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FINAL FANTASY X vol.8 キャラクター星座予想〜キマリ編〜自分の弱さと戦い逆転の人生を創った誇り高きガード〜

お待たせいたしました。完全に不定期更新になってしまいましたが、今回はロンゾ一族の青年『キマリ』をお送りします。

キマリはロンゾの青年でアーロンからの『ユウナを頼む』という約束を果たすためにビサイド島まで行き、ユウナが小さい頃からずっとユウナを見守ってきました。キマリという名前の由来はご存知でしょうか?
キマリというのは背負ったカルマの名前です。このカルマが由来なのは、全員そうなので、それはまた追々にします。

『約束=決まり=キマリ』と言った由来です。

キマリは槍を使った攻撃と、相手の必殺技をコピーして使う『竜剣』というスキル持ちです。ロンゾ一族は独特な喋り方をします。キマリは自分の一人称を『キマリ』とも言ってます。

ザ・コンサバなキャラクターです。

キマリはティーダが仲間になった時、ティーダに対して敵対心を抱きます。けど、これも『自分がユウナを守る』という忠誠心と約束から来ている行動です。

ではいつも通り、キマリの性格から行きます。

キマリの性格の特徴

・忠誠心が強い
・大切な時にこそ強い感情を出す
・無口
・何かを与える側
・自分の感情で動かず、約束や決めた道に沿って動く

です。

次にキマリを象徴するものを上げていきます。

・竜剣という魔物の必殺技をコピーするスキルがある
・ツノが折れている
・ライオンのような顔
・歳の割に老成した精神
・コンプレックス持ち

です。

キマリの星座は『乙女座』なのではと考えてます。

乙女座の象徴はこちらです。

  ↓

乙女座の象徴

 ・奉仕
 ・計画
 ・処女
 ・管理
 ・仕える
 ・真面目
 ・清潔
 ・分析
 ・批判
 ・実践
 ・検証

です。

キマリは忠誠心の強さと、アーロンとの約束からユウナの元へ行きます。

しかし長年ユウナと過ごしてきたキマリは『ユウナの為に尽くしたい』と思うようになったように感じます。

先ほども記述しましたが、キマリはユウナが新たにティーダを連れているところでティーダの前に立ちはだかります。
これはユウナの身に何かあったら、という思いからです。

ユウナの為に全身全霊で共に究極召喚の旅をします。ユウナがガードとして一番信頼を置いていたんだなと感じます。それは、キマリだけは別格なガードだということ。これは長年ユウナを見て来たキマリだからこそ得られた『特別な信頼』です。

乙女座は『執事』のような性質です。
私はよく『ナイチンゲール的な人』とも表現します。乙女座は誰かに尽くす慈悲と慈愛があります。それは生真面目さから来る慈悲と慈愛です。

キマリはロンゾ一族の兄2人に『弱いキマリ』といじめられていました。その時にキマリは兄たちにツノを折られてしまうのです。自分自身のアイデンティティでもあるツノを折られたキマリはプライドも一緒に折られてしまいます。

そんな弱い自分を許せない完璧主義者のキマリは、ガガゼトの洞窟登山付近で1人でいるときにアーロンと運命の出会いを果たします。

『ユウナを頼んだ』

この男の約束が、キマリをもう一度立ち上がらせました。

『弱い自分では何もできない。』そんな思いに苛まれていたのでしょうか。
私がもし、キマリの立場ならこの洞窟で考えることと言ったら自分の弱さを許せない自分に対しての怒りなのだろうなと想像します。

キマリは誰かのために自分が責任や自己犠牲を負うことに躊躇などありません。
生真面目なので、絶対に決まった約束は『有言実行』なのです。

乙女座の性質として『なんかダメな人に対して自分がお世話をしてあげたい』と言う『尽くしたい』性質があるからです。

この『尽くしたい』と言う思いが成立するのは『完全に強い自分になった』時からです。これはキマリの中で成立する自問自答から出る一つの初期衝動から来る答えです。

乙女座の自分に厳しいのに人に甘くなってしまう性質は『尽くせる時間がたくさん欲しいから』とも言えます。

キマリが『自分は弱い』と自責の念を駆られた時にアーロンに頼まれた約束がまた、誰かに尽くせる自信を取り戻したきっかけになったのでしょう。

乙女座は繊細でもあります。そしてすごーーーーーーーーーーく細かいです。

完璧で無い自分を許さないのは、潔癖で真面目な乙女座的な性質と言えます。

乙女座的な完璧主義だからこそ出るキマリのセリフがあります。

『キマリが死んだら 誰がユウナを守るのだ』

このセリフを見て私は『キマリは乙女座だ!』と確信しました。

あくまでユウナに尽くす仕える、そしてアーロンとの約束を守る生真面目さから来る、力強いセリフです。

ここまで貫き通す『奉仕』から来る強さは乙女座ならではなので、とても尊敬に値します。

こんなに強く、頼れる真面目なガードがいればユウナも安心して過ごせます。アーロンの目に狂いはありませんでしたね。

いつもユウナの後ろには、キマリがいます。


キマリは時に鋭い意見を言い出します。

それはキマリの乙女座的な性質から来る『分析力』が力を発揮するからです。

あちこち飛び回る旅の中でキマリはよく、誰が何を言ったかをよく覚えています。そんなキマリは旅では欠かせない人物になっていきます。
(人じゃないって言うツッコミは無しでお願いします!)

キマリは旅の中で自分が弱いと虐げられてきたコンプレックスを解消していきます。そしてFF10のクライマックスで完全な解消をします。

エボン・ジュをユウナの犠牲無しで倒し、ユウナを守るという使命を完遂し、アーロンとの約束を当初を上回ってまで果たしました。これが決定的にキマリのコンプレックスの解消になり、自信をもたらしました。

誰かに尽くす、守る、仕えることで任務を果たしたキマリの経過も非常に乙女座的だと思いました。

最終的には強さが認められ、ガガゼト一族の族長にまでなります。キマリの任務遂行力と生真面目さと尽くす精神がもたらした結果とも言えます。

すごく強く成長した『乙女座』だなと感じました。

『誰かを守ることに全力闘志する』姿が素晴らしくかっこいい魅力あふれるキャラクターです。

次回はアーロンです。FF10考察シリーズももうすぐ終わりを迎えそうです。あと2〜3記事でFF10記事は終了します。

なので、FF10シリーズが終わり次第、マガジンで分けておくので良かったら何度でも読みに来ていただければ幸いです。



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