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妖老闘病記 実。

11月12日 地始凍 還暦を迎える事が出来た。
闘病記を書き始め、最悪あと半年の命と、覚悟していた頃の目標、
「還暦を、弦冬宮で迎える!」を、実現出来た。
癌で逝った父の享年を 超えた。二重の喜びです。

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闘病記も、新たなステージへ…。「実」へ。
「驚」きを受け入れ、「望」んだ環境を造り出し、「実」践する行動を
書き殴る、ツマラヌことも、クダラナイ事も、恥じらいながらも、赤裸々に
…妖しいオヤジの 爪痕を残せるよう。

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日の出を、楽しんでから、報告に、馴染みの場所に、朝参拝する。
毒気(抗がん剤治療)が、抜けたのだろう、頭がクリヤになった気がする。
闘病の目標は、治療法無し 手術も出来ないのだから、「現状維持」だ。
これが、中々 理解納得出来ない。定期的な投薬で不具合、痛みは無い
多小の背中の痛み位が、具体的症状という状態。
他の臓器に、転移すれば、苦しみバタバタと逝ってしまうらしい。
もっとも、緩和ケアを申告しているのだから、それほど本人的には…
そんな訳で、痛み止め飲んでいれば、ほぼ無症状と、いえる今。
だから、抗がん剤治療が、キツイ!体調が無茶苦茶になり、悪寒発熱、
目まい、倦怠感、無意味な罪悪感、時々飛ぶ意識等、身体が悲鳴を…。
意識がノッペリと浅くなり、被害者意識、稚拙な怒りに振り回される。
その自己嫌悪から、「自死」を求めるようになる。治療で人外に沈み込む…
意味の無い事を、しているのでは?と 後悔に近い無常感が湧きます。

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血液検査では、CA19-9(500以上あり)以外は、好い数値になっている
これが抗がん剤治療の結果なのか?疑問を感じる。余命宣告を受けてる
自分としては、時間が勿体ないと 感じるのはいけない事なのだろうか?
年内は、抗がん剤治療を、控えようと、企んでいる。
もちろん14日間おきの、血液検査は続ける。意識をクリアにしていたいのだ
今日は、蒼天の秋空、DVDも本も楽しめた。美しい夕日も見れた。
善き実日だ、…。                入眠。

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