見出し画像

イベント準備

先日、4月27日28日のイベントに向けて瀬戸家にお邪魔してきました。
和歌山市から車で約一時間(高速道路利用)
瀬戸家の番頭さんの谷口さんや瀬戸家の母屋を最初に大掃除されて
華展をされた岩田先生と蔵に入らせていただいてイベントで使わせていただけそうなお道具を出してきました。

今日はお仕事でいらっしゃらない瀬戸さんにはLINEで使わせて頂いてよいか確認を取りながら。。。

写真は当日販売させていただくお弁当に限りこちらでゆっくり食べていただけるようご用意させていただいているスペースです。

この日はお天気がよかったので雨戸を全て開けて風を通しました。

以前瀬戸さんのお母様から見せていただいた大きな家紋入りの袱紗にも風を通す為、桐の箱からだします。

こちらの袱紗には仕付け糸が付いたままのようでした。

大きさから掛袱紗のようです。

掛袱紗(かけふくさ)は、祝い事で贈り物をする際に、お祝いの品の上に掛ける覆いのことです。年始の挨拶や節供、中元や歳暮、婚礼や長寿のお祝いなど、日本の伝統的な行事や祝い事に合わせてあつらえました。

他の地方は分かりませんが和歌山の60代以上の方がお嫁に行くときに掛袱紗を持っていきました。
私もこんな大きなお品ではありませんが30㎝x30㎝ぐらいの金糸銀糸の綴織(つづれおり)を持たせてもらっております。

一度も使ったことなく着物箪笥の中にまだあります。

瀬戸家の掛袱紗は家紋と見事な刺繍の『琴高仙人図』  

『列仙全伝』によれば、琴高は中国周時代の仙人で、趙(ちょう)の人、琴の名人として知られた。ある日、たく水(たくすい)に入って龍子を捕えると約し、約束の日に鯉に乗って水中より現れたという。

着物に詳しく博士号を取られた友人に写メを送り教えていただきました。

そんなこんなで瀬戸家のお掃除をしていると珍しいお品が続々と出てきますのでなかなか進まないのが現状なのです。

瀬戸家の敷地内にある三つの蔵は既に整理されて大事なお品は別の所に保管されているそうです。

そのお宝、拝見したかった。。。

イベントに向けて準備はまだまだ続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?