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「ノルウェイの森」再読

こんばんは。
昨日からの雨も、夕方には雪に変わりました。

先日ふと、
幼少期、青年期、壮年期と順を追って
好きだった遊び、夢中になってたこと、習い事、
読んでいた本、など色々書き出してみました。

そうしたら、忘れていたことを思い出すべく
自分の中の歴史に出会えたのです。

本に関しては、若いときは推理ものや恋愛ものを好んで読んでいました。
山村美紗さん、吉本ばななさん、森瑤子さん、
etc、、、。

そして本日のお題の村上春樹氏の代表作。

「ノルウェイの森」

赤と緑に金色の帯がついた上下2巻。
ビビットな表紙とタイトルに惹かれて
内容もわからずに買ったのですが
途中から読み進めることができなかった。

自分がどこかへズルズルと引き込まれて
いくような感覚。戻って来れるのかな。
棚の中にしまいこんだあと、最後には
手放してしまいました。

..............

1年前でしょうか。
初めて行った小さなカフェにその本がありました。

やり残した宿題のような気がして
貪るように読みました。
再読してやっと春樹ワールドの魅力に触れる
ことができた!!

あの繊細な描写は彼ならではのものでしょう。
引きずり込まれるのです。
本を読むことでこんなに強烈に心をかき乱され
数日ふぬけ?のようになったのは
初めてのことでした。

以前はそうなる怖さを察知したのですね。

深く読んだ本は、脳にインプットされます。
読みやすさで読んだ本とは違う。
好みはあると思うのですが
「文学」とはこういうものだと思うのです。

それからも私は
結構強烈な本に出会い、挑んでいます。

皆様はどんな本を読んでいますか?
これからも影響を受けたいものですね。

では今日はこの辺で。

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