妖老闘病記。
9月11日下弦過ぎ。天気が荒れると、体調も荒れる。朝ベランダ生活。
昨日に続き、澱みが雨で清められ、流れが風で運ばれる、
宣言するかの様に、大地が揺れる。
天に身をまかせる 我なれば、いたし方無く。
眠りがたっぷり深くなると、ハラも、汽笛鳴らしながらの特急運航から、
動力停止の突然停車に…その上 背中の痛みが酷く…難儀な身体だ。
これはこれで しんどい。どの状態が正常で、何が健全なのか、
わからなくなる。外に出る気力ないので、今日は映像鑑賞。
「ヤマト2202 愛の戦士」4 5 6巻 心踊らされ、感涙する。
武人の 在り方、背負うしがらみ、悲しみ、切なさ、多分「新選組」をベースに戦いの未来を表現している。旅立つ者を応援する…。
私のツボに、ドンぴしゃな26話のシリーズ。立ち向かう勇気と、
麗しさに感涙を与えてくれる。 終盤の鎮静前にベットで観たい…。
そして、次観たのが、驚いた作品…。
「花と蛇 ZERO]2014年作。見逃していた…くやしい。
表現の設定を超えるための 18禁 作品。
ケレン味のある、構成、演出の面白さ、上手さ。
ストーリーの、緩急の使い方、広げ方。
役の立て方。唸らせられます!。御大層ですが、私が目指した舞台作品とは
「これだった!」のか…。なんとも やられた感に打ちのめされる作品。
素敵な作品と出会うと、感動より、嫉妬、羨望が先に出てしまう。
「世界は深く広く 麗しい…」のに、自分の世界観の狭さに恥じ入る。
もっと!学びたい…と、欲張ってしまう…。
「 病 」に制限を掛けられている分、淋しくもある…。
でもね、出会えた作品を、深く理解でき、感謝を捧げる事のできる、
積み重ねてきた日々を、誇りにも、感じている。でも…もっと光をと……。
過ごしたい日々とは…やりたい事とは…どう生きたいか…
揺れる「覚悟」を 少し寂しく、味わう一日 入眠。
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