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話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選

 今年もやります。
 見出し画像はアニポケOP1「ドキメキダイアリー」のミュージックビデオ版から拝借。ほんと良いOPだ……。こーゆー気持ちでアニメを見ていきたいね。ところでTVレコーダー派なので本編キャプ自前で用意できないの割と困る(年に一度の悩み)。

■「話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選」ルール

・2023年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

【お知らせ】「話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選」の集計を今年も「aninado」で行います!

 今年も集計してくれるようなのでぺたり。ありがとうございます。

  そんなわけで以下、例年通り放送順に当時のツイート(あれば)+簡易コメントでだらだら書きます。ツイートとポストってニュアンス違うよね。


デリシャスパーティ♡プリキュア
 第44話「シェアリンエナジー! ありがとうを重ねて」

 最終決戦作画バリバリの最中におにぎりパクーしてる絵面ほんと良い。
 ここに来てプリキュア側の逆転の一手が「蓄積装置」なのすごいよね。この字面よ。当然ファンタジーな力ではあるけど、それ以上に人間的な技術/システムの話として方向付けてる。そしてその人の力の延長線上に「おなかいっぱいパンチ」を置く。めちゃくちゃ良い。
 あとやっぱナレーション! 聞こえないはずのものが聞こえた、みたいな言い訳が一切ない。なぜなら当然だからです。そうでなければ意味がない。今話どころかこの一年の全てがこの一瞬のためにあったとさえ言っていい。その時の画面も完璧(真正面)。来ると知ってても余裕で泣いちゃうんだよな~。良すぎ……。

The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War
 第10話「穗の香が導く再起の銀」

 というわけで日本ファルコムのゲームが原作のこちら。ゲームでは「こういう感じのこともあったよ」とあまり詳しく語られなかった部分のアニメ化です(主人公も違う)。
 サブタイからして軌跡シリーズの一作目を意識(「銀の意志 金の翼」って曲がある。懐かしいね)した話になってるのも良い。
 そのセルフオマージュを以って、このアニメは閃だけでなく軌跡シリーズ全体へと拡張される。様々な立場と英雄、異なる金と銀とがある。それが今話で改めて語られた「英雄」。
 それと今見直してもラストのあの劇伴と母との遠さが良いな~って思う。置いて行くのでも置いて行かれるのでもない、ただ各々が選んだ守るべきものの差としての距離と、その間にこそある/生じるもの。
 もちろんシリーズとしての話以前にラヴィの再起の話としてきちんと描かれてるのも大切。

 閃3はクリアしたのでぼちぼち閃4をやっていきたいなーと思ってます。思ってはいる……アニメが減ればなんとか……(絶対減らん)。

ヴィンランド・サガ SEASON 2
 第23話「ふたつの道」

 文字演出、今見返すと(そ、そこまで駄目じゃなくない……?)って感じではあった。なんかそういう時期だったのでしょう。でも私がそもそも文字演出全般そんな好きじゃないってのはそう。何故かは不明。

 ここぞでトルフィンが可愛いの、そりゃそうするべきなんだけど、実際出来てるのめちゃくちゃ凄いと思う。あのキャラの質感でクヌートの吹き出しやるのも中々。
 そして空。今年ナンバーワンのお空です。止めとしての良さだけでなく移ろいもあって贅沢すぎる。それが何回もある。日々だ。
 背景美術と光陰演出、それから劇伴がかなり良かった。全話通してこの調子なのですごいアニメだよ……3期ください……。

ひろがるスカイ!プリキュア
 第23話「砕けた夢と、 よみがえる力」

 やっぱ反射なんだよな~~~~~! となる一篇。プリキュアから二本目です。
 願いを反射する水面/手紙、トーンとハイライト回転、瞳に宿る英雄。そこにある自身ではない何かから、自身へと返ってくる/返してくれる。ヒーローの登場によって空が晴れる画=周囲の期待/心情を映していた技バンクに、ヒーロー自身の心情も乗る。これも反射だよ。技バンクが何処にバンクされていたのかってことですからね。変身バンクがアイドルなのもそーゆーこと。
 そしてなにより紙に水滴がつくと滲んで色が濃くなるってのをこうして演出に使うの最高。この作用にこうまで意味を持たせてるのたぶん初めて見た。色と音が相互に作用する、これもまた英雄の在り方だよ。
 ところでこの色味について、私にはこれ鮮烈な変化に思えたけど、モニターによっては全然違う見え方なのかなーと思うと中々難しい。音だって私は常にヘッドフォンだけどスピーカーとは聞こえ方違うだろうし(直近だとオーバーテイクの音はかなり良かった)。
 演出は、アニメは、常に私の側にあり、私だけのものなのだ……。

ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
 第3話「思い出の香り」

 はい。
 私はアトリエシリーズが好きなので一通りやってるんだけど、原作の「ライザのアトリエ」は正直イマイチって感想だった。大傑作だった前作「リディー&スールのアトリエ」との落差もあるけどね。だからちょっと厳しめに見てる気がしてたんだけど。

 でもまぁね~~~やっぱ良かったな~~~!!
 この第3話は人々の足を止めさせる色々(親の意向、布の不足、足の痛み、時間などなど)があるけれど、そこに錬金術という素材を投入し、従来のイメージに地続きの変化を促す。
 最初に錬金術があるのではなく、人々の生活が先立つ。そこから錬金術により埋もれていた話を見つけ、別の物事へ繋げることで世界が拡がる。そうして多くの秘密を紐解き結び直すものとして錬金術を位置付けてるからライザは秘密シリーズなんですね。

 私の印象だと原作のライザって他のアトリエと違って結構雰囲気が固いというか、人々に余裕がないし、シナリオもかなり圧縮されてたと思うんですよね。ゲームボリュームも明らかに減った。それがアニメでこうも拡張されたの、本当に良い。ライザの両親(第10話や最終話)とか特にね。
 原作で評価の高いシナリオの後半部分をアニメでは一切やらず(おかげでタイトルの女王が意味不明に!)、寧ろこういうサブクエスト的な話に丸々一話分を費やす。実に素晴らしいアニメ化だったと思うし、普通に二期が欲しいと思える。

 なのでライザも出るスマホアプリ「レスレリアーナのアトリエ」をよろしくね(1月にはsteamにも来るよ)。売れたらライザ二期が出ます!(たぶん)

ポケットモンスター
 第18話「そらとぶピカチュウ、どこまでも高く!」

 ホゲータかわいすぎ……。
 今年から新しく始まったリコロイ版のアニポケからはこちら。他の回もめっちゃ良いのばっかなんだけど、それでもこれを選んだのは「サトシのアニポケ」から「リコロイのアニポケ」に完全にバトンタッチされたんだなあって私の中でひと区切りついたからです。「そういうこと」の画面だったもん。めっちゃ良かった。
 まだまだ追いつけるので見ましょう。
 ところでリコロイからもう完全にポケモンのゲット=合意になってる気がする。一切親しまず一方的にゲットした描写ないよねー(そもそもあまりゲットしてないけど)。いいと思う。

好きな子がめがねを忘れた
 第9話「好きな子と校外学習に行った」

 ラブコメ枠からこちら。目つき悪い三重さん可愛すぎる……。
 校外学習という見て学ぶ流れからのラスト、見えるつもりで見えていなかった(伊達眼鏡的)それが、ぼやけていた想いが、涙による崩壊を経て、改めて/新しい輪郭を得る。いやもうね、良いね。ラブコメは恋を自覚した瞬間が一番良いって誰か言ってた。それなーーーーーー!!!!
 伊達眼鏡的演出(?)ってことだと、泣いてる三重さんと後ろめたさを述懐し始めた小村くんを隔ててた樹も良かったね。左右だけでなく上下の葉の茂り/好きの差でもある高木がカメラの回り込みにより後景へ移り、同じ高さの葉/二人を繋ぐ低木が前景となる。実際はさておき演出的にはこれも再構築/再誕。若葉萌ゆ……。
 なんか1話の画面がそこそこ話題になってた気がするけど、私はさして気にならなかったというか、ヘラヘラ笑って見てました(またやっとる的な)。まぁその反応は作品鑑賞においてノイズだろうと言われると何も言えませんが……(アニメをただただ純粋に見れたこと無し)。
 そいえば最初は(そんなに眼鏡忘れるのは高木さん的計算なの……?)とか思ってました。違った。ノイズだった。

AYAKA -あやか-
 第11話「幸人、飛んでみろ!」

 今年も色んなアニメで馴れ親しんだキャラクターが死んでいったわけだけど、その中でも一番いい味してたのがこれだと思うので選出。台詞と演技が良すぎる第10話と迷ったけど、纏まり方としては葬式から飛翔に繋がるこっちかなと思う。

 ファフナーとか呪術とかのキャラクターはやっぱある程度覚悟が決まっていて、時に潔いくらいの死に様を見せる(私もいずれその時が来ると思って見てるしね)。
 一方でAYAKAのキャラクターは10年前にはそうすると決め、きっぱり死ぬために生き方も変えた。にも関わらず、未練はできてしまったし、その時が来てしまえば身体は震えるし、死地へは向かわず師の墓前を訪れその弱さを吐露してしまう。一つ前の10話ではそういう弱さをじっくり描いてくれた。そりゃ「来ちゃった」だよ。良い。
 ゲームだけどFF15に近いのかもしれない。やっぱ私はそーゆーのに弱いんだなぁ。

 んで、それを受けての第11話。葬式。
 失ったものと、失わなかったものと、新たに得たものと、まだ取り戻せるものと。そういった諸々を背負ってのサブタイ、「幸人、飛んでみろ!」が本当に良かったね。
 あそこで波が生じるのもホント素晴らしい。水そのものは自身の力だけど、水が流れる場であり進むべき道も照らされているのは人々の生活、標がそこにあるから。ルーツ/自然/島そのものだけではなく、そこで共に暮らしてきた人々あっての力でもある。
 話の流れ、音楽、演技、演出と、決めるべきとこがちゃんと決まってたと思う。そりゃここの走りとかもっと良い見せ方あるかもだけど、一方で、そのぎこちなさ(を見るもどかしさ)こそ「飛ぶ」ことへの希求を生じさせてるようにも思える。
 そう思いたくなる、という点で私はもう負けてるんだよね(アニメに勝ったことないけど)。あやかいなぁ(言わないといけない気がした)。

カードファイト!! ヴァンガード will+Dress Season3
 第10話「重なり合う音色(ユニゾン)」

 キャラがすごく活き活きしてて大変良い。やーいやーいキノコ頭~!
 10選に選んだ中では一番キャラの表情が好みかも。結んだ口のニュアンスが凄い。口元アップのカット並べて見るだけで楽しいと思う。
 あと音ね。台詞芝居の良さ、SEの良さ、挿入歌タイミングの良さ。イメージのアニメにおいて音ってめちゃくちゃ大事よね。アニメにおいて音が一番視聴者に近いと思うので。OPとEDも好き。
 ちなみにツイで「雑に強い」って書いてるけど、これは私が未だにヴァンガードのルールを(我ちょー意味よくわかんない)って感じで見てるからです。ちゃんと強いはず、たぶん。知らなくても楽しいから仕方ないね。

川越ボーイズ・シング 第8話「Gettaway」

 演出的に尖ってた9話と悩んだけどこちらで。9話の流れ自体は8話が無くてもやれることを考えると、8話が前編でありつつも単話で完成されていて(これほどまでの軽さを繰り出し)、かつ9話をより強く演出したことはやっぱ凄いなぁと思ったのでこっちを選出。
 今年見たアニメの中で一番輝いてたトンチキエピソードだと思う。そもそもの話の流れ、台詞の呼吸に表情の緩さ、やたら上手い歌唱と絵面のマヌケさ、お約束の同情からしょーもない解決と実にバランス良く変。ずっと変だよこの回。そんな中で9話へのフックでもある配信コメント欄の「っぽさ」だけがこの世界のリアルを維持する。外側の者として。
 そしてここで笑った分だけ、お気楽に捉えていた分だけ9話の重さが輝きを増すと(視聴者も外圧なんだよな~ヘラヘラ→メンバーが外圧に潰され消える)。9話アバンの強さよ。この部外者的「いやホントにやるとは思わないじゃん~」感、見事。
 このアニメの奔放さがこれでもかと出てて最高だったね。

 以上10選でした。
 やっぱキャラと音なんだよな~のラインナップかもしれない。アニメはもっとテーマ曲(古の言葉では処刑用BGM)をガンガン使って欲しいね。個人的にはリメイクるろ剣が惜しいのはそこだと思う。逆にキャプ翼は満点です。ゲームもリアルに寄ると音楽も環境音に寄ってくのホントつまんない。寄るな、突き放せ、音こそが先にゆけ。
 プリキュアは見直して即選出コースだったけど他は結構悩んだ。10本選ぶの難しいよねー。他にも良いアニメいっぱいあるしねー。

おまけ:作品単位20選

 ということで今年のおまけは作品単位です。やっぱ年一更新だし最低8000字はないとね~。話数で出した以外の作品で、一言コメント付き。作品10選でもやろかな~……と思ってリストアップしたら多すぎて絞るのめんどかったのでクール毎5本の計20本にしました。個人的おまけでそんなうんうん唸っても仕方ないし……。好きなアニメは多ければ多いほど良いとされています。
 なお最終回を放送したクールでカウントしたはずなのでニンジャラや大吾みたいなアニメは入っておらず、順番はてきとーです。

1月~

お兄ちゃんはおしまい!

 画面のレベル高~。フェチレベル高くて最早怖い。アトリエでお馴染みの阿知波さんが音楽やってたのも個人的に高得点。

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

 居心地の良いアニメで演出も利いてる。特にEDがそれを象徴していて、曲も画もめっちゃ良い。第4話は単話10選迷ったやつで、たぶんこれ入れた方が私らしかったと思う。

アルスの巨獣

 なんか未完最終話だった気がするけど好き。みんな可愛かったし世界設定も良かった。やっぱ草臥れたオジサンって良いよね。2クールくらいぐだぐだ旅してて欲しかった~。

HIGH CARD

 か~わ~い~い~。EDめちゃ良かったね。1月からの2期も楽しみ。本編はもっと緩くても良いよ。こーゆー主人公にめちゃくちゃ弱い気がする。垂れ目良い。もっと口とがらせてぶーたれるんだ、さあ!

吸血鬼すぐ死ぬ 第2期

 ずっと笑ってる。

4月~

スキップとローファー

 台詞のバランス力がすごいし画面も良い。どんな話であってもやわらかさを忘れない。これもキャラがみんな良い。

カワイスギクライシス

 カワイイだけでやり通せるのか……?! と思ったらやり通したすごいアニメ。どっかで足がホイミンになってたの良すぎた。これも毎週笑顔。

魔術士オーフェンはぐれ旅

 しばらくEDめっちゃリピートしてた。言わずもがなの名作だし流石に話がかなり面白かった。おかげで終わってからファンタジーアニメ欠乏症に……。続編もアニメ化しておくれ~。

山田くんとLv999の恋をする

 もうずっとアニメが上手い。特にアイキャッチがかなり好き。10話が単話候補で、ラストの茜の息がめっちゃ良かった。カーテン/マスク/思い出。それにしてもノートであの起動速度のゲームやばいよ。

僕とロボコ

 全話面白いショートアニメ。特に22話は単話迷ったやつ。今見直したら「封印されてるよ」が分かって笑顔になれました。今期アニメの末尾にちらっとあったジャンプイズム? でも一番良かった。

7月~

デキる猫は今日も憂鬱

 好きめがもだったけど、やっぱキャラデザ好きなんですよね。中身も文句なしに面白かった。GoHandsくんバトルよりこういうアニメの方が良い気がしないでもない(でもハンドシェイカー3期はあった方がよい)。

蒼穹のファフナー THE BEYOND

 流石にね。長い旅の一つの終着点。なんかもう全てが「ああ、良かったなぁ」に集約されちゃう。

贄姫と獣の王

 良いアニメだったね。23話のキレ、なんなんだろう。編集? 2クールアニメ特有の助勢ターン良い。同期のMyGOがブルリフRって言われててちょっと寂しかった(こっちも見てたら十中八九MyGOを挙げないので)。

MIX -MEISEI STORY-

 面白いけど!! 面白いけどさぁ!!!!!!

BanG Dream! It's MyGO!!!!!

 これも単話10選候補のやつ。10話良かったね~。能動的一歩/踏み込みとしての「ドンッ(バスドラムの音)」。今年のベストアシスト。なので作品単位では即決。だとしてもブルリフRではない(真顔)。

10月~

絆のアリル

 ハイはくしゅー。今年一番好きなCMです。20話が単話候補。話も結構良かったけど2クール目だからかキャラが終始だらだらゆるゆるした感じ出してるのがホント良かった。多くのアニメは2クール目でも2クール目の顔中々できませんからね。2期はライブシーンも頑張ってたね。

最果てのパラディン -鉄錆の山の王-

 やっぱこういう骨太ファンタジーも毎クール3本は欲しい。ファンタジーの良さがぎっちり詰まってた。語り継いでいけ。ドラゴンさんに言われるまで転生モノだってこと完全に忘れてた。ちゃんと転生してるなぁ。ところで今期ドラゴンさん締め多くない?

魔法使いの嫁 SEASON2

 良かったねフィロメラ……。やっぱ助けて欲しいって顔を上げるキャラが助けてもらえるのは良いことだよ(SHYなんかもそう)。最終話の「わたしは、やりたいことがきっとたくさんある」はとても良かった。希望の確信。ちゃんとこの言葉選びが出来るのが良いところで、同時にこれ以外には無いと思わせちゃうとこがお堅い(「正解」はあるしこれがそうです、みたいな)と感じるのかな。好きだけどね。続きも見ます。

クズ悪役の自己救済システム

 三流WEB小説の悪役に転生。回収されなかった伏線や詰まらん展開なんかを良い感じにすると加点、逆にキャラ崩壊は減点され所持ポイント0で死。そんなシステムの狭間でわたわたする主人公のキャラと浪川さんのボイスが相性抜群。三流だろうと課金して全部読んでからボロクソ批判するの好感度高い。原作は魔道祖師の人らしい。差すごいな。中国式のぶつ切り最終回なのだけが残念。2期くれ~。

ミギとダリ

 1話でギャグか~と思ったら中盤にはがっつりサスペンスに行って最後めちゃくちゃ良い話で終わって凄かった。テレビシリーズとしての強みが活かされた美しい構成だったし、私はそういう振れ幅というか自由さが好きなので。作品単位に相応しいよ。

 以上20本でした。さすがに全部見直すのは無理なので、主に「あの作品良かったなー」という思い出/印象による選出。
 やっぱ作品単位だと毎週楽しみですぐ録画見ちゃうとか、アレ何曜日だっけってリスト見ちゃうとか、そーゆーのが大きい気がする。ちょうど良い軽やかさ、見易さみたいなのあるよねー。

 再放送だと氷菓やとらドラ、ボトムズ、ガラスの仮面とかが良かった。演劇界は性悪が多すぎるよぉ~(語弊)。今年はTVKとBS松竹のおかげで再放送枠がめっちゃ充実したね……多すぎるけどありがとう……。

 他にもいっぱい良いアニメあったし、来年もたくさんアニメ見れたらいいね。おしまい!


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