新入生必見!授業の選び方について先輩に聞いてみた!

授業選びの基準(主に教養教育科目)

※本記事は主に新入生向けです。
※教養教育科目は以降「教養教育」と表記

新入生:先輩!履修申告について相談したいことがあるんですけど、いいですか?
先輩 :いいよ~ 何で困ってるの??

新入生:ありがとうございます!履修申告のために一度自力で時間割作ってみたんですけど、教養科目の選び方がわからなくて… 先輩はどういう基準で選んでるのかなって気になって...
先輩 :なるほどね~ 確かに教養科目で何を履修するかは結構迷うよね... 授業選びの基準は様々あるけど、その中でも個人的に1番重視しているのは『授業内容に興味を持てるかどうか』という点でかなぁ。やっぱり授業内容に興味が持てなければどんなに楽な授業だとしても、授業に参加するモチベが下がっちゃうからね...

新入生:モチベが下がっちゃうと何かまずいことでもあるんですか? 正直、高校まではモチベなんて気にしなくても普通にそれなりの評価もらえましたけど...
先輩 :確かに高校まではモチベがめっちゃ低くても何とかなったかもしれないね。だけど、大学は良くも悪くも学生の自主性が重んじられるからね。高校までは授業をサボると後日先生から注意されたかもしれない。だけど大学の場合は、授業をサボっても何も言ってこない教授は結構いるんだよね...

新入生:えっ、サボっても怒られないんですか?
先輩 :どの授業もというわけではないけど、怒られないケースが多いね。だけど、怒られないからこそ逆に怖いんだ。というのも大学の場合、『一定の回数以上出席しないとそもそも単位を与えない』っていう授業がほとんどなんだ。だから、授業に参加するモチベが下がっちゃうと、〈モチベーション低下→欠席が増える→出席回数不足で落単〉という最悪の事態を引き起こしかねないんだよ... まあ、実際ココまで重症になる学生はまれだけどね(笑)

新入生:なるほど... 今のお話を聞いてだいたい理解できたんですけど、もし『興味のある科目が同じ時間帯に複数あって選べない』とか『時間割の固定枠にある科目のどれにも興味を持てない』とかみたいになった場合はどうすれば良いのでしょうか? おすすめの方法みたいなのがあれば教えてもらえないですか?先輩 :なるほどね... 確かにそういうケースもあるよなぁ... でも安心してくれ!そんなお悩みを持つ新入生のために、これらのケースについてそれぞれ参考になる情報をまとめてくれている人がいるから、それを見せてあげるね。

新入生:わかりました!今日は忙しい中ありがとうございました!
先輩 :いえいえ~

ということで、以降は「興味のある科目が同じ時間帯に複数あって選べない」と「時間割の固定枠にある科目のどれにも興味を持てない」の2つの場合について、それぞれおすすめの方法をまとめておきました~ まだまだ続きますので、もしよければこれ以降の内容にもぜひ目を通してください!

Case01 興味のある科目が同じ時間帯に複数あって選べない

この場合は主に以下に記した2つの方法のいずれか、もしくは両方を使うことで科目をさらに絞ることができます。

まず1つ目の方法は、同名科目が後期または2年次の固定枠にも設置されているかに注目することです。というのも、教養科目には1年次に履修しないと次は3年次まで履修できない科目というものが一定数存在します。こうした事実上1年次しか履修できない科目は、チャンスを逃すと次に履修するチャンスが来るまでかなり間が空いてしまい、そのまま履修せずに卒業… なんてことになりかねません。なので、もし興味があるのなら優先的に履修してみましょう。

続いて2つ目の方法は、単位修得にかかる労力はどれくらいかという点に注目することです。というのも3・4年次になると就活などで思っている以上に忙しくなる場合が多いので、このことを考慮すると必然的に1・2年次の学生は履修する科目数が多くなるケースが多いです。これはつまり、他の科目の単位修得にかかる労力を考慮したうえである程度バランスを取る必要があるということですね。これは別に「楽な科目を選べ!」という意図があるわけではありません。楽な科目を選んで余裕を持たせるのもよし、あえてキツめな科目に挑戦してみるのもよし、それは各々の好みにお任せします~

ちなみに、「単位修得にかかる労力」をどうやれば把握できるかということですが、これはCase02の方で説明したいと思います。

Case02 時間割の固定枠にある科目のどれにも興味を持てない

こちらの場合、個人的に履修を推奨するのは単位修得にかかる労力が最も小さい科目、いわゆる「楽単科目」ですね。「こんな選び方ってどうなの??」と思う方もいるかもしれませんが、興味がない科目しかない以上、どれを選んでも授業へのモチベーションは低くなるだけですので、どうせ履修するなら比較的負担の軽い科目を選んでモチベーションの低下を最小限で抑えらるのが得策かと思います。

もしくは、「あえてどちらも履修しない」というのもありでしょう。というのも、教養科目は卒業までに所定の単位数を習得していればよいという科目群なので、場合によっては3年次まで多少単位数が不足していても構わないのです(1・2年次で卒業要件を満たせれば理想ですが...)。今はいったん履修せず、高年次に興味のある科目を履修してみるということを検討してみてもよいでしょう。

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