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妖老闘病記 望。

目覚めて、湧き上がる感情に、戸惑う…。
私は 人格者ではないし、むしろサイコパスに近い…
故に、倫理と道徳にたより、己を律しているつもりだ…。
達観して、現状を受け入れようと してはいるのだか…。
「怒り」や「泣き言」がとめどなく、湧いてくる時がある…
暁前に、川べりに出て、罵り 愚痴る。
自己嫌悪と、寒さを背負い、部屋に戻る。
「美学が、よすがだ…。」 活をいれる。

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隣にいると、負の感情に包まれ、口に出す悪態に、イヤな気分にさせる、
そんな、ジジィババァ が存在する。
自分の辛さを嘆いて いるだけなのだろうが…唾棄すべき…。
しからば、己はと省みれば…自分の口にだす言葉は、選んでいるつもりだが
無自覚な批判否定を、上から目線で、言わないようには、している。
せめて、統治者の憐みのエスプリで、言うように…
それはそれで、如何なものか、とは思うが、罪の意識は持つように…。

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「しょうがない…」には、極力逃げたくはない…
逃れられぬ罪と、向き合う。罰としての、痩せ我慢。偉ぶるか、閉じるか。
などと、自分を飾り立てて、納得させ、強いる。
周りから見れば、「便臭をまき散らす オイボレジジィ。」なのだから、
けれども、せめて 邪魔にならない、少し変わったジジィで居たいと願う。

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なんとか、望む環境には、なった、次のステージに行こう。
還暦…癌で逝った父の享年も、超えそうだ。
想い新たに、進もうと 誓い、…入眠。

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