グラデーション×ちびつぶ
編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。
そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。
それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。
グラデーション×ちびつぶとは
グラデーションの編み地にアクセントの小さな色つぶが現れる糸を染めています。
グラデーションは1/3の色と2/3の色の2色で構成しています。
靴下を爪先から編んだ場合、くるぶしまで使う量が1/3程だからです。
バランスよく編める量だと思うので、私の靴下向けのグラデーション染めではこの割合を利用しています。
ちびつぶはこの2/3側のグラデーションに入れています。
ちびつぶと私が呼んでいるのは、海外の手染め糸でSparkleと呼ばれているものです。
マダラ状に染料が付く事で、編み地に面白いアクセントとして現れます。
可愛らしい様々な色の小さな粒が現れるのが、編んでいてとても楽しいのです。
私は、このなんとも可愛い色粒達に愛称を付けたくて、自分の作品では「ちびつぶ」と呼ぶことにしました。
商品のタイプ
このタイプの染めは、主に靴下向けの中央反転染めで染めています。
糸の両端を合わせ引き揃えて染めることで、中央を起点とした同じ柄が編める糸になります。
これを利用すると2つで1組の靴下や手袋などを編む時に、ほぼ同じ柄で編み進める事ができるからです。
このシリーズも50g、100gと染めています。
どちらの重さもグラデーションの割合は同様です。
編む作品のサイズによってお好きな量を選んで戴ければと思います。
おわりに
グラデーションとアクセントのちびつぶ、組み合わせによる色の表現がグッと広がりました。
どの染めも1作品ずつ行っていますので、同じものがありません。
素敵な作品に仕上げて戴けたらと思います。
現在の販売品はストアページまたは下記リンクからご覧いただけます。
良い糸がありましたら宜しくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?