クセの強い4コマを描いてる話

月尾です!
Twitterで星座擬人化4コマ(2コマの時もあり)の更新を続けています。

クセが強いほどクセになる

そこで私がこだわってるのがクセの強さです。絵の上手さは二の次三の次。
クセが強いのが一番である!という信念を持ち、クセの強さを追究する。

クセ強め4コマ描いてみた

この言葉を信条としています。
まずは見てみよう。昨日(1/1)更新した4コマ。

我ながら「なにこれ?」と見返して思いました。
そもそもこれ4コマなの?実質3コマじゃない?一応、画面の上にちっちゃく、平べったい長方形で1コマ目描いてるから…ちゃんとコマは4つあるんですが!構成としては3コマです。もっと言えば、キャラの全身画のアップ入れなければ、2コマで描ける内容です。
1コマ目「なんだそのうさ耳は!」→2コマ目「かわいい。」で、別にいいです。しかもオチてません。ただの感想です。

でもそういうことじゃないんだ…!!!!

クセ強めの追求

大きかったのは、昨年3月から、フリーハンドで枠線や台詞を描くようになった事。

おかげで自由度がかなり広がりました。
文字の形や配置、コマの配置など、感覚的にその時に合わせて描き分けやすい、のもありますが。
手書きにしただけで、元々クセ字なのもあって、クセの強さがものすごく増したように思います。
ただ一応、読みやすい字にしようとはしてます…一応…。
絵も文字もそうですが、クセが強いけど読みやすい、というのが理想なので。

そもそも何を見せたいのか?

根本的な話として、私はこの「ゆる星座女子」(←タイトル)で何を見せたいのか?コンセプトの話をします。
それは簡単には語り尽くせませんが、娯楽作品として考えた場合の話をします!
まずは星座擬人化という作品の性質上、12星座それぞれのキャラを見せたい、のもありますね。それは基本として。
漫画としてのコンセプトは、絵の上手さを見せたい訳でもない、爆笑ギャグを見せたい訳でもない。
となるとやっぱり、クセの強さということになりますね…。

今の時代、上手い絵は世の中に溢れています。
爆笑ギャグの4コマに関しても、実はTwitterではすごく多いんですよね。商業誌ではなかなか見ませんが、ネット上ではたくさん読める。
その中で対抗しようにも、よほどの実力がないと無理だろうなーという気持ちもあります。
どちらかというと、私は人と違う事しないと描いてる意味が見出せないタイプ。人と同じ事をしても、それなら私が描かなくてもいい、と思ってしまいます。
これなら私しか描けない!と自分の中で思えないと、モチベが全然上がらない、というのがあります…。

やっぱり、自分がクセの強い漫画が好きなので、そういう作品を見るのも好きだし、描くのも好き。
自分なりの作品が描けた時に喜びを感じます。

クセは強いけど読みやすく

そして心がけているのはここ。
クセが強いと人を選ぶ。けど読みやすさは大事にしたい。
むしろ、人を選ぶ作りだからこそ、読みやすくしたい。

私の漫画を見て、そのクセの強さに共感し、好きになってくれる事に、大きな喜びを感じます。
ですが、人を選ぶ作風だと、どうしても固定ファンが多くなりがちで、油断すると内輪向けのノリになりがちなんですよね。
そうならないよう、常に初見の方でも読みやすい作りを心がける。
しかし、クセの強さは保ち続ける。といったスタンスで漫画を描いてます。

今年もそれを心がけつつがんばります!

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