映像界隈における編集系商材屋とガチ映像屋の確執を中立の視点から見えた話

はじめまして、つきともえと申します。
現在の僕はフリーで映像の仕事をしていて

過去に遊技機映像や展示映像をメインにMVやVP、WEB広告などの映像制作する会社に居たこともあるいわゆる映像ガチ勢だと自負してます。

ここであるきっかけから映像制作者からすると情弱を食い物にして荒稼ぎしていると思われている商材屋と方とお話できる機会をいただきましたのでその時感じた視点や考え方の違いや実情をあくまでも中立として語らせていただきたいと思います。(もともと僕自身もアンチ商材派で今もそうです)

まず前提として…僕らが思っている以上に情弱初心者は阿呆です

1.あの情報量であの額はおかしい!調べればわかるものを売るな!

商材屋の彼らがあの程度の情報をあの価格で売るのには理由があり決して情弱から搾取したいという意図からではないと考えてください。
最大効果を出すための苦肉の策だと言えます
情弱は簡単に出来ないとすぐに諦めてしまうしそこで顧客満足度を落としてしまうのは売り手として避けたいですし、売るからには効果を実感してもらいたいという純粋な思いがあるのだと思います。値段を高くすることである程度やる気のない雑魚情弱をフィルタリングします。さらに高い金払ったんだから元を取らなきゃ精神を持たせることで高い目標を持たせることができます。つまり、これぐらいのケツたたきがないと動かないんですよ
もう一度言いますが、情弱雑魚は本当にこの程度のことができないのです。
このフィルタリングを抜けて「商材買えば稼げる!」とか言って買うだけ買って何もしない甘えた野郎がガチアンチになりリークを流したりしてるという可能性も捨てきれないです。「書籍買っただけじゃなんの意味ないよ?」と同じです(超特大ブーメラン

2.じゃあ、モチベーション維持にだけにお金を取ってるの?搾取じゃん!

いいえ?そんなことありません。
彼らは手厚いサポートをしているものもありますし、そんなパソコンも触ったことのない連中から調べればいいことを終始メッセージで聞かれまくるという状況を想像してみてください。罵詈雑言を言われないサポートセンターみたいな状況だと思います。
金取ってんだから当たり前だろうと言いたい気持ちもわかります。ですがそれってクレーマーみたいじゃないですか…やめましょうよ

想像しているよりも彼らは働いてると思います。

たぶん…

3.安い案件で釣ってるんでしょ?
たしかにそうかも知れません。案件が集中している市場柄、一単価が安くなってしまいますね。
安すぎる案件を横流しするだけの悪質なディレクターもどきも居るには居るように見えます。
しかし、我々の考える相場と求められる成果物と彼らの考える相場は別物でありお客さんさえ良ければそれでいいのです。 ただ前述した明らかに悪質な中抜き屋は滅ぶべきです。(あと、広告案件をやる場合は最低限の音の調整はしましょう。普通に動画みてて急にクソでか音量でぶっ込まれる広告はたぶんだれが見てもウザいしクライアントさんにも迷惑がかかるとおもいます。

今後市場としてYouTube動画編集に対しての需要は高まります。とくにインスタントな動画の編集は増えます。その需要層を担当するのが彼らの仕事なのかなと思っています。僕らは違う仕事があるのでそちらを頑張りましょう!

結局、彼らがやりたいのは何もできない人にスキル付与して今後の人生を良くして欲しい、誇れる自分になって欲しいという思いがあるのかも知れません…よくわかりませんが

4.でもあいつら口悪いし…
パフォーマンスとしてしょうがない面もあると思います。
強いリーダー、頼れるリーダー、信用できる人、そういう立場を守らないと教育に対してブレが起きてしまいます。この点が僕らから見ると宗教っぽく見えてしまうのだと思うのですが… 彼らは従順な信者を作りたいわけじゃなく教えることにブレを出したくないのだとおもいます。クオリティコントロール…なのかな?…しかしこの点は多少疑問が残るところで僕ら映像勢の知識も多少は使って欲しいところもあって老婆心からアドバイスしたくなってしまいますよね。
あとは単純にタチの悪い信者が悪目立ちすることで界隈全体のイメージダウンにつながっているのだと思います、先ほども述べた通りそんな信者を作っても得は無いので商材屋からしても手を焼くところだと思います。

5.大した技術もないくせに生意気言ってる
これに対しては僕らも痛いほどわかってるじゃないですか NDA(機密保持契約)で見せたくても見せられない案件もやってたりするかも知れませんよ。大きな案件になればなるほど外には出しづらいものです。 しかしながら彼らが担当してると公表している動画を見ると…なんだこれ?ってなるものを見るので…懐疑的になるのもわかります。おバカなことをどや顔しながら言ってるのもいますしそこもわかります。自己啓発みたいなポエム垂れ流してるやつもいますしね…

僕が考えた一つの提案としては…

我々の嫌悪感ってよくわからない学生や新卒のクソガキがイキッてるように見えてしまうところや
初級者に対して高すぎる商材を売っている様にみえてしまうところだと思います。

なので我々ができることは彼らの商材の中身を値段を含め見て是正して評価することだと思います。

だから商材屋さんは我々と協力してほしいのです

映像業界で実績のある方の公認商材!とかお墨付きであればある程度の批判は減るかも知れないです。あとは商材屋さん側で出来ることとして自身でAdobe公認のスキル証明を出来る資格取得や公的に評価される証明などで箔をつけると良いのではないかと思います。映像勢からぐうの音が出ない仕組みを作りましょう(稼いでる自慢以外の…)

映像側からすると「金欲しさに商材屋に寝返った」とか後ろ指刺されそうで少しリスキーではありますが粗悪な商材が蔓延るより全然良いんじゃないかと思いませんか?

最後に
映像勢の皆様へ
僕自身、専門学校には通っていたものの結局はインターネットの諸先輩がたの無料の情報や自身で調べたり…それこそ書籍を買っていろいろ覚えてきました。
それはそれが楽しかったし、好きだったから出来たことかも知れないです。その方法が今はお手軽になったそう考えて今後の後身の育成の手伝いをすると思ってちょっとだけでも手を貸してあげましょう。バカなこと言ってたらツッコんであげましょう。こそこそ陰で言ってたら陰湿老害って言われてもしょうがない気がします。僕も話題になれば聞きに行くようにしますし言いに行きにくければ僕に連絡くだされば代わりにツッコミに行きます。界隈ウォッチャーじゃないので拾いきれませんのでお願いします。
単純に映像を商材にしてほしくないのはわかります。
にわか情報が増えるのも止めたいですよね…映像なんもわからん

駆け出しの編集者の方々へ
雑魚とか情弱とか阿呆とか言ってしまってごめんなさい。 いま副業や今後のために動画編集を勉強しようと思ったこと、スキルを身につけようと動き始めたことは素晴らしいことだと思います。
そこに気づける能力があるならば調べて比較し自分で考えることができると思います。
なので何事も過信せず 正しい道を常に探してください。そして謙虚さを持ち何が良くて悪いのかを知ってください。 偉ぶりたい訳じゃなく知らないは罪です。

商材屋の方々へ
今回このように擁護めに書きましたがすべてを肯定したわけではないことをご理解していただきたいです。初学者にとってわかりやすくとっつきやすい情報発信をしているのは理解できましたがその情報は売り物として成立するのか過去の市場や現在の市場をみて値段をつけるようにしてください。コンサルがもともとはかなり高額なことは知っています。ならばコンサルとして販売しても恥ずかしくないサービスを提供してください。もっと取らなきゃいけないというならその値段にして売ってみてください。

頂いたサポートは息子くんのおやつアップデートに使います。これからも映像商材に公正公平な視線を持ち活動致しますので応援よろしくお願いします