MAN WITH A MISSION からの、平沢進
私が「ついうっかり退職」をして、
「平常心」が日常となる前から、
じわりじわりと、
マンウィズ一色の私の中に、
平沢氏が、返り咲いてきていた。
先ずは、
「平沢進+会人(EJIN)」として初出演した、
2019年のフジロック。
フジロックがアーティストにとって、
どんなステージであるのか、
なんとなく、感じてはいたので、
この発表を知った時の衝撃や違和感、
そして、心配する気持ち等々、
当日、
YouTube での生配信を観るまで、
気が気でなかった。
が、
そんなこと、全くの杞憂であったことは、
配信時のオーディエンスの、前のめりな熱気で消え失せた。
その時の興奮は、こことかここに。
そんなこんなで、
疫病騒動。
世の中はともかく、
このことによって確立された、ストリーミング配信によって、
「会然TREK 2K20」 「24曼荼羅」 「2021年、フジロック」を堪能し、
ああ、私は、今でも尚、
平沢氏の、
「オールドファン」「古くからのご贔屓筋」に属する、
馬の骨であることを自認した。
「平常心」をキープしつつ、
平沢氏のファンクラブに入会し、
あの魔術のような言葉を浴びるように楽しんでいたら、
複数のタイムラインに惑わされることなく、
分岐点の選択も過つことなく、
私は、
いつの間にか、
懐かしい「音楽の故郷」に帰っていた。
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