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唯一たまに見るテレビ番組 #どうする家康 最終回を終えて。

こんにちは。

昨日無事、ITの試験に合格してホッとしている菜紡です。(わ〜い)

そのツケの山積みの want to do をひとつずつ片付けていこうと心に誓ったのがついさっき。


前置きはこのくらいにして。



3歳になるまでテレビの電源が入っていない環境で育った私は、最初に電源が入った時、とてもびっくり。固まってテレビの前に立っていたそう。(いやそうなるよね笑)



だからかテレビを見ることが少なかった子供時代なのですが、小学生の頃にハマった「江〜姫たちの戦国〜」のがきっかけでいくつか大河ドラマを見てきました。(今思うと飽き性な私が1年も見ていたのはすごい)

向井理さん演じる徳川秀忠が大好きでした。笑



今回のどうする家康は、母の熱烈な勧めがあって見ていました。

全体的に、メッセージ性があって、掘り下げ方が今までと違って。
いい意味でこれまでの大河とは違うなぁと思っていました。(個人的には好き)



そして最終回。
一度リアルタイムで観て、はぁ〜よかった!となったので、もう一度見てこの気持ちを残しておこうと書いています。



2回見た感想。以下続く。


題の通り、どうする家康。

うさぎのような性格で、強くあれなかった。
だから、あったかくて心強い家臣たちがいつもいた。


自分にできないことは頼る。
自分にしかできないことをよくわかっていた、

のかもしれない。



それが、1年間を通してのメッセージ性に繋がったように思う。

映画や小説のようなメッセージ性。ストーリー性。




社会が、世界が大きく動くときはいつだって、時代に取り残される人がいる。



自分の価値観や生き方はそう簡単に変えられないから、一度いなくなる、ことになるのかな。


茶々の言葉は、今に繋がっていることを疑いようもなく教えてくれる。

「つまらぬ国になるであろう」

「正々堂々と戦うこともせず万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ嫉み、あざける」

「やさしくて、卑屈な、かよわき者の国に」



史実は伝えられてきた。
でもそれが正しいわけではない。

ということも大切なメッセージ。


歴史の危うさがはっきりと描かれていました。


真実は真実でない





いつの時代も、やってることの行動と心理は周りから見たら一致していないことが多い。

誰だって、矛盾した考えと感情を持ち合わせていて、その時の選択も刹那的である。

天下人だから、農民だから、女だから、子どもだから、そんな固定概念を超えていきたい。



自分の見ている世界が狭いこと、
正しいことなんてないことも。




天下人も人間で自分の幸せを考える。

凄いと褒め称えられても、その人の中核には近付いていない、ということかもしれない。



信じたからできた

信康と五徳の式の日のような日が続いてほしい。
それを願ったし、信じていた。

家康にとっては、その環境、家族や家臣、経験から、目指す世界が明確にあった。

信じていたからできた。


歴史というものは、今私たちが生きている世界と遠いことのように感じるかもしれない。

それが歴史ドラマで、だからこそ感動もするのかもしれない。



でも、その歴史が積み重なって今になっている。



そしてもちろん、私たちひとりひとりの行動が、未来を作っている。

歴史も過去も作っている。




最後の最後、空の向こうに東京タワー?(京都タワー?え…?)のようなものが映し出されていて、きっと、「今に繋がっている」「全ては繋がっている」そんなことを伝えたかったのかな、なんて思いました。




歴史は教えてくれる。

いま、この社会のことを。
いま、生きている人のことを。

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