Repeat
編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。
そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。
それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。
※2022/11/06タイプが増えたので加筆・修正しました
Repeatとは
カセを半分ずつ2色で染めたものをハーフ染めと呼んでいるのですが、同じタイプの大カセ版です。
単色部分は濃く、薄ベースには色つぶの部分、編み進むとこの2色が交互に出てきます。
偶然の力が大きく働く手染めですので、手作業でのカセの巻き具合などにより、キッチリとしたストライプではなくランダムな縞模様といった編地になります。
タイプは3種類。
繰り返し幅の違いでShort、Middle、Longとしています。
この糸で靴下幅のつつ編みをした場合違いは以下のようになります。
・今までの1-2段のタイプはShort
・少し長い2-3段のタイプがMiddle
・一番長い3段のタイプがLong
編み幅によって柄は変わるので、ショールなど長い幅のものの平編みではまた違った印象になるかと思います。
カセ糸を染めに合うよう巻き直して作るのですが、この工程が手巻きなのでどうしてもズレが起こります。
サンプル上部では順調に続いていた螺旋が、カクッと不規則な編み地になっています。
こういった点が手巻きでのズレであり、私自身でも予測不可能な部分です。
この不規則さが手染めならではですから、楽しみな点だと考えて頂けたら嬉しいです。
季節の色から色のヒントをもらい、1点ずつ染めています。
アイデアある作品に利用して頂けたら嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?