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妖老闘病記 仕舞。

痛みを 消してもらったら、眠気が強襲…(ФωФ)
それも 後を引く 誘いの…。
スパッと、目覚める事 無く…ユルユルと…
眠気と 闘う 時間が増大、嬉し 懐かし 学生の頃のような、微睡みの刻。なにやら照れくさい…。
憧れていた、深夜の 内観を 楽しめる 立場 頂き、
あれやこれや 一人 自問自答に 勤しんで。
籠り居て侍りし(コモリイテ ハベリシ)

この13年、居心地の悪い 立場に、もがき苦しみ、
「コレでイイはず!」と 足掻き 狂走していた。
お陰で 制度に 甘える事が、出来ているのだが。
天の 采配か?目に付き 手に入れられた 本 作品に、
想いを 深め、正義や 大義の志 に 熟考し、
旅番組の、目に栄える自然 や、「ポツンと一軒屋」
に、心 踊らせて いた…。きっと 何処かに有る筈の、
理想郷を、探して いたのだろう。
震災を 経験して、それを 契機に、理解した事。
満ち足りた 生活を、幸せと 思っていたが、
それは、苦しみ から逃げる為で、
その 苦しみは、似合わぬ事! 群れに 加わり、
納得出来ぬ ルールを 守る事 から 生まれる、
ワガママに近い、心の 叫び なのだと 理解する。

「病」に よって、そして 痛み 辛さ に よって、
真摯に 己と向き合う時間を、手に入れて、
深夜に 暗闇の室内で、映像散歩と 伝統工芸の 奥深さに、気付き直して、「花狂ひ」して 実感する。

旅をして 目に映る 大自然の 美しさは、自分の足元
すぐ隣に!。職人が 造り出す 匠の業も 目の前に!
心を 開けば、麗しさは 何処にでも、細部に 宿って
いました。眼をみひらけば、耳を 素直に 傾ければ
己の 心身が 生じさせる 神秘さも!…。
微睡みながら、流れる 涙に 感動する 1日。

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