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1年半ぶりに「流浪の月」を観た。

こんにちは。菜紡です。

2回目を意識して「くちびるに歌を」で泣いてから数日。
「流浪の月」を観ました。


当時、なぜ1人で映画館で観ようと思ったのか思い出せないが、noteに記録があった。(https://note.com/tumugu_/n/ne20010e3317a


U-NEXTの特典映像の感想も加えて、1年半前との感じ方の違いを言葉に残していきたい。


公開当初は、自分の「真実」と他人の「真実」の乖離。
双方の矛盾について色々と思い、言葉に残していた。


もちろん、今回も私たちが見ている世界は限定的で表面的なのだと思った。

だがそれよりも、パートナーシップとしての関係性の一方通行性に心が向いた。



一緒に生きていくということは、相手とのコミュニケーションを日々大切にすることである。

決めつけないこと。

それができていない人、状況が多いことは容易に察しがつく。
(私自身も話ができず、話をすること自体を放棄してきたこともある)


パートナーシップは親子関係の影響を大きく受けるという。

文の親。
親も人間。間違えながら生きている。
でも子は親から学ぶ。それが全ての正解かのように。

何を考えているのか、親の行動が子の常識の範囲を作る。



私は、アインシュタインの

「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」

と言う言葉が好きだ。

私もあなたも、自分の偏見の中で生きていることを肝に銘じたい。




そして、店長の言葉。

好き勝手に言う人はたくさんいる。
そんな人の言葉じゃなくて、本当に心配している人もいるってことを知ってほしい。

この時は更紗の心に響かなかったかもしれない。

それでも、後で振り返った時、力になる。



きっと心が弱って、もう立ち上がれないと思った時、
絶望して全てを投げ出したくなった時、

必ず思ってくれる人はいる、と教えてくれている。




以下、U-NEXT限定内容です。

未公開シーンと対談形式のものを初めて見たのですが、本編を見たからこそ理解が深まりました。


どうやってシーンができてくるのか、全体のトーンとストーリー性、エンタメ性。

観客の想像の余地。



文にも思ってくれている人がいる。
シーンとして撮影されていて嬉しかった。

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