとにかける言葉も難しくなり、皆も口数が減りあまりいい雰囲気にはなりませんでした。それでもちゃんと毎日小さいながらも進捗があったのが本当に救いだったと思います。
私の中でメンバーがメンバーに対して不満を持たないかという点が本当に不安で、ミスしたメンバーがいればその人の気持ちになって心が痛んでしまうし、ミスが続いて練習したいPに進まない日に自分までミスをしてしまうと「自分さえミスしなければ今日は練習できたのに・・・」と自分を追い込むようになってしまう。効率の為にPHである自分が戦闘開始のスタートを切らなくてはいけなくなったことも、すごくプレッシャーに感じていました。
逆にそう思うとこれをMTに任せなくて良かったなとは思うのですが・・・

今回固定用に作った図解たち

固定の為にメンバーを蹴る選択肢

5月の半ばだっただろうか。メンバーの前では元気で楽しそうで居たい。そう思う自分とそう演じる自分、プレイヤーとしての素の自分が裏腹になってしまい自分の感情がぐちゃぐちゃになってしまい固定の時間を迎えるのがめちゃくちゃ苦痛になってしまった時期があった。17時を超えると大体熱が出てきて固定中は38度になったりする。ご飯もあまり食べられなくて食べたら食べたでめちゃくちゃ腹痛でトイレにこもる、トイレの中でよく泣いた。
こんなにがんばって皆に声かけをしているのに何一つ状況が変わらない、自分の頑張りは無駄なのか間違っているのか。それすらもうよくわからなくなってしまった。ミスが立て続けに起きているメンバーにはきっと自分以上に心の余裕がなかったと思う、言葉を殆ど出せない時期もあったし追い込んでいたのは私もその要素の一人だ。ただ、どこかで何かを変えなければ、メンバーの誰かが不満を持ってしまう、そのレベルまで来ていた。
攻略中にどうしたらいいんだろうな…と物思いにふけることが多くなり、二大天竜まで進んでいるのにちっとも集中できなくなってしまった。
このままではだめだと思い攻略を中断し話し合いをする機会を作った。
結果私も思っていたよりしんどかった胸の内をメンバーに話せてよかったし、ミスが続いていたメンバーも最後まで頑張りたいと言ってくれた。他のメンバーも自分はミスが多かったからと不安そうに語ってくれて声をかけあうことができたし、他の比較的できているメンバーももっと頼ってほしいと言ってくれた。話し合いの末メンバーを入れ替えすることなく最後まで頑張ろうという事になった。

気分転換に焦げララにした自キャラ、結構気に入っている

進捗とのトレードオフ

この時期であれば済の人を入れる事は可能であったと思うし(募集をしたら大半が済みだったというTwitterでの報告を見ていた)、当たり前だけど下手な人を蹴って上手い人を入れたら攻略スピードは各段に上がったと思う。その選択肢をしなかった代わりに、進捗のない日もあった。
まずそもそも自分には蹴るという選択肢はなかった。
ミスが多かった人は頑張りたいと言ってくれたから私は嫌いになることはできなかったし、クリアが全く見えないわけではなかったのも大きかった。
それにもし入れ替えをして唐突に知らない人が1人混じって、蹴った人は今どうしているんだろうと思いながらさくっとクリアをしても自分は満足するのかどうかが自信が持てなかった。そんな気持ちになるなら今のメンバーで欠けることなく最後までやりきりたい。まあそうはわかっていても成果の出ない日は結構落ち込んだ、本当にこの選択肢でよかったのかな?と自分が間違っていたのではないかと怖くなることもあった。

そんな私を海を見ようと連れてってくれた学ちゃん(5/22ゲーム内)

それでも前に進む為に

自分自身の機嫌は自分で取るしかないとわかっていても苦しい日々が続いた、それでもクリアするためには辛くても戦闘開始のボタンを押すしかない。固定の時間になったらVCのミュートを外して今日も元気よく「こんばんは!今日も頑張りましょう!」と言わなくてはいけない。
誰にも自分を理解してもらえないような気持ちになって、誰も自分の味方で居てくれないような気持ちに追い込まれていた。こんなに苦しいのにクリアをしてどうなるのか不安な気持ちにもなった。クリアの日は少しそういう気持ちが残ったまま揺らいでしまって相当迷惑をかけてしまった…そもそもどうしてこんなに鬱っぽくなっていたんだろう、今でもよくわからないけど単純に一月半も走り続けていて疲弊していたのかな~
でもメンバーの事が全員大好きだったし、心の余裕がない自分がメンバーの事を嫌いになってしまいそうなのが一番苦しかった。
きっとクリアしたら何もかも吹っ飛んですべてがいい思い出になって、間違っていたかもって不安な部分も全部正しくなる。このゲームはクリアすることが一番の正義だから、きっと大丈夫だと思って最後まで頑張れました。
本当に余裕がなくて、色々後半はメンバーへの気配りができなくなってしまっていた。いつもやりすぎかなと思う事はあれど、自分の良い所だと思っていた部分ができなくてちょっとションボリしているけど、最後まで一緒に頑張ってくれて本当にありがとう、不出来なリーダーでごめんね。

私達は絶竜詩戦争を平定した

沢山の時間がかかって、沢山の苦労をして、沢山怒ったりした。
怒るのってめちゃくちゃ大変でとっても疲れたりした。
言い方も100点にはならないし、その点もとても難しかった。
他の固定と比べるとすごく早くクリアできたわけでもない、まだまだ安定していない部分もあるから週末はもう少し練習日を設けた。
攻略に時間がかかった分、他人と比較して苦しくなる部分もあったけど、Twitterには進捗を載せることで応援してくれる人が居て本当に励みになりました!自分たちのペースで最後まで頑張れたことが本当に嬉しい。
ただクリアまでは本当に心の余裕がなくて他の人のクリアにおめでとうがなかなか言えなかった、言えなかったのにおめでとうを言ってくれた人本当にありがとう・・・不甲斐ない自分が恥ずかしい、個別にまた落ち着いたらお返事必ずします!

あの日見た夕焼けの色

これから

絶竜詩戦争をメンバーの欠けなくパッチ内に固定として終わらせられたことは相当な自信に繋がると思う。メンバーはまだモチベも高く色々ジョブを変えたり消化も頑張ろうと言ってくれているし、自分も占を出したりして見たい気持ちもある。先の話だけど零式は絶程力を入れずに楽しめるだろうし、その間にもゲーム内でも外でもやりたい事がいっぱい。メンバーの絵も描かなくては!
後は気力が残ってたら攻略中こうしてたとかの備忘録とか学ちゃんとの思い出も書き留めておきたいとおもっていたけど、ここまででも5000文字書いてるしまあいいかなとも思います…
とにかくクリアできて本当に良かった!まだ翌日で若干夢見心地で現実感ないけど・・・週末の練習も消化もがんばるぞ~

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