おえかき占い・月星座編

こんにちは月尾です。絵描きさん向けの占いを書いております。
今回は月星座についてのお話。

月星座ってなに?

一般的に星占いで使われる星座。「私は〇〇座」と一般的に使われる星座は、太陽星座です。
生まれた時に、太陽が何座にあったか…?を示すのが太陽星座。
たとえば7月8日生まれだと獅子座になりますよね。

さて、では、生まれた時に、太陽以外の天体…月や水星、金星といった星は何座にあるのか?
ざっくり言えば、それを表したのがホロスコープです。

今はホロスコープが出せる無料サイトがたくさんありますので、そちらで月星座を出すこともできます。
ご自身の月星座を調べる上での注意点として、月は動きが早いため、出生時間がわからないと正確な星座が出せないことがあります。
わからない場合、12時生まれと入力して調べてしまっても良いですし、0時の場合と23:59分の場合両方を見て、同じ星座でしたら間違いなくその星座で良いかと。

月星座が示すもの

じゃあ月星座は何を示すのか?というお話。
太陽星座は、最もその人に影響する星座ですが、特に、社会的な自分自身を示しています。
その人が社会的に最も輝くための適正を示している、と言えますが、それはある程度大人になって、社会に出て自分を磨いていくことで伸びていく能力、でもあります。

では月星座は?と言いますと、無意識やプライベートにおける考え方、行動のクセのようなもの。
太陽と違い、意識して能力を伸ばしたり、鍛えたりするのは難しいです。無意識なので。

プライベートで、一人の時に出てくる自分自身。子供のままの自分。そういった意味もあります。

創作における月星座の影響

さて、そんな月星座ですが、創作においてはものすごく強く影響すると言っていいでしょう。
創作する上で、プライベートや一人の時間が多い人ほど強く影響します。
仕事で絵を描く場合ですと、社会で使われる太陽星座の影響も出てきますが、プライベート、趣味で絵を描く場合は月星座の方が強く作品に反映されることも多々あります。

絵描きさんの場合、太陽星座より月星座の性格のほうが自分に合っている…と思うことも少なくないでしょう。
(といっても、月の星座の能力を伸ばすのは非常に難しいので、意識して能力を伸ばすなら太陽星座の方が良いのですけどね)

月星座は具体的には、作品のテーマやメッセージ、全体的な世界観など、根底の部分に影響します。
たとえば私は月が乙女座ですが、緻密さを好む乙女座らしく、細かい伏線を張り巡らせたり、キャラや世界観の設定を詳細に決めたり、といったことを好みます。
が!!ここで問題なのは、「無意識にそういう作風になってしまう」であって、「得意分野」ではないということです。

私の場合、無意識的に細かく緻密な絵を描きたがる、1ミリ単位で細かい部分が気になったりしますが、結果できあがるのは雑な絵だったりしますし。
むしろ細かいところを気にし過ぎないように、もっと俯瞰的に作品を見るように、とは意識しています。

どちらにせよ、自分の無意識のクセ、を知っていると、創作面で役に立つというのはあります。

月星座別、創作の特徴


以下、各星座別に月星座の特徴を描いていきますね。

月が牡羊座

アクティブで行動的、直観力豊か。
細かく考えるよりも、その場のノリや勢いで描くことが多くなります。少年漫画やバトル、アクションなどを好む。
描きたいものをどんどん描いていく勢いがありますが、その反面、一つの作品に長く取り組むのは苦手な傾向。
深く高尚なメッセージを籠めるよりも、単純明快に、「これが描きたいんだ!」「これが伝えたいんだ!」と一点突破していくタイプ。

月が牡牛座

のんびりとした雰囲気があり、特に五感に優れています。
五感を満たすような作品、音楽やグルメ、服やアクセサリーなど、そういった描写を好みます。
一つの事に長く取り組める根気強さもあるので、例えばおいしそうな食べ物や、気に入ったデザインの服などをものすごい時間をかけて細かく描き込んだり、といったことも多いのでは。
ほのぼのとした世界観が多くなりがち。
自分が描いてて楽しい、描いてて気持ちいい、という感覚を重視し、それを表現、伝えていく作品作り。

月が双子座

情報通、流行に敏感。好奇心旺盛で、広く浅く様々な事に興味を持つタイプ。
作風もバリエーション豊富ですが、どちらかというと明るめ。暗い展開でも悲壮感が薄い。ポップな雰囲気の絵柄を好む。
おしゃれ、流行を取り入れたりもして、自分自身が流行や情報を発信していくような立場。

月が蟹座

優しさに溢れた性格。弱いものを守ってあげたい。月が蟹座ですと、とくに母性本能が豊かです。
守ってあげたくなるようなかわいらしい存在を描く。かわいい子供だったり、小さな動物だったりもします。
それもあって、絵柄、作風も優しい、柔らかい雰囲気が出がち。
半面、苦手なものはとことん苦手だったり、好き嫌いが激しい面もあります。それが作品に出ると、作品内での敵味方がはっきり分かれたりもする。
優しさや愛を描いていくことがテーマになりやすい。

月が獅子座

クリエイティブで自己表現を好む。自分らしさをドーンと派手に表現したい!というタイプ。
アイドルやスター的存在を描くのも好きかも。主人公が目立つ!輝く!といった作風が多く、キャラに自分を重ねたり、も多いかもしれません。
表現も派手になりがちな傾向があります。映える絵柄、イラストを追求しがち。
自己表現、自己実現といったテーマが多くなります。その分、まっすぐな魅力やカリスマ性は随一。人を惹き付ける不思議な魅力があります。

月が乙女座

細かい緻密な表現を好む。勢いで描くのを好まず、作品を丁寧に練り上げていくタイプ。
落ち着いた雰囲気が作品にも現れやすいです。
絵柄も緻密で細かいものを好み、たとえばレースやフリルをめっちゃ細かく描き込んだりとか。
優しさや奉仕精神が強いため、作品内でも無償の愛、などがテーマになりやすい。
半面、批判精神が前に出ると、トゲのあるチクっとした皮肉や毒舌なども織り交ぜたくなることも。

月が天秤座

プライベートですらエレガントで上品、といったタイプ。
万人受けする、がキーワードで、クセのない品のある作風になりやすい。
流行にも敏感で、持ち前のセンスや美的感覚を表現できる。特にファッションセンス、デザインセンス。
客観的に物事を見るため、大きく物語が破綻することは少ない。群像劇も得意。テーマやメッセージも、俯瞰的なものになりがち。個人的な感情、に捉われない。
他者の意見や目線をあまりに意識しすぎる、という弱点があります。油断すると、普通、無難になりすぎてしまう…といった面も。

月が蠍座

マニアックなモチーフを掘り下げていくタイプ。深く狭く。ダークな要素、物語も得意な傾向。
絵も物語も、ライトな雰囲気は薄く、ハードだったりヘビーだったり、濃い雰囲気がつきまとう。その分、好きな人はとことん好きという、コアなファンがつくタイプでもあります。
恋愛を描く場合も、一人に対する重い愛情!のようになりがちかも。
大事な人、理解してくれる人に一途に深い愛を伝える、というテーマが多くなるかもです。

月が射手座

好奇心が強く、視野が広い。今まで自分が見たことのないような新しいモチーフを常に探している。
飽きっぽいところはありますが、スケールが大きく、幅広い作風を使いこなせます。
ぶっとんだシュールギャグも得意ではありますが、高尚な哲学的なテーマを織り交ぜるのも得意。どちらかというと少年漫画テイストになりがち。
全体的に暗さは薄く、明るくポジティブな雰囲気、魅力に溢れた作風です。

月が山羊座

根が真面目で目標志向が強い。完璧主義の傾向も。努力型。
創作においては、地に足のついた雰囲気、大人っぽいシックなイメージがあります。
派手過ぎない、落ち着いた絵柄を好む。レトロなモチーフ、古き良きものを取り入れていくのも好きかも。
努力して成功を目指す、という性質があり、それが作品テーマにも反映されやすい。

月が水瓶座

新しいもの、革新的なものを好む、既存の常識に捉われないタイプ。
今までの流行とは一線を画すような、新しい価値観や作風を求めています。個性的な作風ですが、個性的すぎてなかなか理解を得られないパターンも。
未来的な作風、SF要素なども好む傾向。
テーマも新しいものになりがちですが、非常に視野が広く、人類愛、平等精神、といった事柄を描くことにも関心があります。

月が魚座

境界線を持たない、全てを受け入れるような優しさ。
作品も、敵も味方もない、全てを包み込むような慈愛に満ちたものに。
その優しい雰囲気は魅力…とくにかわいさとして出ることが多いです。かわいらしいイラストや少女漫画など。
スピリチュアル的な要素、ファンタジックな要素にも惹かれやすい。
テーマ的にも、やはり愛。すべてを受け入れる愛、といった雰囲気になりそう。

まとめっっ

以上、おえかき占い月星座編でした!
各星座別の特徴は、無意識的にそうなりがち、という事であり、得意分野とは別であることも多いですので、その点はご留意ください。
むしろ、月星座が示す要素は、どちらかというと苦手意識がある…ということの方が多いのかも。(他の星の配置などにもよるのですが)
ただし、自分では苦手と思っていても、見る人にとっては、強烈な魅力に思えることも多々。
月は不思議だー!!
以上!読んでくれてありがとうございます。

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