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心が鷲掴みにされる。

こんにちは。
菜紡です。


元々、テレビドラマというものを一切見ない私が、なんとなく気になって(神尾楓珠くんのお顔が好き&silentの方々が関わってるからという理由)「いちばんすきな花」を観ています。


各話それぞれ思うことがあったのですが、書き留めていなかったなぁ〜と。
なので今回、心の内をここに置いておきます。



総論は、主人公の皆さんと世代が近いのもあって、全体的な感情どれも理解できるって感じですね。

そして、その繊細さが私に刺さります。


5話。


紅葉くんの気持ちも分かる。


なんか自分がいいものになった気分で、どっちつかずで、でもそれは1番自分を見ていない、という結果になる。


もともと友達ってものの概念が紅葉くんの中にはあって、でもそれは多くの友達と共有できるものではなかったのかもしれない。

その優しさを認めて受け入れてはじめて、進んでいける。



言われた側の男の子、シノミヤくんの気持ちも分かる。

自分が見ていた世界をいきなり否定された悲しさと裏切り。

言わなくてもいいこと。
事実がどうであれ言わないでほしかったこと。(そんなことはたくさんあるから分かる)


最後にゆくえさんも言っていましたが、
どう見えてるかは受け取り手次第だから。


受け取り手の数の分だけ、自分の見え方がある。

正確には、出会った人の数だけ自分の数があるんだと思います。


だから、自分を卑下することも自分を飾ることも何もしなくてもいいのかもしれない。

でも、相手がどう見てるかで、自分をさらに作ってしまうのが、私なのかもしれない。




言葉で世界はできている。





気になったのが、紅葉くんの自己肯定感の低さ。

きっとそれは、学生時代の経験と、今なお何も出来ていない、夢も中途半端な自分という認識が生み出すものでもある。





過去を振り返って、見つめて、消化して、少しずつこれらを重ねながら進んでいく。

そして、相手の感情にも心を傾けられるような、そんな人が増えてほしい。




そう思うドラマです。

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