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妹が「鬱」と診断されました。①

先日、一緒に住んでいる妹が病院で「鬱」と診断されました。

両親や家族の反応、感情は正直のところわかりません。
しかしながら、私としては「そうだろうな。」この一言に尽きます。

妹は数年前、専門学校進学とともに上京してきました。
一足先に上京していた私と一緒に住んでくれると安心だという両親の希望に沿った形で、私たちは今二人暮らしをしています。

専門学校は無事卒業し、目標としていた国家資格も取得。
好きなこと、興味のあることを黙々と「作業」できる学校の授業は
彼女にとって楽しいものだったと思います。

就職先も決まり、いざ社会人。
「仕事」をはじめとした様々な壁にぶつかったようでした。
対人関係。努力しなければ手にできない技術。「仕事」という責任。
就職して半年後には休まずに仕事へ行くことが難しくなっていました。
「職場へ向かう電車に乗るだけで体調が悪くなる」
たった15分乗るだけの電車でそう言っていました。
仕事を休むことで「サボってたんじゃないの?(笑)」
先輩にそう言われたことをとっても気にしていました。
恐らく、相手は明るくいじっていただけに過ぎないのかなと思いますが。
(まあちょっとガサツな言葉ではありますよね)

その頃から病院に行き始め、最初に診断されたのは「自律神経」系の病気。
人によって症状は様々で私自身何回か調べはしましたが、
結局どんな病なのか理解できていません。
薬を服用しながら快方に向かうのを期待しましたが、
妹はしばらくして仕事を辞めました。

つづく


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