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Bi na gaoithe を歌って

こんばんはtomonです
夏がやってきましたね✧*。
皆暑さに気をつけて過ごしていてくれたらなと
思うtomonであります。
本日、3周年記念作品としてボカロPかとりさんの楽曲『Bi na gaoithe』を歌わせていただきました✧*。

特別な思いを込めたお歌です。素晴らしいイラストも描いていただいてるので、どうか聴いて貰えたら嬉しいです。実はtomonお誕生日でもありましてそう言った意味でも記念の作品です。



特別な日

実は今日は誕生日でもあるのですが、父が遠くに旅立った日でもあったりします。そういうとおめでとうって言っていいのかなんて悩む方出てきそうで心配なのですが、おめでとうが嬉しいのです。

沢山のお祝いが頂けるようなそんな人でありたいとも思いつつ、そんな実力もなくお付き合い下手さもあってなかなか理想には届かないtomonですが、今日ここに見に来てくれてる方は本当に心優しい方なんだろうなって思います( *ˊᵕˋ)*。

もう少し生きたかっただろう父へ
最後まで耳は聞こえてた父へ
本当はあの時歌いたかったから

今でもきっと届きます様に…

Bi na gaoithe

この曲が公開された時からこの日に歌おうと心には決めていました。

以前、『Paidir』を配信で生歌風に披露させて頂いた事があるのですが、その時、もっとちゃんとした形式で公開するべきだったのではと言う思いもあり、次にかとりさんの曲を歌う時はちゃんと節目に歌わせて頂きたいと思ったのも大きかったのです。

でも途中この曲をcoverする事にためらいが生まれました。とても難しい曲というのもありますが、本家様の歌声が生歌のように綺麗なので、そのまま綺麗なイメージのまま汚したくない思いもありましたし、自分のポリシーに沿っての事でもありました。

ですが、かとりさんの熱い応援や後押しを何度もお受けして、諦めることなく作品にする事が出来たので、今はとても感謝しています。ポリシーにも少し変化ついたかもです。

少しビンテージ感のある弦の音が冒頭から曲の世界観を醸し出す『Bi na gaoithe』。
民族楽器を巧みにまるで映画のBGMのように仕上げていくその腕前は流石としか言いようがありません。アンティークな美しさはかとりさんの代名詞になりそうな程ギターやストリングス一つとっても滲み出るものを感じました。打楽器がとても表情豊かで力強いのも凄くて。ホイッスルも民族ぽい雰囲気だしてくるのも素敵でした。

他にも沢山素敵なポイントがあるBi na gaoithe

tomonのお気に入りはⅭメロのハープ。とっても神秘的でこの部分は歌でもMIXでも大切に描きました。や、描いたつもりでした。が正しいかもしれません笑。今聞くともっとこう歌えばよかったのかななんて思う部分もあり、でもこれも今の自分なのだと思うようにしています。えんさんのMIXのお陰で神秘的な雰囲気を出せたように思います。

chorusの難しさ

かとりさんと言えば自分の中で独特なchorusのラインなのですが、とても繊細で微妙な波がとても難しいchorusです。でも洋楽でお歌を練習してきた自分としてはとても馴染みある感覚でもあります。

この民族調を押し出した伴奏になんて美しい歌声が綺麗に合うのかかとりさんマジックですよね。

単体ではとてもよく歌えてるはずなのに重ねると活きてこない。それが何度も何度もあって。繰り返し繰り返し歌い直す日々でした

もうこれ無理かな…なんて思った瞬間もありましたが
ふっと光が差した瞬間が来るのです。
本当にそれぞれの波が綺麗に織り上げられてく行くかのような感覚でその瞬間はとても気持ち高揚したを覚えています。


英詞の楽しみ

ボカロやポップスと違って、英詞の曲は英語ならではの楽しみ方があって好きです。伴奏との絡み方や英語ならではの気持ちよさがあるので久しぶりにそういう意味で楽しかったです。

明るい楽しい曲だったらもっと遊びを入れていたかもしれませんが、今回はまっすぐに。

祈りのような柔らく透明な気持ちで歌っていたので、さほど遊びはいれていません。

力強さも今回敢えて控えめにしました。
ついパワーで押したくもなるのですが、この曲は力で押すのではなく静かな力強さで歌いたいと思ったからです。
それが表現できてたらいいけど、ここも甘い꜆꜄꜆

そしてネイティブな方からすると発音も甘いと部分が沢山あるのではないかなと思いつつ…

実はわざとな所もあったりします
本来ならもっと籠った音になるんだろうな的なところも楽曲に合わせて敢えて日本語に近い音にしてる所があったりします。

ボカロ曲特有かもしれませんが、その方が聴き比べても曲の雰囲気にあっていると思ったからです。

なので敢えてそっちを採用してたりするので、不思議な感じを受ける方もいるかも…。

ボカロさんは当然と言えば当然でありますが
本当に細かい部分もしっかり発音してる部分も多くて。

それでも柔らくできるのが凄いと感じる所でもあります。

自分がそのまま歌うととてもカチカチなお歌になるので、そこは自分の中の知識に沿って歌いました。

なので本家様とは少し違いがある部分もあるかもしれません。ボカロさんにはない良さを感じて貰えたらなと思いつつ、本家様とはまた違う雰囲気も感じて貰えたら嬉しいです。

イラストの世界

いつもtomonはオリジナルの動画を自分で創作してCoverを公開するか、本家様の動画を許可を得てお借りするかなのですが、今回は前者の自身でオリジナル動画を創る予定でした。

そこで、せっかく仲良しさんのFFさんの楽曲ならではということで、本家様が投稿されたあの時はお時間なくてシンプルな動画にされていたような記憶もあり(記憶が違ってたら本当すみません…)、どうせなら、かとりさんのイメージをイラストや動画に少し反映でききたら良いなと思ってお声がけしました。

そうしたらなんと…かとりさんのお取り計らいで、イラストをk-yousさんにお願いしてくださり、そこからはかとりさんのイメージをどんどんイラストにしていって頂く流れに。私も自分のイメージよりかとりさんのイメージを尊重して作品を作りたかったので、とても嬉しかったです。

いつもはココナラでお願いするので、事前にお伝えするものはきちんとお伝えしてから制作に入っていただくのですが、今回はそんな流れでいたせいもあり、お伝えしなければいけなかったことが後手に回ってしまうことがあったりしたので、ご迷惑をおかけしたかもしれず、本当に反省しておりました。

イラストもとても丁寧に描いてくださり専門用語が飛んでくる程でかとりさんも頭がぐるぐるされたのではないかと心配しつつ、自分もそれを活かしきれる環境でなかったことが本当に悔やまれる部分もありました。

なんと当初は8Kでの納品を考えて下さっていて、光る加減もとても丁寧に考えて下さったり、沢山のレイヤーを組んで描いてくださいました。

見つめ合って踊る2人に月とLillyがとても似合うイラスト。
k-yousさんの描くBi na gaoitheに感動の嵐でした。


かとりさんのご意向でサムネにもした背中合わせの2人。
背中あわせはtomonがお伝えしたイメージを描いて下さいました。さり気なく重ねた手や幸せな表情が大好きな一枚。

とっても好きなのは2人の表情やポーズや奥行きある素敵な構図もありますが、月夜のバージョンでお空に流れ星がひとつあるんです。とても好きでお気に入りです。今回公開にあたって、さらに加筆された素晴らしいこの作品を改めて公開されますのでぜひご覧いただけたらと思います。

自分の動画でイラストを加工されてしまい、k-yousさんが涙しないか心配で心配で。今回は動画を2パターン作りました。時間がかかったのはそのせいもあります。

▼イラストレーターk-yousさんのイラスト達はコチラから▼
とても細やかで繊細な中にも力強さを感じるタッチが魅力的なイラストレーターさん。かとりさんのMVも以前担当されているのですが、構図がどれも本当にセンスあって、人物の表情もとっても好きなものが多いです。音楽もされているので本当にクリエイティブな素敵な方でおすすめのイラストレーターさん。Skebもされいるようです。https://skeb.jp/@youskkkkk


動画制作


今回動画は複雑なことはあまりしていないので、その苦労はあまり伝わらないかもしれません。
イラストが大切に描かれているのを知っているので
丁寧にできるだけ違和感なくすることに全力を注ぎました。

なので歌詞入れを考慮するとアプリを4つ駆使しています。それぞれ書き出すのも時間かかるし、本当に大変でしたが、自分の精一杯で作りました。

ここまできて、動画2パターン目どこにいったの?って思ってくれた方はちゃんと読んで下さててありがとございますですね:+.゚(*´□︎`*)゚.+:

どこに使うのか…YouTubeとニコニコで違うんでしょってなりがちですが…

1つはかとりさん専用にプレゼントする事にしました。勿論修正無制限制度付きです。

かとりさんがもしYouTubeに『Bi na gaoithe』を公開されることがあれば
ご迷惑でなければ使って頂けたらなと言うちょっと何だか逆輸入的ではありますが、恩返しに繋がればなと思いました。
ですが、やっぱり好みはあると思いますので修正付きという訳です(*´ω`*)ゞ

また後でこっそりお渡ししたいと思います。

MIXについて

今回のMIXを初めて聴いた時とても綺麗で感激でした。本当はかとりさんもMIXをさせて下さいと仰って下さっていたのですが、これまでの経験則で自分の声がMIXする上で扱い辛いことを理解していた事や、英詞なので子音の処理がとても難しいと感じていた事から、今回は慣れているえんさんにお願いする事にさせて頂きました。

折角仰って下さったにも関わらずお断りするのは本当に心苦しいものがあったのですが時間もあまりなかったのでそう言う選択肢となってしまいました。
まだまだかとりさんの計画は続くのでその時はお楽しみして貰えたら思います。

何が悪いのか検証しても分からないままではありますが、本当にMIX師さん泣かせの声のようで、いつもお願いするえんさんやタイセイさんは本当に凄いと思っています。

今回このBi na gaoitheは色々とこれまでにない感覚にえんさんと2人でとても悩みました。chorusとの兼ね合いがとても難しいのです。

今回もお歌はとてもシンプルに聴こえますが、実は何とメインとコーラス合わせて11トラック録音してお渡ししています。

内メインは3本。頑張って録りました。

今思い返してもそりゃ時間かかるよね…

でもそれを感じさせないのはえんさんの腕前だと思っています。まさかの使用されてないかもしれないですが笑!これまでの話の流れででそんな筈はないと思っているので…(もし使ってないなら後でこっそり教えて泣かないから笑…)

今回響き方などが、いつもと違う感じがしてとても気に入ってます。予め”今までと違う事をするから、いつもとは違う感じになると思う”とは言われていて…

どんな風になるのかとってもどきどきしてたのです。
音源がこっちに来るまで経過報告だけだからもう返事しながらその先きになって気になってしかたなかったです。

パンニングもいつもにない振り方で、2人で色々試行錯誤迷走しながらここに着地しました。何が正解かわからないけど、ニコニコ動画にはまた別のパターンのMIXでお届け出来たらなって思います。

本当に耳が沼ってたので、いろいろ2人で模索しつつ途沢山の希望を叶えてくれたえんさん。
お互いの感覚が似ているのもあるので、言わなくてもある程度まで仕上げて貰えるのはえんさんだからこそで頼りにしてしまってばかりです。
沢山の優しさに本当に感謝します。
そして素敵なMIXを本当に本当にありがとうございます。ニコニコバージョンも楽しみにしています。

あとがき

今回も最後までお付き合い下さり本当にありがとうございます。
これを綴っている間にニコニコ動画が8月5日に復活すると分かってとっても嬉しくなったtomonです。

いつもYouTubeもniconicoも同時に公開してきたので、寂しい思いがありました。でも、8月5日、月曜日でありますが、niconicoに早速投稿したいと思います。ニコニコ動画自体にアクセス集中しそうで不安はありますが…
MIXの違うお歌を、また違う感じで楽しんで貰えたらなと思っています。

結びに

今回告知の段階から、かとりさんが連日のご紹介をして下さってて、本当に本当に感謝で胸が熱くなったのです。

それと同時に自分にはなんの自信もないから、本当に期待外れだったらどうしようとそればかり考えていました。

違う方向性のが良かったのではないかとも何度も思いました。

でも、これを皆が読んでる頃はもう公開されてて
きっと自分もある程度落ち着いてるんだろうなとは思います。

もっともっと期待に応えられるように上手くなりたいし、心に寄り添える歌を届けられたらと思います。

今回は3周年という節目にこうして綴れたこと、歌えたこと何より嬉しく思うと共に、日々支えて繋がって下さるみんなの温かさに感謝を忘れないようにしていきたいと強く感じています。3年目もどうかよろしくお願い致します…!

ここからまた新たなご縁に恵まれます様に祈りを込めて…

また次のnoteであいましょう✧*。












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